ミュージック

戦国武将のホンネ?!(殿といっしょ/戦国武将のララバイ/関興寺)

 ども、戦国武将の生まれ変わりでないたいちろ~です。
 前回、歴史マンガ”風雲児たち”のブログを書いたんですが、いろいろ調べてみると戦国武将といっても、さまざまなキャラクターがいるんですね。ひょっとしてヒーロー然としたあの人だって、ひょっとしたら・・・みたいなことがあるのかも。
 ということで、そんなネタを2本ご紹介。"殿といっしょ"、"戦国武将のララバイ”です。
 歴史にロマンを求める歴女の皆さんにはお勧めできないネタです。

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写真はたいちろ~さんの撮影
”天地人(*1)”でおなじみになりました関興寺(関興庵)です。



【本】殿といっしょ(大羽快 メディアファクトリー)
 戦国時代を扱った4コママンガ。日経新聞だったか朝日新聞だったかにマンガの広告が載るのが珍しかったので読みました。まあ、歴史マニアから見れば1:9ぐらいに賛否両論に分かれそうな作品です(*2)。
【CD】戦国武将のララバイ(山本正之)
 中日ドラゴンズ応援歌”燃えよドラゴンズ!”の作詞・作曲、”タイムボカンシリーズ”の音楽を担当した脱力系フォークの巨匠”山本正之”の曲。まず聴いてみて下さい
 ”山本正之’88”(ダブリューイーエー・ジャパン)に収録
【旅行】関興寺(かんこうじ)
 新潟県南魚沼市にある臨済宗のお寺。上杉氏から寄進された大般若経を味噌樽の中に入れて守ったとの言い伝えから「関興寺の味噌なめたか(*3)」という言葉が生まれました。
 直江兼続、上杉景勝のゆかりのお寺でもあります。


 "殿といっしょ"は、戦国武将をちゃかしているマンガなんですがまた”いかにもありそうな”(あるのか?)話になっています。
 たとえば”天地人”の登場人物だと
  
  直江兼続:上杉景勝をあやつる(おちょくる)イケメンのに~ちゃん
  上杉景勝:いかつい顔だが、単なる無口、傷つきやすいおっさん
  前田慶次:突っ込みどころ満載のモヒカンのあんちゃん。意外といい人。
  仙桃院 :景勝の母親ながら、おミズファッション。巨乳。

 ほかにも、お笑いに命をかける豊臣秀吉とか、眼帯マニアの伊達政宗とか、正宗の突っ込み役の片倉小十郎(景綱)とか・・・

 で、これが行くとこまで行っちゃったのが、山本正之の”戦国武将のララバイ”。信長、秀吉、家康という戦国武将の3ヒーロが、実は臆病モノで戦争なんかしたくなたっかという曲。強引に言えば、”戦国武将の反戦ソング”。
 "YouTube版”では、某ゲームのかっこいい画面と、山本正之のコミカルな音楽のアンマッチが最高に面白いです。ゲームファンも歴史マニアも”それはないだろ~”と突っ込みありそうな仕上がり。


 でも、考えてみると、歴史モノって史料や遺物から物語を構成をしているわけで、本人にインタビューをしたわけでもなく、実際はどうだったかなんてぶっちゃけわかりません。どの作家の話だったか忘れましたが、”歴史小説とは、残された史料から欠落した部分を想像で埋めていく作業”といった趣旨のことを読んだ記憶があります。
 上記の”殿といっしょ”の作者、大羽快があとがきで”この漫画が存在する上での僕の役割が「話を考えて、作画する」だけに過ぎないことも思い知らされています”といったことを書いていますが、確かに架空SFでもない限り石田三成は関が原で勝っちゃいけないし、徳川家康は少なくとも記録に残される程度には”我慢の人”だと思われるエピソートなんかはあったはず。でも、このようなキャラクター設定の制約条件の中で、いかに物語を組み立てるかが作家の真骨頂だと思います。

 そういった意味では、司馬遼太郎と、大羽快、山本正之のやっていることは大差ないんでしょうね。自由と奔放の違いぐらいで(*4)。

 まあ、現代に生きる人だって強気イッパイのキャラクターと思われていた人でも実はビビリを隠す擬態だったりすることだってままあります。暦女の方々にしても、昔から歴史モノが好きだった女性の方はいっぱいいたはずですが、”おっさんくさい”と言われかねなかったので黙っていただけだったって人もいるんじゃないでしょうか?

