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2016年2月

イノベーションを推進したいなら、ある程度のコピーは許容する必要がありそうです(パクリ経済学/梅もどき)

 ども、昔は三浦友和に似ていると言われたこともあるおぢさん、たいちろ~です。
 まあ、”○○に似ている”ってのはけっこう主観的なモンですし、それがビジネスにどう反映されているかってのは、かなりビミョ~な問題です。たとえばですが、某テレビドラマでAKB48が歌ってる”365日の紙飛行機(*1)”って、最初に聴いた時に三輪車の”水色の街”(*2)に雰囲気が似てるな~って感じました。大切なことなのでもう一回言います。別に秋元康がパクったとかさらさら言うつもりはなくって、ただ個人的に似てるって感じただけです。だいたい、40年も前にちょっと流行ったフォークソングに似てると言われても秋元康にしてみりゃ”そんな昔の話を今更蒸し返されても・・・”って感じでしょうし、歌ってるAKB48にしてみりゃ”そんな生まれる前の話されたって、うちら知らんやん!”ってとこでしょう。
 ことほどさように、似てるかどうかって感じ方の問題の部分も大きいでしょうし、ビジネスで”パクったかどうか”なんて軽々に判断できるもんじゃありません
 ということで、今回ご紹介するのはそんな”パクリ”と”イノベーション”を扱った本”パクリ経済学”であります


写真はたいちろ~さんの撮影。近所で見かけた梅モドキです

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【本】パクリ経済学
 (カル・ラウスティアラ、クリストファー・スプリグマン、みすず書房)
 サブタイトルが”コピーはイノベーションを刺激する”とあるように、”コピーは創造性を殺す”とか”法律によるコピー規制がイノベーションには不可欠”といった意見に対し、コピーは創造性の役に立つこともあるということをファッション、レストラン、オープンソース・ソフトウェアなどの例を引きながら説明した本。目からうろこの内容です。(決して安易なデッドコピーを擁護しているんではないです。念のため)
【花】梅もどき(梅擬)
 モチノキ科モチノキ属の落葉低木。名前は葉や花が梅に似ているからだとか。漢字の”擬(まがい、もどき)”は本物らしく似せる、なぞらえるといった意味で”擬音、擬勢、擬態”などの熟語に使われるもの。本人(本樹?)にとっちゃ、いい迷惑なネーミングだろ~な~
 ちなみに、”梅”はバラ科サクラ属の落葉高木です。

 本書ではイノベーションとイミテーションの教訓を結論の章で6つにまとめてます

 ①トレンドと流行はある産業では大きな役割を果たす
  ファッション業界ではコピーに関する従来の考えを完全にひっくり返すことがある
 ②法的措置が非実用的な産業でも、社会規範によってコピーは抑制される
 ③いくつかの産業では知的財産を製品ではなくパフォーマンスと再定義することで
  コピーの悪影響を鈍らせる
 ④ある産業ではイノベーションのコストを下げるオープンソース方式の持つ力を
  重視してイノベーションを増やしている
 ⑤先行者優位性はコピーされても十分な価値を一部の生産者に与えることで
  イノベーションが十分な利益をもたらす
 ⑥コピーはブランドを宣伝する役割も果たす

 かなりはしょった引用をしているので、正確には本書を読んでみてください。

 こんだけ読んでるとコピーされる側から見ると”はいわかりました”と言える内容ではない感じでしょうが、本書を読んだ感想では、これって”ミクロ(オリジナルを作った個人や企業)”と”マクロ(マーケット全体)”でどのような価値評価をするかってとこの考え方でしょうか。
 コピーを法的に禁止するのは

  自分のアイデアが他人にコピーされるとわかっていれば
  クリエイターは創造しなくなってしまう
  コピーによって独創性が駆逐されないためには、コピーの規制が必要だ

   (イノベーションの独占理論

 ぶっちゃけ、簡単にコピーされるとクリエイターは儲からなくなる(想定利益よりも下がる)ので、ダメだってことです。ところが本書では、オリジナルのコピーを許容することで、マーケット全体の繁栄をもたらすことで結果としての創造者にも利益増大が図れるということをいくつかの産業の例をあげて説明しています。
 ただし、コピーをされても差別化できるようなクオリティを確保するとか、それに合わせた体制といった障壁を造るとかの対応が必要だとも。

 このへんで面白かったのはオープンソースソフトウェアをめぐる話。オープンソフトってソースコード(プログラム)がすべて公開されていて、それを改造することも自由。本書っぽく言うと”改変屋”がよってたかってレベルアップするってシロモノ。それって単純なコピーとかじゃなく、ましてやパクリ、もどき、まがいモン、パチモンとかでもなく立派な創造行為。しかも無料ででっせ、お客さん! てなモンです。
 まあ、このへんの話って”オリジナルって何?”、”オリジナルを規定するものって何?”ってのもからんできそう。本書でも、ミ○キー・マ○スも、アップルも、ロ○オとジ○リエ○トもみ~んな過去にあったものを何かしか模倣して改良したものだと。確かに言われてみりゃそうだよなぁ。

