« 家を買うか? 23区に住むか? 一所懸命にこだわらない時代の考え所ではありますが・・・(23区格差/2020年 マンション大崩壊/山野楽器銀座本店前) | トップページ | 近場で安くてなにより”楽”な高尾山。”高尾の天狗と脱・ハイヒール単独登山女子”をガイドブックに行ってきました(高尾の天狗山と食欲と私/陣馬山) »

ご飯を楽しみに登る山があってもいいじゃないか!(山と食欲と私/陣馬山)

 ども、今でも時々山に登っているおぢさん、たいちろ~です。
 この春、会社の山仲間が2名、いなくなってしまいました。一人は会社を変わって、もう一人は転勤で広島に。とはいえ”今年のゴールデンウィークも山行くぞ!”と誘われたんですが、行き先が広島に近い四国の石鎚山ということで、財力がついていかずパスさせていただきましたが、これからも誘ってくれるかなぁ
 かつて大学のクラブの時はひたすら登る(いちおう体育会系でしたので)だったですが、今では登るのもそうですが、飲んだり食ったり温泉入ったりにシフトしていきます。”軟弱モノ!”とつっこまれそうですが、中高年になりますと人間いろいろ変わってくるモンです。以前、陣馬山に”鍋登山”ってのをやりまして、登り1時間20分、宴会3時間というなんのこっちゃの登山ですが、いいじゃんかよ~ 楽しかったんだから。山でのご飯ってとっても美味しいんだよ!
 ということで、今回ご紹介するのは山ガールならぬ”単独登山女子”のお話”山と食欲と私”であります。

 写真はたいちろ~さんの撮影。陣馬山山頂の馬のモニュメントです

9060668

【本】山と食欲と私(信濃川日出雄、新潮社)
 日々野鮎美 27歳会社員。”「山ガール」って呼ばないで・・・「単独登山女子」 そういうことでお願いします”が信条の孤高?の単独行派のOLです。そんな彼女の山の楽しみは”食べる”こと。今日もまた、どこかの山で美味しいご飯を食べています。
【旅行】陣馬山
 東京都八王子市と神奈川県相模原市の境にある標高845.8mの山。関東の富士見百景にも選ばれていて、天気がよければ富士山が見えるそうです(私が登った時はダメでしたが)。近くには高尾山や景信山などがあります。
 写真は山頂にある”白馬の像”です。

 日々野鮎美さんは単独行派なので、計画や地図を読むといった技術面から荷物を全部自分で持つといった体力面まで、原則全てを一人でやんないといけなくなります。ご飯を作るということもその一つ。ですんで、ひとりでもちゃっちゃとやれる方がいいですが、さらに言うと美味しいにこしたことはない。
 ということで、日々野鮎美さんはいろいろ工夫しながら山ご飯を作っちゃうというのが本書のお話。いくつかのエピソードをピックアップしてみます

〔簡単、スピーディーなホワイトシチューパスタ〕
 登山ルートの形態に”縦走”といういくつかの頂上を続けて歩くというパターンがあります。本書では高尾山~陣馬山がそれ。高尾山登山口から陣馬山山頂まで小休止込みで約6時間とありますが(*1)、到着12:30でかなりお腹は空いていたことでしょう。
 そこで登場するのが”水戻しパスタ”。乾麺を1~2時間水で戻しておいて、下ゆでした野菜とシチューのルーをぶち込んで煮るというもの。私はこのやり方でパスタを作ったことがないので味まではわかりませんが、見た目結構美味しそう。ポイントは速くできる点でしょうか。下界で作るパスタってのは大量のお湯を沸かしてバスタを10分程度茹でないといけないし、そのお湯は捨ててしまう(スープ用のお湯は別に沸かす)ので時間がかかるし山頂で水が確保できないと茹でる分の水も持って登らないといけないし。まさに山屋向けの料理法でしょうね

〔あったかグリューワイン〕
 グリューワインというのはワインと香辛料を温めて作るホットカクテルクリスマスマーケット(*2)なんかに行けば飲むことができます。
 鮎美さんは赤ワインにブルーベリージャムと黒コショウで味付け。疲れている時は甘いモノが欲しくなるので雪の降る夜にはうってつけでしょうね。