 戦国武将の本音だって、意外と”こんなもん”だったのかもしれません。
 そう思ってみても、歴史って面白さに変わりはありませんし。



《脚注》
(*1)天地人
 作家火坂雅志による歴史小説。上杉家当主”上杉景勝”に仕えた家老”直江兼続”を主人公とする小説。2009年度のNHKの大河ドラマで放映していますが見てません。
 ちょうど関興寺を訪れたのは2008年11月でしたので、観光キャンペーンを一所懸命やっていました。
(*2)1:9ぐらいに賛否両論に分かれそうな作品です
 Wikipediaには”巷間にある戦国ギャグと比較しても歴史考証が堅実”とありますが本当??? 比べる対象が違うんじゃないか!
(*3)関興寺の味噌なめたか
 サランラップも無い時代にどうやって味噌の中に隠したんでしょうか? お寺の方に聞きそびれました。
(*4)自由と奔放の違いぐらいで
 辞書で引くと、”自由”とは強制・拘束などを受けない状態のことですが、自らを統御する自律性などの制限が内包している説明になっています。”奔放”は”世間の慣習などに束縛されず自分の思うままに振る舞うさま”(Web版 大辞林)。
 英語で自由奔放は”free and unrestrained”ですが、”unrestrained”は”restrained”=自制した状態の否定(un)”つまり抑制されない, 無制限の, 気ままなという意味です。

おやすみ、マイケル(スリラー/横浜外国人墓地)

 ども、ムーンウォーク(*1)はできないたいちろ~です。
 2009年6月25日、マイケル・ジャクソンさんがお亡くなりになりました。享年50歳(*2)。あまり洋楽は得意ではないし、マイケル・ジャクソンの曲もあまり知りませんが、”スリラー”は見ました
 ということで、故人を偲んで、今回は”スリラー”のお話です

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墓地の写真はありません。
変なもの写っていると困るので。


【DVD】スリラー(マイケル・ジャクソン)
 レコード,CD史上最も売れたマイケル・ジャクソンのアルバム。
 ミュージックビデオでは、マイケル自身が狼男になったり、ゾンビ(*3)となってモンスターや他のゾンビと踊り狂うという内容。
【旅行】横浜外国人墓地(The Yokohama Foreign General Cemetery)
 横浜”港の見える丘公園”にある観光スポット。ペリー提督まで由来の遡る歴史ある美しい墓地です。


 アルバム発売は1982年ですが、やはり衝撃的だったのは、ミュージックビデオの方でしたね。英語の歌詞はほとんどわかりませんでしたが、これだけわかりやすい映像化はなかったです。今でこそミュージシャンがイメージビデオを出すのは珍しくないですが当時はこれだけでテレビが特番をやるぐらいでした。

 狼男に変身するマイケルとか、墓地から復活するゾンビとかホラーテイスト満載でした。でも、映画で出てくる墓地ってどうしてああも不気味に撮るんでしょうか。横浜の外国人墓地に行ったことがありますが、もっと清楚で美しいとこなのに。まあ、外国人の墓地なので、エキゾティックだから観光地になるので、日本の”墓場”だったら歴史上の有名人でもない限りデートスポットにはなりにくいのかも(*4)。

 話を戻します。

 世界のスーパースターが自らあんなに不気味なモンスターを演じるというのも結構驚きでした。それまであまりマイケル・ジャクソンを知りませんでしたが、あれで一発で覚えました。
 ”スリラー”ブームは日本にも飛び火して、フラワーダンシングチームによる”日本版スリラー”も登場しましたし(*5)。21世紀にはいると、まんま、”ゾンビーズ(*6)”なんてのも登場するし・・・

