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2014年3月16日 - 2014年3月22日

潜水艦モノの魅力って、制約の多い中で頭脳戦を孤高に戦う艦長の魅力でしょうか(ファントム 開戦前夜/カナリア)

 ども、潜水艦というと金沢明子の”イエロー・サブマリン音頭(*1)”を思い出しちゃうおぢさん、たいちろ~です。
 閉所恐怖症(*2)ぎみでありますのであまり乗ろうとは思いませんが、けっこう潜水艦モノが好きです。小説だとジュール・ヴェルヌの”海底二万里”から始まって”終戦のローレライ”や”レッド・オクトーバーを追え”、”海の底”、コミックだと”沈黙の艦隊”、”潜水艦スーパー99”、”ブルーシティー”、DVDだと上記の映画版や渋いところでは”眼下の敵”なんかも見ましたな~~(*3)
 そういや最近潜水艦の出てくるDVD見てなかったんですが新作がありましたね。ということで、今回ご紹介するのは名優エド・ハリス主演の”ファントム 開戦前夜”であります。


Photo
写真は”ファントム”の1シーン。潜水艦に積み込まれるカナリアです。


【DVD】ファントム 開戦前夜(主演 エド・ハリス、 監督 トッド・ロビンソン、角川書店)
 冷戦時代、核ミサイルを搭載したソビエトの潜水艦が消息を絶った。この潜水艦をめぐりアメリカとソ連は情報戦を展開した。果たして消えた核ミサイル搭載艦は南太平洋で何をしていたのか? そしてデミトリ艦長(エド・ハリス)のとった行動とは?
【動物】カナリア
 アトリ科に分類される小鳥。昔は”炭鉱のカナリア”といって炭鉱でメタンや一酸化炭素といった窒息ガスや毒ガス早期発見のための警報として使われていました。ご年配の方だとオウム真理教事件で上九一色村の第7サティアン強制捜査の時に警察がカナリアを持ってたのを覚えているかと思いますが、これは毒ガス検知のためのものでまさにこれです。


 なんで、潜水艦モノが好きかというと非常に制約の多い中で、頭脳戦を孤高に行うってとこでしょうか。

〔制約の多い戦い〕
 潜水艦の最大の強みってのは発見されにくい(ステルス性)です。まあ、見つかっちまうと魚雷一発でおしまいみたいなとこがあるんで、火力の強弱よりもいかに相手に見つからないか、あるいは索敵能力の向上をさせるかに重点が置かれます。前者の例が”ファントム”に出てくる敵をごまかす秘密兵器だったり、レッド・オクトーバーみたく音がほとんどしない推進装置だったり、潜水艦スーパー99の撃沈されたふりをする機能だったりします。後者の例は”ローレライ”に登場する超能力による索敵能力なんかが代表。
 まあ、このあたりのテクノロジーの持って行き方が面白いところです。

〔頭脳戦が重点〕
 上記のように”見つかったら終わり”だもんですから、いかに相手を出し抜くかがポイント。”眼下の敵”なんかが代表例でしょうか。見えない敵がどう行動するかの読み、アクティブソナー(*4)一発打つにも細心の注意を払い、補給のままならない魚雷をいかに有効に使うかってのはチェスでもやっているような緊迫感があります。
 また、原子力潜水艦以前のディーゼルタイプだと酸素補強のために浮上せねばならず、それをどこに設定するかも知恵の見せ所。”ファントム”でもどこで浮上するだ、あと何分動かせるだの会話をやってす。

〔孤高の戦い〕
 潜水艦の戦いってのはだいたいが1対1か1対n。もちろん潜水艦側が”1”です。潜水艦同士の艦隊決戦ってのはまずないですね。中には”沈黙の艦隊”に出てくるニューヨーク沖海戦みたくアメリカ米大西洋艦隊40艦対”やまと”1艦”みたいなのもあります。もっとも”ファントム”みたいに索敵メインでドンパチほとんどなしってのも珍しいですが。
 まあ、外部からの指示もなく単騎で戦うとなるとその優劣は艦長の能力というかキャラクターに依存するのも当たり前。”ファントム”の見どころもそんな感じです。

 ところで、このDVDを見た理由が実は艦長役が”エド・ハリス”だったから。この人が演じた”ザ・ロック(*5)”のハメル准将や”アポロ13(*6)”のジーン・クランツ主席飛行管制官がまたカッコイイんだ! 沈着冷静にして明晰な頭脳、目的を達成する鉄の意志の持ち主なんて役をやらせるとこの人に匹敵する人はなかなかいません。”ザ・ロック”ではショーン・コネリーの風格にタメはるにはエド・ハリスぐらいの威厳のある人じゃないとダメだし、”アポロ13”では現場でがんばるトム・ハンクスより管制センターで指揮をとるエド・ハリスのほうが”すんごいですね~”とか思っちゃいました。
 洋画版”理想の上司”みたいなのがあったら絶対投票するんですがねぇ。