  完全に新しい創造物がほとんどないなら、
  コピーを禁じる法律はイノベーションに拍車をかけると同時に
  それを阻むことになる

  (”はじめに”より)

 もうひとつ面白かったのは、イノベーションそのものがマクロ(マーケット)に繁栄をもたらしても、ミクロ、つまり全てのステークホルダーに繁栄をもたらすとはかぎんないということ。このへんの話はエピローグの”音楽の未来”の章が秀逸。コピー論争で音楽業界が”ナップスター(*3)”と著作権侵害でどたばたやっている間に、アップルの”iTunes”にいいようにやられただとか、音楽業界が”質”の向上を怠ってるとか、ミュージシャンがレコード販売からコンサートに収入源をシフトさせてるとか。
 このへんって、イノベーションによる産業構造のシフトってのがよくわかります

 まあ、内容自体はけっこうビミョ~な話だし、ステークホルダーにとっては深刻な話なんで、一度ちゃんと読んどいたほうがいいかも。ヒステリックに”コピー禁止!!”って叫ぶだけでは問題は解決しないってことです。

〔余談1〕
 TPP(環太平洋経済連携協定)で二次創作の同人誌が原則対象外となったことに対するゆうきまさみのインタビューから(2016年2月24日 朝日新聞朝刊より)

  僕の商業誌デビュー作はアニメの二次創作漫画だったが、
  元となったオリジナル作品の作成会社は黙認してくれた
  あの時期がなかったら今の自分はない
(*4)

〔余談2〕
 ディズニーアニメの”ライオンキング”が手塚治虫の”ジャングル大帝”に似ているといって騒ぎになった時の、手塚プロダクションの声明

  もし手塚本人が生きていたら、
  『自分の作品がディズニーに影響を与えたというのなら光栄だ』と語っただろう

 大人のクリエイターの対応とは、こうありたいものです。

《脚注》
(*1)365日の紙飛行機
 作詞 秋元康、作曲 角野寿和、青葉紘季、センターポジション 山本彩
 音楽を聴きたい方はこちらからどうぞ
(*2)水色の街
 1974年にデビューしたフォークグループ”三輪車”のデビュー曲。
 作詞・作曲 山崎稔。音楽を聴きたい方はこちらからどうぞ
(*3)ナップスター(Napster)
 音楽ファイル共有ソフト”ナップスター”を使った音楽配信サービス会社のこと。
 1999年に彗星のごとく登場し、音楽サービスを一変させかけましたが、音楽業界と著作権で対立し2003年に倒産。和解案でナップスターを月額有料サービスに切り替える案があったそうで、そんとき音楽業界がこれを飲んでいればその後にジョブズにマーケットの支配権を握られなかっただろうというのが本書の見解。
(*4)僕の商業誌デビュー作はアニメの二次創作漫画だったが~
 アニメの二次創作がまだ”アニパロ(アニメのパロディ)”と呼ばれていた話です。”ゆうきまさみ初期作品集”(ゆうきまさみ、KADOKAWA)で読めますので、ご興味のある方はどうぞ。


ロボットの発展が社会全体を良い方向に持ってくかどうかって別のロジックなんだな~ってのが感想です(ロボットの脅威/電王手さん)

 ども、最近ロボットづいているおぢさん、たいちろ~です。
 以前のブログで”ロボットを作る目的ってなんだっけ?”てな話を書きました(*1)。で、何だっけというと

  人間のできないことを、ロボットにやらせる
  人間のできるとを、ロボットにやらせる

の2つありそうだと。まあ、当たらずと言えども遠からずってとこでしょうが、その先にあるもの、”じゃあ、それをやってた人間の雇用ってどうなんだっけ?”というのが今回のお話。”人間のできるとを、ロボットにやらせる”とそれを今までやってた人間が削減できるでしょうし、”人間のできないことを、ロボットにやらせ”ても、それに類することをやってた人間が失職。たとえば、”マジンガーZ”1台ありゃ万人クラスの人の代替になります、たぶん(*2)。
 ということで、今回ご紹介するのはロボットテクノロジーと雇用・経済格差を論じた本”ロボットの脅威”であります


写真はたいちろ~さんの撮影。国際ロボット展2015に展示されていた”電王手さん”です

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【本】ロボットの脅威(マーティン・フォード、日本経済新聞出版社)
 サブタイトルの”人の仕事がなくなる日”、原題の”The Rise of the Robots:Technology and the Threat of Mass Unemployment(ロボットの増大、テクノロジーおよび大量失業の脅威)”とあるように、急速に進歩するロボット(人工知能)が人の雇用や所得格差にどのような影響を及ぼすかを論じた本。技術論というより、経済学の本って感じです。
【道具】電王手さん
 プロ棋士とコンピュータ将棋ソフトが対戦する”将棋電王戦”で使用されたロボットアーム駒をはさんで”成り(裏側に反転させる)”もできるというスグレモノ。詳しくは開発したDENSOのHPをどうぞ
 対戦結果は3勝2敗でプロ棋士の勝ちですが、逆に言うとトップクラスの棋士相手にこの成績が出せると言うことは、ほとんどの人間は勝てないってことじゃ?!