 とにかく、おぢさん世代にとって、マイケル・ジャクソンはディスコの”ジョン・トラボルタ”(*7)、ストリートパフォーマンスの”一世風靡セピア”(*8)と並んでダンスのすごさを実感させてくれたエンタテナーです。
 ま、おぢさんだって昔はけっこうダンスを踊ってたんすよ。私はヘタだったけど。だから、今の若いモンが路上でくるくる踊っていてもあんまり目くじらたてるのもいかがなものかと(*9)。

 昨今はスュキャンダルのニュースが目立っていましたが、改めて調べてみるとすごい人だったんだとわかりました。


 だからマイケル、もうゆっくりおやすみ。
 リアル”スリラー”なんかしなくていいから。



 文末ではありますが、故人の冥福をお祈りいたします


《脚注》
(*1)ムーンウォーク
 前に歩いているように見せかけて実は後ろに動いていると言うダンステクニック。マイケルの得意技。
(*2)享年50歳
 マイケルは1958年8月29日生まれ。えっ、私と年 ひとつしか違わないの?!
(*3)ゾンビ
 死体のまま蘇った人間のこと。有名なのはブードゥー教の秘術によって生み出された「生ける死体」です。同じモンスターでありがなら吸血鬼のようなロマンもなく、狼男のような野性味もなく、ただほっつき歩くだけの不気味な存在。
(*4)日本の”墓場”だったら~
 それでも暦女限定かも。
(*5)フラワーダンシングチームによる”日本版スリラー”~
 フジテレビで1980年代に放映された”オレたちひょうきん族”より。司会の島田紳助、踊るウガンダ、オバQの西川のりおが若いです!
(*6)ゾンビーズ
 ヲタク系(?)ダンシングユニット。このユニットの真価はダンスの上手い下手ではなく、ヲタ芸をエンタテイメントの粋まで昇華させたことにあります。
(*7)ディスコの”ジョン・トラボルタ”
 ジョン・トラボルタは映画”サタデー・ナイト・フィーバー(1978年上映)”で、ディスコブームを巻き起こしました。
(*8)ストリートパフォーマンスの”一世風靡セピア”
 1980年代活躍した硬派なダンスユニット。メンバーには『踊る大捜査線』の柳葉敏郎も。今ではナイスミドルの代表のような人ですが、昔はこんなのもやってました。
(*9)今の若いモンが路上でくるくる踊っていても~
 ”近頃の若いモンは”の典型です。

私は今 生きてる♪(17才/ハイビスカス)

 ども、もうすぐ3回目の17才 たいちろ~です。
 今回のお題は”今までいちばん楽しかったのは何歳?”ですが、やはり17才でしょうかね。クラブで山に登ったり、生徒会の役員やったり。かわうい彼女もいてたしな~。
 今でも、い~いメル友です。
 あら、まだ付き合っているの?!(*1)

 ということで、今回のCDは南沙織の”17才”。

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写真はたいちろ~さんの撮影。
植木市で見つけたハイビスカス





【CD】17才(南 沙織、作詞 有馬 三恵子、作曲 筒美 京平)
 1971年に発売された南沙織のデビュー曲(*2)。南 沙織は沖縄出身、さらさらの長い黒髪と、安室 奈美恵や仲間 由紀恵の大先輩にあたるお方。現在は写真家 篠山紀信の奥様。
【花】ハイビスカス
 熱帯、亜熱帯、温帯地域に自生し、大輪の華を咲かせます。沖縄やハワイを代表する花でもあります。花言葉は”上品な美しさ、信頼、繊細な美、新しい恋”など。