〔豆から挽いたコーヒー〕
 軽量、コンパクトを重視する山の荷物ですので、かさばったり重量が増えてでも作る料理ってのは贅沢になります。鮎美さんは山頂で豆から挽いたコーヒーをいれていますが、贅沢だな~~ なんせ、ドリーッパーとペーパーフィルターを持参、豆は京都・小川珈琲のオーガニック・ハウスブレンドというこだわりよう。手挽きコーヒーミルも持参でその場で豆挽き。いーなーこのコーヒーミル! 重さも300gしないし、値段も2,000円以下で入手できそうなので、買ってみようかな~~

〔メスティンの飯盒で熱々ご飯〕
 おぢさん世代の飯盒ていうと上から見るとそら豆型でダークグリーンのですが、鮎美さんが購入されたのはスウェーデン トランギア社製の”メスティン”。長方形のフォルムが美しい世界最小の飯盒です。これで炊いたご飯の上にレタスとオイルサーディンの缶詰を使った”豪快オイルサーディン丼”をクッキング。うまそうだな~~
 おぢさん飯盒(兵式飯盒)って、1回に4合炊ける大型の上、薪を使って煮炊きする用に吊るせる金具が着いてるとか、今向きじゃないのかも。まあ、ノスタルジックで嫌いってわけではないんですが。
 メスティンも見てると欲しくなるな~~

 しかし、山の料理も変わったな~~。総じて山の道具が軽量化・小型化したせいか(なんせ学生の時って帆布製のキスリングに家型テントの時代ですぜ!)、食料にまわせる余力もできたってことでしょうか?

 本書に限らず、山屋から見て気になることが一つ。なんで、ワインとか調味料とかをビンのまま持ってくんでしょうね? 割れると危険ですし、そもそも思いです。マンガという媒体だと絵的に面白くない(表現が難しい)というのはわかりますが。実際に山に持っていくんだったら、お酒はペットボトルかスキットルに移しかえて、調味料はジップロック等で持ってくのがよろしいかと。

 あ~、これ読んでると、また山に行きたくなるな~~

《脚注》
(*1)高尾山登山口から陣馬山山頂まで~
 明確にコースが書いてあるわけではないですが、手元にある”山と高原地図27 高尾・陣馬”(昭文社)で推測すると
  高尾山登山口~1:40分~高尾山頂~1:20~小仏峠~0:40~
   景信山~2:10~陣馬山
のコースで6時間弱。このコースタイムには休憩時間は含まないので、実時間でこのコースを走破した鮎美さんはけっこう健脚だと思われます。
(*2)クリスマスマーケット
 元々はドイツやオーストラリアなどでクリスマスに行われるイベント。クリスマスタワーを中心に出店がでるというもの。日本でも最近流行りでシーズンになると日比谷公園や横浜赤レンガ倉庫なんかでやってます。グリューワインはだいたい1杯1,000円、カップはデポジット制になっていて、おかわりだと少し安く、使い終わったカップを返すとお金が戻ってきます(記念品として持って帰るケースも多いですが)

« 家を買うか? 23区に住むか? 一所懸命にこだわらない時代の考え所ではありますが・・・(23区格差/2020年 マンション大崩壊/山野楽器銀座本店前) | トップページ | 近場で安くてなにより”楽”な高尾山。”高尾の天狗と脱・ハイヒール単独登山女子”をガイドブックに行ってきました(高尾の天狗山と食欲と私/陣馬山) »

アニメ・コミック」カテゴリの記事

旅行・地域」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/528774/63567389

この記事へのトラックバック一覧です: ご飯を楽しみに登る山があってもいいじゃないか!(山と食欲と私/陣馬山):

« 家を買うか? 23区に住むか? 一所懸命にこだわらない時代の考え所ではありますが・・・(23区格差/2020年 マンション大崩壊/山野楽器銀座本店前) | トップページ | 近場で安くてなにより”楽”な高尾山。”高尾の天狗と脱・ハイヒール単独登山女子”をガイドブックに行ってきました(高尾の天狗山と食欲と私/陣馬山) »

最近のコメント

最近のトラックバック

無料ブログはココログ