 本書を読んで、興味深かった点をいくつか

〔ロボットはどのぐらいの知能を持つか?〕
 分野を限定すると、相当なレベルでできそうって感じです。本書でも、自動車の自動運転なんてさすがに完全手放しってレベルではないにしても相当いい線いってますし、”ジェパディ”というアメリカのクイズ番組(見たことないけど)では、IBMのコンピュータ”ワトソン”が人間のチャンピオンに勝利するとか。医療の面でも膨大な知識を漏れなく反映するとか、画像処理の面ではかなり役立ちそうという判断。
 本書を読んでたちょっと前に囲碁でコンピュータソフトが人間のプロ棋士に勝利するってニュースがありました。これはディープラーニング(深層学習)という、自ら学習(特徴量と呼ばれる変数を自動で発見)することで人間が関与しなくても賢くなってくことができるシロモノだとか。どうして特徴量を導くことができるのかはっきりしていないってらしいのがちょっと怖いけど。
 人間を超える知能をコンピューターが獲得できるかどうかは時間軸の問題を含めていろいろ議論があるようですが、本書が問題にしているのは

  未来の思考機械はどれも友好的だと決めてかかったとしても
  労働市場と経済にはやはり恐ろしい影響があるだろう
  最も優秀な人間の能力に匹敵するか、
  おそらく上回るような機械が手に届くようになる世界では
  誰が職にとどまれるかどうかはなかなか想像がつかなくなる

実は、本書が扱っている点はここなんですな。

〔ロボットが普及すると雇用にどのように影響があるか?〕
 時々、趣味で工場見学に行くんですが、最近の向上って製品単位あたりの労働者ってとっても少ないんですな。機械化によって少ない人数で大量の製品を生産することができる。まあ、製品の生産コストを下げるという点では合理的な経営判断ではあるわけですが、これが、工場を飛び出して社会にロボットが普及するとどうなるか?

①低スキルの仕事が置き換わって、雇用が少なくなる
 仕事が比較的単純でマニュアル化されている仕事、いわゆる”マックジョブ(*3)”がロボットに置き換わっていくだろうとの考え。確かにマクドのキッチンってベルトコンベアーだもんなぁ。
 ここで問題視しているのは、他に行き場のないスキルの低い労働者にとって今や”マックジョブ”が一種のセーフティネット(最後の収入源)として機能している側面があって、それがなくなると社会問題化するだろうということです

②ホワイトカラークラスの仕事が置き換わって、雇用が少なくなる
 上記の写真を撮影した”国際ロボット展2015”ではコミュニケーションロボットってのもいくつか展示されていました。これは、今まで高度な知識を持った人間しかできなかったコミュニケーション(相談や知識ベース検索といったもの)の分野にロボットが進出するということ。機械学習やビックデータなんてのが表れて、弁護士や医療、金融機関などなどいままでホワイトカラーの代表みたいな分野でも影響が出始めているんだとか。
 こっちの問題はさらに”教育”がからんできて、大学卒業者、特に新卒の初心者レベルの仕事に影響でてるんだとか。ロボットに代替可能であればわざわざ新卒者を大量に雇わなくてもいいと。新卒者一括雇用の日本だと、この段階で躓くと痛いよな~~ まあ、大学でほとんど勉強しなかった私が言える筋ではないですが、大学卒業というライセンスに見合った仕事に就けない若者の増加は長期的な社会の不安定性にはつながりそうです

③ロボットにより削減された雇用数をカバーできるほど新しい雇用が生まれていない
 本書曰く、おおむね今までは新しい技術なり産業なりが登場するとそれに伴って新しい雇用が発生してたんだそうです。ところが最近の統計を見ると新しい産業が勃興してもあんまし雇用が増えないんだとか。特にグーグルに代表されるインターネット企業では顕著で従来産業の代表の自動車産業何かと比べてもとおっそろしく少ない従業員で莫大な利益を生み出してるんだとか。まあ、これから儲かるビジネスって労働集約的ではなさそうでありますが。それにこの手の企業に雇われている人ってすごく優秀な逸材っぽいしな~