 走る水辺のまぶしさ 息も出来ないくらい
 早く 強く つかまえに来て
 好きなんだもの 私は今 生きている


 南沙織は本当に美しいアイドルでした。”17才”でデビューしたのは私が小学校の頃。”きっと高校になったら素敵なことがあるんだろうな~”と漠然と思っていました。
 実際に自分が17才の高校生になった時、確かに楽しい高校生活でしたね。自由な校風ということもあって、あまり学生のやることにとやかく言わなかったし。生徒会で文化祭の委員をやったりとか、今でも良い思い出です。
 このころの友人達は今でも交流があって、時々メールをくれたり、集まったりしています。このブログによくコメントをくれている”YO~YO~(*3)”もこの時の友達です。
 ご年配の方には”南沙織”よりも、”シンシア”といったほうがおなじみかも。 ”シンシア(Cynthia)(*4)”はご本人のクリスチャン・ネームだそうですが、これは月の女神”アルテミス”の別名です。でも、南沙織って月というより太陽でしたね。沖縄の出身ということもあって、花で言うとハイビスカスのイメージ。南国に咲いた大輪の華です。

 海辺で恋人とのおっかけっこは男の子の永遠のあこがれ。黒いロングヘヤーをなびかせながら走る姿はなお良いです。茶髪は不許可、アフロヘアーは論外です。
 早く 強く つかまえに行きます。
 ま、”海に行きたければ、その腹をなんとかしろ!”と言われてしまう昨今ですが・・・

 南沙織で一番好きな曲は”色づく街(*5)”。中学生の頃で、よくお昼を食べに行ったお店のBGMでこの曲がかかっていました。今でもこの曲を聴くと中学のころを思い出します。

 南沙織の音楽は、現在でもベスト版なので入手可能ですし、YouTubeでも主だった曲を見ることが出来ます。いずれも名曲なので、ぜひお聞きください。


《脚注》
(*1)あら、まだ付き合っているの?!
 ソフトバンクのCMネタです。
(*2)南沙織のデビュー曲
 この年の日本レコード大賞新人賞は南沙織のほかに欧陽菲菲(おーやんふぃーふぃー)の”雨の御堂筋”、シモンズの”恋人もいないのに”、小柳ルミ子の”私の城下町”など、今でもカラオケの定番ソングが目白押しです。
(*3)YO~YO~
 篠山紀信と同じプロの写真家ですが、南沙織のような奥様はいません。
 はよ、結婚せんか!
(*4)シンシア
 ”シンシア”と”花”でぐぐってみたんですが、ジャガイモの品種しか見つかりませんでした。南沙織とイメージが合わないので、今回はパス。
(*5)色づく街(南 沙織、作詞 有馬 三恵子、作曲 筒美 京平)
 1971年に発売。作詞 有馬 三恵子、作曲 筒美 京平。
 失恋ソングの名曲ですが、私なら絶~~~対、南沙織を振ったりなんかしません!

飛鳥五郎という男を殺したのは貴様だな!?(すごい科学で守ります!/ギター)

  ども、日曜日は早起きおとうさん、たいちろ~です。
 今回のコマネタのお題は”好きな『戦隊モノ』、教えて!”
 これは、参加せずにはいられないネタ!
 ということで、ゴレンジャー世代のおぢじさんも一筆書かせて頂きます。

【本】すごい科学で守ります!(長谷川 裕一 、日本放送出版協会(*1))
 スーパー戦隊モノに登場するメカを、SF的?視点で分析した本。ぜんぜん別々な話をとにもかくにも一本の線でまとめた妄想力はりっぱ。続編に”もっとすごい科学で守ります!”、”さらにすごい科学で守ります!”もあります。
【音楽】ギター
 代表的な弦楽器。昔の歌本にはギターのコードが記載されていて、軽音楽部の連中は一所懸命練習してました。時には武器にもなります(*2)。

Guitar
イラストは”イラストわんパク”より




 
 数多いヒーロの中でも、かっこよさといえばやはり”宮内洋”でしょう。70年代の特撮ヒーローシリーズを支えた名優です。”キザ”を演じさせたら、その存在感は平成のイケメンライダーなど足元にも及びません

秘密戦隊ゴレンジャー】サブリーダ:新命明 / アオレンジャー
 スーパー戦隊シリーズの第一作。なんといっても”青=クール、サブリーダー”を印象付けた功績は大です。原作は石ノ森章太郎。この人は、仮面ライダーを含め、現在のスーパーヒーロータイム(*3)の礎を築いたまさに巨匠です。

