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2016年5月1日 - 2016年5月7日

確かに名曲だけど”母の日”のBGMに”人間の証明のテーマ”はアカンやろ!(人間の証明のテーマ/麦わら帽子)

 ども、母の日と言われてもあんまし母になんもせんかったおぢさん、たいちろ~です。
 最近、バラエティやCMに昔のドラマやアニメの曲が使われてるのをよく聴きます。まあ、雰囲気合ってるのもあれば、考えオチのものもあったりしてけっこう面白いです。先日テレビのバラエティを見てると”母の日”のネタにこの曲が・・・

  Mama,Do you remember
  the old straw hat you gave to me

人間の証明のテーマ”です。確かに”母”は出てくるし、スローバラードな名曲ですが、映画を見た人間からすりゃ、母の日にこの曲はアカンやろ! と思わず突っ込みいれちゃいました
 ということで、今回ご紹介するのは昔懐かしい角川映画(*1)”人間の証明”から”人間の証明のテーマ”であります。

 写真はたいちろ~さんの撮影。公園に忘れられた麦わら帽子。演出なしてこんなふうに忘れられていました。

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【CD】人間の証明のテーマ(BRIDGE-INC)
 映画”人間の証明”で使われた主題歌。作詞・唄は映画で殺された黒人青年”ジョニー・ヘイワード”を演じたジョー・山中。作曲は”大野雄二”。大野は映画版の音楽監督も務めておりますが、”ルパン三世”のテーマ音楽も手掛けた人で映画を見ているとなんとなくルパンっぽいテイストが流れていたりします
【道具】麦わら帽子
 麦わらで作った帽子。英語だと”straw hat(ストローハット 藁+帽子)”。ジョニーの発音だと”ストウハ”。昔は松崎しげるの影響か”夏の美少女”ってイメージだったんですが(*2)、今では海賊王志願の少年なんでしょうかね


 まずは”人間の証明”の予告編から。


”人間の証明”のあらすじ

 ホテルのエレベーター内で胸部を刺されたまま乗り込んできた黒人青年”ジョニー・ヘイワード(ジョー・山中)”が”ストウハ”という謎の言葉を残して死亡した。遺留品は古ぼけた麦わら帽子と”西條八十詩集”。事件を追う”那須警部(鶴田浩二)”、”棟居刑事(松田優作)”、”横渡刑事(ハナ肇)”らはやがて有名ファッションデザイナーの”八杉恭子(岡田茉莉子)”にたどり着く。

 、森村誠一の原作が1975年、映画版は角川映画第二作として1977年に公開。もう40年近く昔になるんですな~~ そりゃ若い人は知らんはずです。

 この映画の主題歌として使われているのが”人間の証明のテーマ”です。歌詞は

  Mama,Do you remember
  the old straw hat you gave to me
  I lost the hat long ago
  flew to the foggy canyon

(直訳)
  お母さん、覚えていますか、あなたがくれた古い麦わら帽子を
  昔、私が霧深い谷に飛ばしてしまって、失くしたあの帽子を

この歌詞の元になっているのが、西條八十の”ぼくの帽子”

  母さん、僕のあの帽子、どうしたんでせうね?
  ええ、夏、碓氷から霧積へゆくみちで、
  谷底へ落としたあの麦わら帽子ですよ。

 映画ではおでん屋の客を演じる大滝秀治がこの詩を朗読する場面がありますが、大滝がいい味出しています

 ここまで読んでると、え~話や!と思われるかもしれませんが、なぜ”母の日”に合わないかと言うと、この映画に出てくる”おかん”がめっちゃ悪い人なんですな。ネタバレになりますが、母を慕っている息子を殺すわ、溺愛する息子は海外逃亡させるわと。
 まあ、原作が1975年とまだ戦後の混乱期を引きずっている時代ではありますが、許される犯罪ではないですなぁ。 映画はそれなりに綺麗にまとめてはいますが、母の日前に金曜ロードショーとかで放送される映画じゃね~な~

 まあ、母の日を離れてみれば、往年の松田優作はかっこいいし、鶴田浩二は渋い演技を見せてるし、ハナ肇も意外な名演技を見せてるし。岩城滉一がへたれなに~ちゃんを演じているのはご愛嬌(*3)。
 今見てもけっこう面白いので、よろしければどうぞ