〔ロボットによる生産性の向上が労働者を豊かにするか?〕
 この問いの答えは完全にNG。というか、これはロボットうんぬんの問題ではないようです。1948年以降の労働生産性(労働者1時間あたりの生産高)と民間部門の労働者への報酬(賃金+厚生福利給付)を見ると、1970年代半ばから乖離しはじめ、2011年時点で生産性の伸び(254.3%)に対し報酬は半分以下(113.1%)しか伸びていない状況。つまりマルクスっぽく言うと”資本家が労働者を搾取している、トマ・ピケティ風に言うと”r>g”つまり格差がさらに拡大してるって話です(*4)。
 ただ、経済格差の拡大は全体としての消費が減少(貧乏人が増えると消費が少なくなるから)するので、結果として成長が停滞することになるんだそうです。
 このへんの話って、もはやロボットがどうのというレベルではなくて本書にも政策提言みたいなのがありますが、それはまた別の話。

 余談ですが、ロボットが人間にとって代わるかどうかはテクノロジーの問題だけではないみたい。本書では出てきませんが、ブラックジャックにこんな話もあったな~

  患者の診察から手術病までをコンピュータに任せる最先端の病院
  このコンピュータが”自分を病気だと”と言ってサボタージュを行い
  治療のためにブラックジャックを呼ぶよう要求
  ブラックジャックは修理を行うが、治ったあとのコンピュータは
  自分は”人間の医師の気持ちが持てないことがわかった”と話し引退を表明する
   ”ブラックジャック(手塚治虫、秋田書店)”U-18は知っていた”より

 まあ、経済的理由であれ、知的好奇心であれ、国威高揚であれ(*5)、科学技術の発展や社会への適用ってのは避けられそうにはなさそうです。ただ、それが社会全体を良い方向に持ってくかどうかは別のロジックなんだな~ってのが本書を読んで感じたこと。そのへんのカラクリを考えるには良い本です。


《脚注》
(*1)以前のブログで”ロボットを作る目的ってなんだっけ?”~
 ”Pepperの開発の人にはもっと”マッドサイエンティスト魂”を解放して欲しいな~”より。詳しくはこちらをどうぞ
(*2)”マジンガーZ”1台ありゃ~
 ”マジンガーZ”の戦闘能力ってのはアメリカ海軍第7艦隊に匹敵するんだそうです(。wikipediaより)。第7艦隊だけで約1万3千人の将兵がいるそうで関連部隊も入れれば数万人のクラス。西太平洋からインド洋に渡る広大な海域を1台でフォローするのは難しいでしょうから全員クビにはなんないでしょうが、おそらく数百人レベルの光子力研究所で修理・メンテナンスのできるシロモノなので相当数の削減にはなりそうです、はい。
(*3)マックジョブ(McJob)
 低賃金・低スキル・重労働(長時間労働・過度の疲労を伴う労働)、マニュアルに沿うだけの単調で将来性のない仕事の総称(wikipediaより)
 ハンバーガーショップのマクドナルドに由来する言葉だそうですが、ずいぶんな言われかただな~~
(*4)”r>g”つまり格差がさらに拡大
 経済成長率”g”つまり生産性向上等による生産の拡大の割合が、資本収益率”r”つまり資本家が得る利益の拡大率よりも大きいという状態。この結果、資本家(富裕層)に対し富の集中が起るため、経済格差が拡大することになります。
 これを扱ったのがベストセラーになった”21世紀の資本(トマ・ピケティ、みすず書房”です。読んでないけど。
(*5)国威高揚であれ
 どっかの国で人工衛星打ち上げ用ロケットといってた弾道ミサイルの発射実験をやったってニュースが話題になってました。まあ、真意の程はわかりませんが・・・

”知性主義”といい、”反知性主義”といい。でも一番ヤバイのは”空気を読む”ってことかも(超・反知性主義入門/オキシジェンデストロイヤー)

 ども、インテリとは程遠い適当なブログを書いているおぢさん、たいちろ~です。
 ”インテリ”という言葉って、よくよく考えると実に適当な使い方をしてます。普通は”知性”ぐらい何でしょうが、ジャック・アラインだと”情報”や”諜報”だったり(*1)、相手を揶揄するなら”高学歴”になったり、”夏休み”には”知識人”になったりします(*2)。
 で、これに”反”が付くとますます訳わかんね~って状態です
 ということで、今回ご紹介するのはそんな反知性を扱った名コラムニスト小田嶋隆の”超・反知性主義入門”であります

写真は”仁工房”のHPより。ガレージキットの”オキシジェンデストロイヤー”です

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【本】超・反知性主義入門(小田嶋隆、日経BP社)
 ”日経ビジネスオンライン”に連載中のコラムが、1冊の本まとめてみると”反知性主義”をめぐる論考になっていたというきわめていいかげんな本。なんで”反知性主義入門”の表題に騙されて真面目な哲学書だと思って読んじゃいけません。でも、ぶっちゃけ面白いんだな~~ これが。
【道具】オキシジェンデストロイヤー(Oxygen Destroyer)
 ”ゴジラ”に登場する科学者の芹沢博士が開発した超科学兵器。直訳すると”酸素破壊装置”つまり”空気を一瞬で破壊する兵器”です。数あるゴジラ作品の中で”ゴジラを完全に殺すことができた唯一の手段(wikipediaより)”だそうです。