ジャッカー電撃隊】行動隊長:番場壮吉 / ビッグワン
 スーパー戦隊シリーズ、第二作。白いスリーピースに、テンガロンハット&ステッキ。そのキザっぷりは、言葉で説明するより映像で見れば一目瞭然。YouTubeでお楽しみください。
 戦隊モノでは、本作品までが石ノ森章太郎の原作だそうですが、扱いが小さいのがちょっと残念(*4)。あのキャラクターはなかなかマネのでくるもんじゃございません。

仮面ライダーV3】主人公:風見志郎 / 仮面ライダーV3
  3人目の仮面ライダー、Victory3(*5)。このあたりまでは、まじめに?見てました。平成ライダーはどちらかというと優しいキャラが多いですが、このころのライダーは”戦う意思”というか、目力が違います。

快傑ズバット】主人公:早川健 / 快傑ズバット
 そのキザっぷりを遺憾なく発揮させた作品
 表題の”飛鳥五郎という男を殺したのは貴様だな!?”は主人公、早川健のセリフから。
  変身前の早川健(YouTubeより)
  変身後の快傑ズバット(YouTubeより)

 見比べてもらえば判りますが、圧倒的に早川健のほうがカッコいいです。
 ちなみに、居合い切りの達人”風 流之介”を演じたのは、死神博士こと天本英世さん。
 ギターを弾く特撮ヒーローとしてはジロー(*6)と双璧をなす存在。最近は太鼓の達人のようなライダー(*7)もいますが、当時のメインストリームはやはりギター。ギターをうまく弾けることが若者のステータスでした。今やカラオケでしかミュージックしないおと~さんだって、昔はフォークシンガーしてたんだぜ、坊や。

 ブログを書くにあたって、久しぶりにYouTubeで観ましたが、やはりかっこいいですね~ さすがに古さはありますが、熱さは現在の戦隊モノや、平成ライダーシリーズに勝るとも劣りません。

 戦隊モノの赤に関する考察を”仮面舞踏会=ディケイド”で書きましたので、そちらもどうぞ。

 初期のスーパー戦隊モノについては、”すごい科学で守ります!”の解説がおもしろいです。著者は漫画家の長谷川 裕一。知っていても何の役にも立たない知識の塊ですが、究極のホラはリアリティにつながる好例ではあります。

 で、戦隊モノでの一番のお気に入りはというと、実は”フラビージョ様(*8)”だったりして・・・(^_^;)ゝ


《脚注》
(*1)日本放送出版協会
 通称”NHK出版”。民放の番組をNHKが本にするか!? でも08年の紅白歌合戦のメインは”相棒(テレビ朝日)”だったしな~
(*2)時には武器にもなります
 ウィリアム・ワイラー監督の不朽の名作”ローマの休日”ではオードリー・ヘプバーン演じるアン王女が、追っ手をギターで殴り倒すシーンがあります。
  大暴れするアン女王(1分10秒ごろ)
  写真をプレゼントされるアン女王(6分30秒ごろ)
 ぜひ、観ていただきたい傑作です。
(*3)現在のスーパーヒーロータイムの礎を築いた~
 TV朝日の日曜朝7:30~8:30の戦隊モノ+仮面ライダーの時間帯。
 現在の戦隊モノの原作は八手三郎ですが、仮面ライダーは石ノ森没後10年近くたつにもかかわらず、現在でも”原作 石ノ森章太郎”のクレジットが記載されています。
(*4)扱いが小さいのがちょっと残念
 石ノ森萬画館のホームページでも、ゴレンジャーのコーナーはありますが、ジャッカーのコーナーはありませんでした。
(*5)Victory3
 ”仮面ライダー THE NEXT”に登場するV3は”Version 3”。昭和のV3は仮面ライダー1号、2号の手で外科手術によって改造されましたが(医師免許あるのか?)、平成V3は、ナノロボットによって改造されたという設定です。科学の進歩を感じますね。
(*6)ジロー
 ”人造人間キカイダー”に登場するロボット。良い子の鉄腕アトムと違い、不完全な良心回路を持つと言う設定がシュール。原作はこれも石ノ森章太郎。つくづくこの人は天才です。
(*7)太鼓の達人のようなライダー
 仮面ライダー響鬼のこと。敵を太鼓のばち(音撃棒)でどつきまわすという、あまり他に見られない戦い方をしています。冗談で」言ったつもりでしたが、”太鼓の達人 仮面ライダー響鬼バージョン”てのがありました。
 音楽の質の高さではNo.1.その魅力はこちらでお楽しみください。
(*8)フラビージョ様
 『忍風戦隊ハリケンジャー』に登場する敵キャラ。演じるのは”あず”こと山本 梓。
 戦隊シリーズには最多の4作品に登場だそうです。