《脚注》
(*1)角川映画
 当時の角川書店社長”角川春樹”が製作した映画シリーズ。テレビCMを多用して書籍と映画を売り込むというメディアミックスのはしりにして最大の成功事例の一つ。角川書店はニコニコ動画などのコンテンツビジネスを展開した”ドワンゴ”と経営統合して”KADOKAWA”に。 元々、この手のDNAはあったんでしょうね。
(*2)松崎しげるの影響か~
  黄色い麦わら帽子の女の子 今年も逢えるかな 夏の日出遭った女の子
 ”黄色い麦わら帽子(作詞 ちあき哲也、作曲 中村泰士、唄 松崎しげる)”。いや~甘酸っぱいですなぁ 聞かれる方はこちらをどうぞ
(*3)岩城滉一がへたれなに~ちゃんを演じて~
 同じく角川映画の”野性の証明(原作 森村誠一)”では舘ひろしがへたれなに~ちゃんを演じてます。角川春樹ってロック歌手が嫌いなんでしょうか?

※”名作童話 西條八十100選”は読んでません。ネットで調べたら”ぼくの帽子”が載っているようなので、記載しました

近場で安くてなにより”楽”な高尾山。”高尾の天狗と脱・ハイヒール単独登山女子”をガイドブックに行ってきました(高尾の天狗山と食欲と私/陣馬山)

 ども、昔は北アルプスや南アルプスも登っていたおぢさん、たいちろ~です。
 時々、山ネタでブログを書いておりますが実は昔は奥様登ってました。”昔は”といいますのはある山で奥様がヒザをいわしまして長らく登ってなかったたんですが、このゴールデンウィークはあまりに天気が良かったんで、近場で安くてなにより”楽”なとこに行ってみようということになりますした。で、チョイスしたのが世界一の登山者数が多いミシュラン三ツ星の山”高尾山”
 ということで、今回ご紹介する”高尾の天狗と脱・ハイヒール単独登山女子”をガイドブックに高尾山に登ってきました。

 写真はすべてたいちろ~さんの撮影です

【本】高尾の天狗と脱・ハイヒール(氷堂リョージ、竹書房)
 フラれたヤケで高尾山に登ったお気楽・ワガママOL御岳ノリコ。三十路、体力なしの彼女がなぜか天狗の子”聖”に懐かれて毎週高尾山に登るハメに・・・
 ビール作りが趣味の烏天狗(からすてんぐ)”幽山”、ツンデレ小天狗”くれは”やリア充タヌキや伝書バトがわりの八咫烏(やたがらす)にかこまれてちょっとずつレベルアップ?!

 ”登ってきました”と書きましたが、実際はケーブルカーを使って中腹まで行って、薬王院表参道を経由する1号路(*1)。下りも同じコースでケーブルカーを使うという超初心者コース。ノリコが最初に登ったのもこのコースと思われます(ただし下りは自力で下山)

〔高尾山ケーブルカー 清滝駅〕
 三角のデザインが特徴的な高尾山ケーブルカー(リフト)の下側の駅。”高尾山”という看板が出ているので”高尾山駅”と思っていましたが”清滝駅”が正解。
 ”高尾山はめちゃくちゃ混む”と聞いてましたので、始発(8:00)めがけて到着。それでも行列ができていて、繰り上げ発車してました。ちなみに昼ごろの下りは通常15分間隔を7分間隔で運行。それでもそこそこ混んでました

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〔天狗の腰掛け杉〕
 高尾山駅(ケーブルカーの上の駅)を下りて登山開始。杉並木を進むと”天狗の腰掛け杉”と言われる杉の大木が。幽山様と聖君はいつも杉の木の上で登山客を見守るっていますが、この杉の木でしょうか?

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〔薬王院〕
 真言宗智山派の関東三大本山のひとつ。行基菩薩により744年(天平16年)に開山されたそうです。ご本尊が薬師如来なので”薬王院”と称されております。
 後に烏天狗形で表される飯縄権現を守護神として奉ったことから、修験道の道場としても繁栄することに(wikipediaより要約)
 ノリコが幽山様や聖君と話をしたり、初詣や豆まきといったイベントがあるのもここ。写真は上が御本堂、下が御本社です。

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〔烏天狗像〕
 薬王院をはいったところにおわす天狗像。2人おられますが写真は幽山様と同じ烏天狗です
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〔薬王院のアトラクション〕
 上は”願叶輪潜(ねがいかなうわくぐり)”。気をつけないと頭をぶつけます
 下は”六根清浄石車(ろっこんしょうじょういしぐるま)”。参道にも小さい版がいくつもありますが、見た中ではこれが最大。回すにはけっこう力がいります。
 ノリコは”アトラクションいっぱい!!”と喜んでますが、幽山様から”アミューズメントパークちゃうわ”と突っ込まれています
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〔高尾山山頂広場〕
 上の写真は高尾山山頂広場。ゴールデンウィーク中とはいえ平日で9時でそこそこの混みよう。右側にあるのが高尾山山頂の看板、左側にあるのが茶店”大見晴亭”。
 ノリコが山頂で力尽きてうだうだやっているのはこのへんでしょうか