 ”反知性主義(Anti-intellectualism)”てナニ? ってのはバズってるんで良くわからん(*3)。知的権威や知識人、エリートといった”知的っぽいモノ”に対するアンチぐらいな雰囲気ですが小田嶋隆に言わせると

  「反知性主義者」という言葉は、「バカ」を上品に言い換えた婉曲表現にすぎない

ということらしいです。
 本書の中でのICU副学長の森本あんりとの対談の中では

  「既存の知性」に対する反逆
  「今、主流になっている、権威となっている知性や理論をぶっ壊して
  次に進みたいという別の知性

って言い方をしています。確かにな~、小田嶋隆のエッセイって”既存の認識に対する懐疑”みないたとこあるからな~ 単なるコンジョ曲がりかもしれませんが、そんなとこが気にいってるんだよな~

 対談相手の森本あんりってのも、小田嶋隆の友人だけあってなかなかぶっちゃけた人。最初は”ICU副学長が反知性主義?!”とか思ってました。だって、”ICU(国際基督教大学 International Christian University)”って日本のキリスト教教育の最高峰で、神道の総本山みたいなお家のやんごとなき娘さんが行くような学校で、しかも副学長となれば、どう考えたって知的権威の側の人だよな~ と。でも、本書での小田嶋隆との対談を読むと

  (ピューリタンは)
  「自らの信仰によって、たったひとりでも既存の権威に敢然と立ち向かう」
  という巡回伝道師たちのスタンス

 とか

  「学者」と「パリサイ人(*4)」、つまり当時の学問と宗教の権威を
  正面からこきおろしたイエスのこの言葉は、反知性主義の原点とも言える

 とか、けっこうぶっちゃけなお言葉。でもキリスト教そのものが、マルティン・ルターの宗教改革とか、カトリックVSプロテスタントとか、開祖のキリストにしても批判者どころか”革命家説”まであるようで。キリスト教って既存の権威へのアンチがビルドインされてるんでしょうか? まあ、キリスト者かもしれませんが・・・
 森本あんりの著書”反知性主義 アメリカが生んだ「熱病」の正体”(新潮選書)ってのも面白そうなんでこんど読んでみよう。

 さて、本書を読んで気になったのがひとつ。それが”空気を読む”って話です。小田嶋隆曰く

  われわれは、「みんなが守っていれば」どんなにくだらない決まりごとであっても
  驚くほど律儀に守り通すことのできる国民

で、

  「まわりの人と同じようにふるまう」ことを
  強力に内面化している人間たちなのであって
  それゆえ「変な人だと思われる」ことを、
  ごく幼いころから、強く恐怖している

んだそうです。確かに”KY(空気が読めない)”なオキシジェンデストロイヤーみたいな人って”テーゼに対するアンチテーゼを提示する人”じゃなくて、”和をもって尊とし”となさないダメな人扱いだもんね。でも”空気が読みゃいい”って態度って、”知性主義”とか”反知性主義”以前の問題じゃなかろうかと。

 そんなことないとお思いかもしれませんが、本書を読んでた時にたまたま”防衛庁が民間の船員を予備自衛官として有事に活用する計画を進めている”というニュースがありました(朝日新聞 2016年2月9日朝刊)。有事の際に輸送艦が足りなくなるので民間船舶で補完する”という発想自体はロジスティック戦術の面からわからんでもないですが、この記事でアレッ? と思ったのは、有事そのものへの戦略の在り方とか有効性とかの議論をいっさいすっとばして”その依頼が断れるかどうか”が論点になってること。自衛隊派の人は

  予備自衛官として自分の能力を活かしたい人もいるだろし、
  強制はしてないんだから、断りたいなら断わる自由はありますよ

ってスタンス。これに対して船員派の人は

  会社から言われて、周りの人間が志願しちゃったら、
  自分だけ断るのって、相当難しいんじゃね?

というご意見。これって、知性とか論理とかじゃなくて完全に”空気”の話。なんだかな~と思いつつ、でもこれが”日本人のリアル”って気もします。

 本書は、エッセイとしても面白いです。でも、人に対してこの論調で話すときっと”こいつは空気読めない”と言われそうだな~ 私はやっちゃうけど

《脚注》
(*1)ジャック・アラインだと”情報”や”諜報”だったり
 ”トム・クランシー”の小説に登場する”ジャック・ライアン”はCIA所属の分析官(のちに大統領)。CIAって”Central Intelligence Agency”の略称、直訳すると”中央情報局”で情報ですが、やっぱ”スパイ”のイメージありますなぁ、冷戦時代の人としては
(*2)”夏休み”には”知識人”になったりします
 1985年の”新潮文庫の百冊”のキャンペーン・コピーに
  インテリげんちゃんの、夏やすみ。
ってのがありました。まあ、本を読みましょうってのがメッセージなんで”知識階級”、”知識人”ぐらいの感覚でしょうか。
 コピーライターは糸井重里。コピーライターがインテリな仕事としてブームになったのもこの頃でしたかね~~
(*3)バズってるんで良くわからん
 ”バズワード(Buzzword)”って、定義が曖昧なのになんとなく知ってるっぽい気になる流行語? バズワード自体がバスワードっぽいからな~。なんてっても流行語自体が半年もたない時代ですから・・・
(*4)パリサイ人
 ”ユダヤ教正統派”の人。キリスト教詳しくないんで、なんとなくキリストをいぢめる”悪役”っぽいイメージありますが、そんな教えが宗教として主流派になるはずもなく。なんで、こんなことになったんでしょうね?