忘れたい過去(スカイ・クロラ/まりちゃんズ/梅)

【DVD】スカイ・クロラ(VAP)
  平和を実感するために“ショーとしての戦争”が行われる時代。「大人」にならない“キルドレ”とよばれるパイロットたちの物語。監督は押井 守(*1)、原作は推理小説家の森 博嗣、司令官の声優は女優の菊地凛子と豪華メンバー。
【CD】まりちゃんズ
 1974年に彗星のように登場し、そのままどっかいっちゃったフォークグループ。この時期にピンポイントで深夜放送にハマった人でないと知らないでしょうが、出す曲がかたっぱしから放送禁止歌になるという、異色のバンドです。
【花】
 花言葉は、”高潔”、”潔白”、”忠義”など。花見といえばサクラですが、奈良、平安時代では梅を指すことの方が多かったようです。

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写真は、たいちろ~さん撮影。鎌倉東慶寺にて



 そろそろ、春めいてきました。梅が咲き、桜の開花宣言なども出始めています。

  東風(こち)吹かばにほひおこせよ梅の花 主なしとて春な忘れそ

 無実の罪で大宰府に配流された菅原道真(*2)の有名な和歌です。
 ”主人がいなくても、春を忘れないで”と歌ったこの和歌にちなんで、今回のお題は”忘れる”です。

 先日、”スカイ・クロラ”を見ました。
 パイロットたちは、”キルドレ”と呼ばれる”戦士しない限り死なない人間”。人工的に作られた人間。飛行機の部品に近い語られ方をしています。

 パイロットの一人”三ツ矢 碧(みどり)”のセリフ
  同じことを繰り返す、現在と過去の記憶をどんな風にしてつないでいるのかを
  想像だけど、たぶん、とても忘れっぽくなって、
  夢を見ているような、ぼんやりした感情が精神を守っているはず
    (中略)
  自分が経験したことだっていう確信がない、手ごたえがぜんぜんないの
    (中略)
  思い出せない、思い出せない、考えても、考えても、
  子供のときのことが決まったシーン意外、何も思い出せないの


 自分というアイデンティティは、記憶と不可分なもの。”真夜中の戦士(*4)”での記憶のない戦士、”アルジャーノンに花束を(*5)”での失われていく知性への不安など、このテーマを扱った作品には名作が多いのは、”自分とは何者だ”という自己存在への根源的な問いかけに、記憶が深くかかわっているからでしょうか?

 菅原道真の”人に忘れられる不安”、三ツ矢 碧の”過去を忘れてしまっている不安”のように”忘れる”とは”不安”を掻き立てずにはいられないもののようです。

 ところが、一方、”忘れてしまいたい過去”があるのも事実。自分の過去なら酒を飲むに限りますが(*6)、人の記憶となるとそうもいかないもの。
 
 スカイ・クロラのエンドロールに”藤巻直哉”の名前があったのに気づかれた方はどれだけいらっしゃるでしょうか? 博報堂DYメディアパートナーズ(*7)の社員ですが、もうひとつの顔は”藤岡藤巻”という歌手。大橋のぞみの後ろで『崖の上のポニョ』を歌っているおっさん二人組の片割れです。