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〔高尾山山頂からの風景〕
 この日は曇っていたのであまり風景は見えませんでしたが、天気がよければ富士山とかが見えるそうです。ノリコは初日の出やダイヤモンド富士とかけっこう天候には恵まれているようです。
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〔京王高尾山温泉・極楽湯〕
 2015年10月にオープンした高尾山温泉・極楽湯。

  食事処にサウナにマッサージ 下山してそのままおフロとび込めるじゃん・・
  ・・今年もヤバイね高尾山 ますますヤバイね!

とはノリコさんのコメント。
 登山口側からは反対側になりますが、駅側に入り口があって通路を抜けていけます。料金はハイシーズンで1,200円(通常は1,000円)。露天風呂や炭酸風呂など多数あって下山後にひと風呂はいるのにお勧め。私も入りましたが、まったく極楽です
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 今回は初めてということで風景中心。ノリコさんは”食ったり飲んだりする目的で毎週高尾山に登っておる(カラス天狗・幽山談)”だけあって、けっこう食事ネタも豊富。茶屋”細田屋”や高尾山ビアマウント(夏季限定)、蕎麦になめこ汁天狗焼きのネタがなかったんで、今度は喰いモンメインでまた行こうかな~~

《脚注》
(*1)1号路
 高尾山頂に登るには1号路~6号路といった自然研究路や、稲荷山コース、陣馬山からの縦走などのバリエーションがあります。1号路はリフト乗り場(清滝駅)から山頂駅~薬王院~山頂に至るメインルートです。
 ”超初心者コース”と書きましたが、れっきとした登山ですのでいいかげんに登ると危険です。
 ルート図は高尾登山鉄道のhpからどうぞ

ご飯を楽しみに登る山があってもいいじゃないか!(山と食欲と私/陣馬山)

 ども、今でも時々山に登っているおぢさん、たいちろ~です。
 この春、会社の山仲間が2名、いなくなってしまいました。一人は会社を変わって、もう一人は転勤で広島に。とはいえ”今年のゴールデンウィークも山行くぞ!”と誘われたんですが、行き先が広島に近い四国の石鎚山ということで、財力がついていかずパスさせていただきましたが、これからも誘ってくれるかなぁ
 かつて大学のクラブの時はひたすら登る(いちおう体育会系でしたので)だったですが、今では登るのもそうですが、飲んだり食ったり温泉入ったりにシフトしていきます。”軟弱モノ!”とつっこまれそうですが、中高年になりますと人間いろいろ変わってくるモンです。以前、陣馬山に”鍋登山”ってのをやりまして、登り1時間20分、宴会3時間というなんのこっちゃの登山ですが、いいじゃんかよ~ 楽しかったんだから。山でのご飯ってとっても美味しいんだよ!
 ということで、今回ご紹介するのは山ガールならぬ”単独登山女子”のお話”山と食欲と私”であります。

 写真はたいちろ~さんの撮影。陣馬山山頂の馬のモニュメントです

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【本】山と食欲と私(信濃川日出雄、新潮社)
 日々野鮎美 27歳会社員。”「山ガール」って呼ばないで・・・「単独登山女子」 そういうことでお願いします”が信条の孤高?の単独行派のOLです。そんな彼女の山の楽しみは”食べる”こと。今日もまた、どこかの山で美味しいご飯を食べています。
【旅行】陣馬山
 東京都八王子市と神奈川県相模原市の境にある標高845.8mの山。関東の富士見百景にも選ばれていて、天気がよければ富士山が見えるそうです(私が登った時はダメでしたが)。近くには高尾山や景信山などがあります。
 写真は山頂にある”白馬の像”です。

 日々野鮎美さんは単独行派なので、計画や地図を読むといった技術面から荷物を全部自分で持つといった体力面まで、原則全てを一人でやんないといけなくなります。ご飯を作るということもその一つ。ですんで、ひとりでもちゃっちゃとやれる方がいいですが、さらに言うと美味しいにこしたことはない。
 ということで、日々野鮎美さんはいろいろ工夫しながら山ご飯を作っちゃうというのが本書のお話。いくつかのエピソードをピックアップしてみます