パロディってのはモトネタを知ってる人のほうが楽しめます、たぶん(文豪ストレイドッグス外伝 綾辻行人VS.京極夏彦/華厳の滝 巌頭之感)

 ども、笑えるパロディが大好きなおぢさん、たいちろ~です。
 私のくっだらい趣味の一つに”自社製品のパロディカタログ”を作るってのがあります。どんなんかつ~と、”3倍速いシャア専用サーバー”とか”ミノフスキー粒子散布下でもつながるガンダムスマホ”とか”データセンターinバベルの塔”とか”半沢直樹監修 融資支援システム”とかとかとか・・・ いい年したおぢさんがやってるこた同人誌を作る中高生と変わりません
 実物を見てもらいたいんですが、ネットで流布すると著作権法違反で訴えられちゃうシロモノなので今回はカット。でも、この手のパロディってのは、知らない人が見たら”これ、新製品!? いつ発売?”ってレベルのクオリティがウケのポイント。”本当にありそうで実は冗談”ってのがパロディのツボかと思います。でも、この手のパロディーって”モトネタを知ってる人”じゃないとウケないんだよな~~
 ということで、今回ご紹介するのはみんなが(名前だけは)知ってる文豪をパロディーにした”文豪ストレイドッグス”シリーズより外伝”綾辻行人VS.京極夏彦”であります

写真はたいちろ~さんの撮影。華厳の滝と”巌頭之感”(ポスター)です

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【本】文豪ストレイドッグス外伝 綾辻行人VS.京極夏彦(朝霧カフカ、KADOKAWA)
 滝の上の崖、二人の異能者が対峙していた。一人は鳥打帽に遮光眼鏡、死者のように白い肌。犯人を”偶然”不幸な死に陥れる”殺人探偵”こと綾辻行人。もう一人は神仙の鬼謀にて殺人事件をまきおこす”妖術師”こと京極夏彦
 二人の対決は、新たなる戦いの幕開けでもあった・・・
【旅行】華厳の滝 巌頭之感
 ”華厳の滝”は日光中禅寺湖から流れ出る大谷川にある名瀑。
 1886年、旧制第一高校(現東京大学)の学生”藤村操”が”巌頭之感”という遺書を残して投身自殺しました。

  萬有の眞相は唯だ一言にして悉す、曰く「不可解」

という哲学的な遺書は、あとを追うように自殺を誘発し(藤村の死後4年間で185名)、華厳の滝が”自殺の名所”になりました。(遺書全文はこちら

 さて、本書の主人公は3人。”殺人探偵”綾辻行人。”妖術師”京極夏彦。そして綾辻行人の監視役、特務異能課エージェントにしていじられキャラの辻村深月。”文豪ストレイドッグス”シリーズ(*1)ってのは文豪のキャラが、作品世界や本人に合った異能(超能力)を使って探偵したり犯罪したりという異能力バトルアクションコミックですが、外伝もその流れで書かれてます。私自身も綾辻行人と京極夏彦けっこう好きで、かなり読みましたが、本書の感想はというと

よくもまあ、こんだけありそうなキャラとストーリーをでっち上げたモンだ

 言っときますけど、これ最大級の賛辞です。

 まずは綾辻行人から。新本格派ミステリーの”館シリーズ(*2)”とかもよく読んでたんですが、ミステリー(論理)とホラー(非論理)を組み合わせたジャンルもあって、その代表が今回のモチーフにもなっている”Another(綾辻行人、角川文庫)”。あるおまじないを守らないと”災厄=関係者の死”に見舞われる、で主人公の榊原恒一と見崎鳴はその災厄から逃れるための方法を推理するというお話。なぜ災厄が起るかというと”現象”だからという理由の説明一切なしのぶん投げ状態。そういった点では異色のミステリーですが、綾辻行人の異能も同じ。犯罪を解決すると犯人に不可避の死をもたらす”Another”。すごい推理力を発揮する綾辻行人ですが、なんで犯人が死亡するかの説明はいっさいなし(だから異能ともいえますが)。
 探偵事務所に人形部屋を作っているとこなんかも”Another”から。春河35の描くイラストで綾辻行人が抱えている眼帯をした美少女の人形もアニメ版”Another”から見崎鳴のオマージュ。こういう遊び心っていいですなぁ