 一見、人のよさそうなおっさんですが、この人には伝説のフォークグループ”まりちゃんズ”のメンバという、とんでもない過去が。
 ”ブスにはブスの生き方がある(*8)”、”尾崎家の祖母(ばばあ)”といった、題名を見ただけでヤバそうですが、実際、曲を聴くともっとヤバいです。調子こいて忘年会で歌おうもんなら、一発で会社の人権擁護委員会に訴えられます(*9)。TV出演時にもほとんど話題にされませんが、まあ、言えんわな~。

 ”スカイ・クロラ”は飛行機好きにはお勧め。ただ、押井 守が作ると、青空もなぜか冬の津軽海峡の空に見えるんですよね。
 ”まりちゃんズ”は、まあ、シャレのわからない人は聞かないほうが良いかと。


《脚注》
(*1)押井 守
 名前だけでお客の呼べる数少ない監督。代表作は、”攻殻機動隊”、”機動警察パトレイバー”、”うる星やつら”(アニメ)、”紅い眼鏡”(実写)など。
 認識、自己に対する哲学的なまでの長台詞が特徴。
 1984年に公開された”うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー”は同年の”風の谷のナウシカ(宮崎駿監督)”よりも高い評価を、私はしています。
(*2)菅原道真
 平安時代の学者、政治家。天満宮は菅原道真を祀った”学問の神様”として有名ですが、元々は祟り封じのために作られたもの。まあ、”カーネル・サンダースの呪い(*3)”を解くために、人形を甲子園球場に飾る動きがあるぐらいですから、今も昔もやることは変わりません。
(*3)カーネル・サンダースの呪い
 1985年に阪神タイガースが優勝したおり、興奮したファンが優勝の立役者”ランディ・バース”に似ていたケンタッキー・フライドチキンの”カーネル・サンダース人形”を道頓堀川に投げ込むという事件がありました。
 このあと、タイガースは長期にわたり低迷を続けたことから、”カーネル・サンダースの呪い”という都市伝説が定着。関西ではけっこう有名な話ですが、大阪出身の今年入社の新人は”知りまへん。なんせ、1歳のときの話ですから”とのこと。時の流れを感じます。
 2009年3月10日に25年ぶりに発見され、甲子園球場内の店舗にて公開する構想や2010年完成予定の甲子園歴史館に展示する構想があるそうです。
(*4)真夜中の戦士(Midnighi Soldier)
 永井豪の初期SF短編の名作。記憶のない異形の戦士たちが、いきなり戦いを強いられるという物語。「シリーズ昭和の名作マンガ」として朝日新聞出版より復刻。
(*5)アルジャーノンに花束を(Flowers for Algernom)
 ダニエル・キイスによるSF小説。知的障害の為、幼児並の知能しか持たないが心の優しい青年チャーリーは、手術により天才的な頭脳を持つにいたる。しかし、この手術には致命的な欠陥があり・・・
 SFでは”アルジャーノン・テーマ”と呼ばれ、1作品のみでジャンルを形成するという稀有な作品。名作です。
(*6)自分の過去なら酒を飲むに限りますが
 忘れてしまいたいことや、どうしようもない寂しさに
 包まれた時に男は、酒を飲むのでしょう
  河島英五 ”酒と泪と男と女”より
(*7)博報堂DYメディアパートナーズ
 博報堂DYホールディングスの100%子会社。3つの広告会社(博報堂、大広、読売広告社)と連携してメディア・コンテンツビジネスを担う中核企業です。
(*8)ブスにはブスの生き方がある
 YouTubeで検索すると2本あるんですが、もう一本はムゴすぎるので、当たり障りのない(あくまで画像的にですが)、アイドルマスターのほうにしました。
(*9)一発で会社の人権擁護委員会に訴えられます
 実際に、女性団体にバッシングされ放送禁止になっていますが、当たり前です。一応、前向きなメッセージも入っているんすけどね。


アラふぉ~、アラふぉ~、らりるれロン♪(Around40/結婚物語/四つ葉のクローバー)

アラふぉ~、アラふぉ~、らりるれロン♪(*1)