〔簡単、スピーディーなホワイトシチューパスタ〕
 登山ルートの形態に”縦走”といういくつかの頂上を続けて歩くというパターンがあります。本書では高尾山~陣馬山がそれ。高尾山登山口から陣馬山山頂まで小休止込みで約6時間とありますが(*1)、到着12:30でかなりお腹は空いていたことでしょう。
 そこで登場するのが”水戻しパスタ”。乾麺を1~2時間水で戻しておいて、下ゆでした野菜とシチューのルーをぶち込んで煮るというもの。私はこのやり方でパスタを作ったことがないので味まではわかりませんが、見た目結構美味しそう。ポイントは速くできる点でしょうか。下界で作るパスタってのは大量のお湯を沸かしてバスタを10分程度茹でないといけないし、そのお湯は捨ててしまう(スープ用のお湯は別に沸かす)ので時間がかかるし山頂で水が確保できないと茹でる分の水も持って登らないといけないし。まさに山屋向けの料理法でしょうね

〔あったかグリューワイン〕
 グリューワインというのはワインと香辛料を温めて作るホットカクテルクリスマスマーケット(*2)なんかに行けば飲むことができます。
 鮎美さんは赤ワインにブルーベリージャムと黒コショウで味付け。疲れている時は甘いモノが欲しくなるので雪の降る夜にはうってつけでしょうね。

〔豆から挽いたコーヒー〕
 軽量、コンパクトを重視する山の荷物ですので、かさばったり重量が増えてでも作る料理ってのは贅沢になります。鮎美さんは山頂で豆から挽いたコーヒーをいれていますが、贅沢だな~~ なんせ、ドリーッパーとペーパーフィルターを持参、豆は京都・小川珈琲のオーガニック・ハウスブレンドというこだわりよう。手挽きコーヒーミルも持参でその場で豆挽き。いーなーこのコーヒーミル! 重さも300gしないし、値段も2,000円以下で入手できそうなので、買ってみようかな~~

〔メスティンの飯盒で熱々ご飯〕
 おぢさん世代の飯盒ていうと上から見るとそら豆型でダークグリーンのですが、鮎美さんが購入されたのはスウェーデン トランギア社製の”メスティン”。長方形のフォルムが美しい世界最小の飯盒です。これで炊いたご飯の上にレタスとオイルサーディンの缶詰を使った”豪快オイルサーディン丼”をクッキング。うまそうだな~~
 おぢさん飯盒(兵式飯盒)って、1回に4合炊ける大型の上、薪を使って煮炊きする用に吊るせる金具が着いてるとか、今向きじゃないのかも。まあ、ノスタルジックで嫌いってわけではないんですが。
 メスティンも見てると欲しくなるな~~

 しかし、山の料理も変わったな~~。総じて山の道具が軽量化・小型化したせいか(なんせ学生の時って帆布製のキスリングに家型テントの時代ですぜ!)、食料にまわせる余力もできたってことでしょうか?

 本書に限らず、山屋から見て気になることが一つ。なんで、ワインとか調味料とかをビンのまま持ってくんでしょうね? 割れると危険ですし、そもそも思いです。マンガという媒体だと絵的に面白くない(表現が難しい)というのはわかりますが。実際に山に持っていくんだったら、お酒はペットボトルかスキットルに移しかえて、調味料はジップロック等で持ってくのがよろしいかと。

 あ~、これ読んでると、また山に行きたくなるな~~

《脚注》
(*1)高尾山登山口から陣馬山山頂まで~
 明確にコースが書いてあるわけではないですが、手元にある”山と高原地図27 高尾・陣馬”(昭文社)で推測すると
  高尾山登山口~1:40分~高尾山頂~1:20~小仏峠~0:40~
   景信山~2:10~陣馬山
のコースで6時間弱。このコースタイムには休憩時間は含まないので、実時間でこのコースを走破した鮎美さんはけっこう健脚だと思われます。
(*2)クリスマスマーケット
 元々はドイツやオーストラリアなどでクリスマスに行われるイベント。クリスマスタワーを中心に出店がでるというもの。日本でも最近流行りでシーズンになると日比谷公園や横浜赤レンガ倉庫なんかでやってます。グリューワインはだいたい1杯1,000円、カップはデポジット制になっていて、おかわりだと少し安く、使い終わったカップを返すとお金が戻ってきます(記念品として持って帰るケースも多いですが)

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