 ”妖術師”こと京極夏彦。襤褸の和服を纏った隠者のような装いの老夫というビジュアルですが、これって本人のビジュアルに通じてるんですな。黒の着流し手甲脚絆の服装ってモチーフになっている”百鬼夜行シリーズ(京極夏彦、講談社)”に出てくる京極堂こと中禅寺秋彦が”憑き物落とし”の時のファッションですが、ご本人のお召し物もこれなんですな、インタビューの写真とか。さすがに襤褸ではないですけど。まあ、喋り方が”南極夏彦(*3)”っぽいのは御愛嬌ですが・・
 京極夏彦の異能は”憑き物落とし”。”百鬼夜行シリーズ”では想いに取りつかれた人間から”憑き物”を落とすことで正常に戻す京極堂ですが、本作では相手に上空から憑き物を取りつかせ、対象の精神を変調させる異能。まったく逆です。面白いのは、まったく逆の効果ですが、京極堂も京極夏彦もともに恐ろしいほど論理的で”言葉による呪(しゅ)”がベースなんですな。”百鬼夜行シリーズ”って妖怪がモチーフになってますが、実は妖怪そのものが登場するわけでもなく、その原理は非常に論理で解説されてて、憑き物を下すのも推理という”言葉”。京極夏彦のほうの異能”憑き物落とし”も”相手を自由自在に動かせる訳でもない”というシロモノ。むしろその鬼謀をもって他人に犯罪を起こさせてます。
 ”言葉だけでそんなことできるんかい?”と思われるかもしれませんが”巌頭之感のように言葉が自殺を誘発しているというか、自殺したい人の背中を押すことはありえます。本書のように犯罪を起こしたいけど警察に捕まるのが怖い(抑止力)に対し、完全犯罪の方法を示唆することで実行に移させるみたいな。

 残念ながら、辻村深月は読んだことないんで、こんど読んでみよ!

 冒頭描いたように、パロディってのはモトネタを知ってる人のほうが楽しめます、たぶん。できれば、”Another”とか”百鬼夜行シリーズ”とか読んでた方が楽しめっかな~~ てか、この本を読もうと思った人って、これぐらい読んでっか!

《脚注》
(*1)”文豪ストレイドッグス”シリーズ(原作 朝霧カフカ、作画 春河35、角川書店)
 この作品が生まれたきっかけは原作者の朝霧が”文豪がイケメン化して能力バトルしたら絵になるんじゃないかと、編集と盛り上がったから”だそうですが、原作をかなり読みこまないとここまで書けないと思います。きっと、相当なビブリオマニアなんでしょうなぁ
(*2)館シリーズ(綾辻行人、講談社文庫)
 今は亡き建築家”中村青司”が設計した風変わりな建物で起こる連続殺人事件。推理作家の”島田潔”はその謎に挑戦する・・・
 ”十角館の殺人”、”水車館の殺人”など。こんな家に住んでみたいという建築物も魅力です。
(*3)南極夏彦
 ”南極探検隊シリーズ”に登場する史上最低最悪再馬鹿の元小説家。六十数歳。簾ハゲ”~のう”が口癖。同じ京極夏彦の作品とは思えないようなブッ飛んだお話です
 ”南極。(京極夏彦、集英社)”に収録。

Pepperの開発の人にはもっと”マッドサイエンティスト魂”を解放して欲しいな~(それ行け! 奥秩父研究所/Pepper World 2016)

 ども、ロボット大好きおぢさん、たいちろ~です。
 実用化という点では最先端ロボットの一つ”Pepper”。これが一同に会するイベントがあるってのを知りまして、ホイホイ行ってきました(一応、仕事です)
 公式hpによると50種類の紹介があるということで、実際に行ってみると小売だ医療だ、金融だ、観光だとなかなかのバリエーション。受付にプレゼンに介護サポートにとなかなかいろんなことをやらせてます。で、ぐる~っと廻ってみての正直な感想は

  思ってたンと、なんか違う?!

 ということで、今回ご紹介する”それ行け! 奥秩父研究所”をテキストに、この違和感はなんだろうて、ちょっと真面目な考察です。って、真面目か?

写真はたいちろ~さんの撮影。バリスタコスプレのPepper君です

Pepper1270017

【本】それ行け! 奥秩父研究所(あろ ひろし、徳間書店)
 昼なお暗い奥秩父。平社員”六鯉(むごい)幸夫”は、マッドサイエンティストで所長の”移木杉代”率いる”奥秩父研究所”に転勤になる。赴任早々、移木杉代にベットに誘われてほいほい付いていくとなんとサイボーグに改造され・・
 ”若奥さまのア・ブ・ナ・イ趣味 (あろ ひろし、徳間書店)”に収録

【花】Pepper World 2016
 ソフトバンクの開発した人型ロボット”Pepper”をビジネスユースでどう使うかという法人向けイベント。2016年1月27~28日にベルサール汐留にて開催。けっこう人が来てましたが、きっと仕事離れて趣味の人もいたんだろ~な~