Kuroba











写真は”フリー写真ブログもってって!”から

【CD】Around40~アラフォー~(ソニーミュージックディストリビューション)
 40歳の女性向けのコンピレーションアルバム。松田聖子、杏里、今井美樹等の曲を収録。”アラフォー”は2008年度の流行語トップテン年間大賞を受賞しました。
【本】結婚物語(新井 素子 角川書店)
 作家の陽子さんと、広告代理店勤務のたーさんの、プロポーズから結婚までを描く、SF作家新井素子さんの実録風体験的小説。あとがきで、”小説です”と言いきっていますが、当時のファンは実話だと思っていました。
【花】四つ葉のクローバー
 幸運のシンボル。花言葉は、「Be Mine」(私のものになって、私を想ってください)。

 先日、奥様から”Around40のCDを借りてきて”とのリクエストがあり、TUTAYAでレンタルしました。ジャケットが”四つ葉のクローバー”ということで、今回はクローバのお話。

 調べてみますと、四つの葉は、「希望」「信仰」「愛情」「幸福」とか、十字架をあらわすとか、いろいろ意味がありますが、、幸運をもたらすところは同じです。(*2)
 でも、ガーデナーから見ると、けっこう生命力の強い雑草なんですよね。夏にちょっと油断すると、小さな隙間にもすぐ生えてくるし、茎のわりに葉っぱが大きいくて結構めだちます。ロマンのない話ですいません。

 で、”Around40”に収録されている小比類巻かほるさんの”Hold On Me”が本のほうのテーマです。実は、この曲、テレビドラマ”結婚物語(日本テレビ 1987年)”のテーマソングです。
 主演の陽子さんを沢口靖子さん、たーさんを陣内孝則 が演じています。陽子さんのお父さん役の小林稔侍さんも、いい味を出していました。沢口さんは第1回「東宝シンデレラ」でグランプリ(*3)ということで、清純派のお嬢さん役が多かったですが、この役は天然系の役どころ。のちの”タンスにゴンゴンのコマーシャル(*4)”の片鱗がかいま見られます。
 原作は角川文庫から3冊でています。図書館にあった文庫の表紙はさべあのまさん(*5)、BookOFFで見つけたのは,沢口さんがあられちゃん眼鏡(*6)をかけているものでした。Amazon.comで見ると絶版になっているようですが、これを機会に復刊しませんかね。ついでにDVDも出ないでしょうか?

 娘がもうすぐ結婚するお父さん、結婚前の苦労が薄れてきた奥様方にお勧めです。
 ただ、ゼクシィ(*7)の代わりにはならんでしょう。

《脚注》
(*1)アラふぉ~、アラふぉ~、らりるれロン♪
 出展は、ロックミュージシャンにしてスーパーヒーロー3人組”スーパースリー(ハンナ=バーベラプロダクション 1967年放映)”の主題歌から。原曲は”らりほ~”。アメリカンカートゥーンと日本語感覚のベストミックス。名曲です。 

スーパスリーの主題歌

(*2)四つの葉のクローバの意味
 HP”四つの葉のクローバ”より
(*3)「東宝シンデレラ」でグランプリ
 沢口さんと同年の準グランプリが斉藤由貴さん、2000年には長澤まさみさんが受賞しています。
(*4)タンスにゴンゴンのコマーシャル
 沢口さんは、大阪府堺市出身。この関西弁のほうが、地かもしれません
(*5)さべあのま
 漫画家。代表作は”モト子せんせいの場合”など。まるっこいキャラクターの表紙がかわいいです。
(*6)アラレちゃん眼鏡
 ”Dr.スランプ”(鳥山明)の主人公、アラレちゃんがかけている、黒縁、大型の眼鏡。今は細眼鏡がはやりですが、80年代前半はこのタイプが大流行しました。ちなみに、お世話になった先輩がこの眼鏡とオーバーオールをご愛用で、みんなから”アラレちゃん”と呼ばれていました。コスプレイヤーじゃありませんけど。
(*7)ゼクシィ
 結婚カタロク誌。厚い、重い、安い(08年12月時点の首都圏版で、本編が1200ページ弱+おまけ2冊付きで500円)。

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