 さて、”それ行け! 奥秩父研究所”ですが、こんなかになぜ移木所長が六鯉君をサイボーグに改造したかという話が出てきます。移木杉代の語る目的って”世界征服を手伝わさせる部下を作る”こと。開き直った六鯉君が”あの~、この身体 どんな超性能があるんです?”との質問に対し、

  移木:超性能? ンなモンない!!
     人並みの人工腕力!! 人並みの人工脚力!! 人並みの人工脚力!!
     すべてにおいて普通人とまったく同じ性能だ!!
  六鯉:それじゃ まるっきり無意味じゃないかーーーっ
  移木:・・・わかってないようね
     人工臓器で一番難しいのは、極限まで生身に近づけることなの!!
     つまりあなたは究極のサイボーグとなったのよ!! 胸を張りなさい!!
  六鯉:・・・わからん!! この女の考えていることがわからん!!

 この会話がなぜかみ合っていないかというと、目的と手段がねじれちゃってるんですな。六鯉君は目的を達成するために適正な手段(この場合はサイボーグのスペック)の話をしているのに、移木所長は自分の趣味という目的を言っちゃってる。ロボットとかサイボーグって往々にして目的、ぶっちゃけ”何のために造るんだっけ?”ってありそうです。会社とかだったら”目的”をはっきりさせないと金とか人とか動かないんでしょうが、その実個人の趣味を満足させたいだけで、目的をあとからでっち上げてるなんてのが実態だったりして。

 じゃあ、目的を設定するアプローチって何だっけというと、これは2つありそうです。それは

  人間のできないことを、ロボットにやらせる
  人間のできるとを、ロボットにやらせる

 前者は10万馬力で空を飛んだりとか、一撃で機械獣を倒したりとか、変形したりとか、合体したりとか。後者は介護のサポートやコミュニケーションとかセクサロイド(*1)とか。当たり前のことを言ってると思われるようですが、これって目的だけじゃなく手段=スペックも規定しちゃうんですね。てか、アプローチそのものもまったく違うものになっちゃう。
 で、”Pepper”はというと、現時点では後者のアプローチのような感じします。”Pepperには人間にはついていないタッチパネルがついているから、人間にできないことができる”という反論もあるかと思いますが、これだって内蔵と外装の違いであって(*2)、人間だってディスプレイ使って説明してりゃ同じことじゃないでしょうか。

 長々書いてますが、何を言いたいかというと”Pepper World”を見た感想ってのが”で、あんたらはPepperに何をさせたいネン?”ってのがけっこうあったから。受付システムとかデジタルサイネージ(*2)とかに使うのってどうなのかな~~ サービスレベルなら30年前のファミコンでできるレベルのことを、わざわざ最先端のPepper使ってやる必要あんのかな~~ 
 別にそれが悪いと言ってるワケではないんですが、正直もったいないな~ と思っちゃうわけです。

 考えるに、こうなってる最大の原因ってPepperの胸についている”タッチパネル”にあるんじゃないかと思います。確かに綺麗な映像は出せるし、タッチセンサーでボタン代りにと便利ではあるんですが、それが故にそっちに発想が縛られちゃってるんじゃないかと。六鯉君と移木所長の会話みたく、”タッチパネル”というスペックがそれを使って何をするかみたいな目的に影響しちゃっているんじゃないかと。
 あくまで思考実験ですが、もしタッチパネルが付いてなきゃ、動きとか声とかを使って表現するとか、音声や画像認識で双方向対応するとか、もっとそっちの方向に頭がもってけたんじゃないかなぁ。どうしてもディスプレイが必要だったら”しょうがね~からタブレットでも手に持たせてみっか?”つ~”なんか負けた気がする”手段だってありうるし・・(実際、いろんなデバイスと無線LAN等で連動できるそうです)

 繰り返しますが、別にPepperやタッチパネルが付いていることが良いとか悪いとか言っているんじゃなくて、”Pepper”というデバイスの可能性ってもっと別にあるんじゃないかな~とか思っちゃった次第。開発している人に、もっと”マッドサイエンティスト魂”を解放して欲しいな~とか。あくまで、個人的な見解ですけどね。

《脚注》
(*1)セクサロイド(sexaroid)
 読んで字のごとくエッチするためのロボット。松本零士の漫画”セクサロイド”とか読んだな~~
(*2)内蔵と外装の違いであって
 内蔵型の代表が”マジンガーZ”。”ジェットスクランダー”が登場するまで武装はすべて本体内蔵。外装型の代表が”ガンダム”。頭部に内蔵されたおまけみたいな60mmバルカン砲以外、武装はすべて外付け。戦闘の状況に対する柔軟性という意味では外装型のほうが有利なんでしょうな。まあ、スポンサーの都合かもしれませんが。
(*3)デジタルサイネージ
 ネットワークに接続した電子看板。最近は駅などでよく見かけるようになりましたよね。

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