 ところで”ファントム”って、ソ連の潜水艦が行方不明ってことで”レッド・オクトーバーを追え”みたいな話かと思ってましたが(*7)、ずいぶんテイストが違いますね。前半のシーンで潜水艦にカナリアが積み込まれるシーンがありますが、これ見た瞬間に”ひょっとしてこの潜水艦、窒息するような事故が起こるんじゃね?”とか考えましたがそのとうりになっちゃいました。

 まあ、”ファントム”って潜水艦同士の戦いってよりソ連内部の内輪もめのとばっちりをデミトリ艦長がまきこまれたってとこでしょうか。 潜水艦モノってより人生に後悔を抱えた老艦長を演じたエド・ハリスをお楽しみいただくDVDかと。


《脚注》
(*1)イエロー・サブマリン音頭
 ビートルズの”イエロー・サブマリン”を音頭にアレンジした金沢明子の曲。
 当然ながら作詞・作曲はジョン・レノン&ポール・マッカートニーですがプロデュースが大滝詠一、日本語訳詞が松本隆というビックネームが手掛けた曲でもあります。
 お聴きになりたい方はこちらからどうぞ。
(*2)閉所恐怖症
 暗いよ~ 狭いよ~ 怖いよ~(面堂終太郎)
(*3)小説だとジュール・ヴェルヌの”海底二万里”から始まって
・海底二万里:小説、ジュール・ヴェルヌ、福音館古典童話シリーズ他
・終戦のローレライ:小説、福井晴敏、講談社文庫
          映画(題名”ローレライ)、監督 樋口真嗣、ポニーキャニオン
・レッド・オクトーバーを追え
      :小説、トム・クランシー、文春文庫
      :映画、主演 ショーン・コネリー、CICビクター
・海の底  :小説、有川浩、角川文庫
・沈黙の艦隊:漫画、かわぐちかいじ、講談社
・潜水艦スーパー99:漫画、松本零士、秋田文庫
・ブルーシティー:漫画、星野之宣、光文社コミック叢書
・眼下の敵 :映画、主演 ロバート・ミッチャム、20世紀フォックス
 あれを潜水艦と呼ぶか?ってのも入れると、”海底軍艦(監督 円谷英二、東宝)、”マイティジャック (円谷プロ、ビクター)”なんかもありましたね
(*4)アクティブソナー
 自ら音波を出し、反射してくる音波を調べて敵の位置を知るモノ。当然ながら自分で音を出すんで、敵に発見される危険性が高くなります
(*5)ザ・ロック(主演 ショーン・コネリー、ニコラス・ケイジ、ブエナ・ビスタ)
  脱獄不可能の元刑務所のアルカトラズ島”ザ・ロック”に、毒ガスを奪ったハメル准将(エド・ハリス)らがテロリストが人質にしてたてこもった。その解決のためにFBIBIは化学兵器のスペシャリスト(ニコラス・ケイジ)と、アルカトラズ島を唯一脱獄したメイソン(ショーン・コネリー)を送り込む。
(*6)アポロ13(主演 トム・ハンクス、ケヴィン・ベーコン、ジェネオン)
 月へ打ち上げられたアポロ13号で爆発事故が発生。酸素や電気などが不足する中”、乗組員を生きて地球に返す”ミッションのためにジム・ラヴェル船長(トム・ハンクス)らと地球の管制センターの主席飛行管制官ジーン・クランツ(エド・ハリス)のとぎりぎりの戦いが始まる。
(*7)”レッド・オクトーバーを追え”みたいな話かと思ってましたが
 冷戦時代に最新鋭潜水艦”レッド・オクトーバー”をマルコ・ラミウス艦長(ショーン・コネリー)が奪取、亡命を企てるというお話。もうすぐ公開になる”エージェント:ライアン”の主人公ジャック・ライアンによるシリーズの第一作。

けっこう憧れてるんですよ”10番目の男”って(ワールド・ウォーZ/C-130 戦術輸送機)

 ども、単なるへそ曲がりなおぢさん、たいちろ~です。
 長らくソリューションの企画みたいなことをやってたんですが、意外に難しいのがそれをやってみるかどうかの判断です。やるかやらないかと言われりゃやるにこしたことはないわけですが、やるとなるとそれなりに人や金といったリソースが必要なわけで、勝算はあるかどうか、ぶっちゃけ儲かるかどうかって話になります。10人いて1人だけしか良いと言わなきゃできないし(へたすりゃ言った人は変人扱い)、9人が賛成するモンは往々にしてタイミングが遅すぎるってことになりまねません(たぶん、他社がすでにやってます)。
 てなことを考えてると、すんごい事例が出てくるDVDがありました。ということで、今回ご紹介するのはそんな人の出てくる話”ワールド・ウォーZ”であります。


C1300651
C1300665  
写真はたいちろ~さんの撮影。C-130外観とコクピット。
横田基地日米友好祭(2011年)にて


【DVD】ワールド・ウォーZ(主演 ブラッド・ピット、監督 マーク・フォスター) 
 全世界は“謎のウイルス"によって壊滅の危機に瀕していた。感染者=ゾンビに咬まれた人間は12秒でゾンビと化し猛烈な勢いで増殖していった。元国連捜査官のジェリー(ブラッド・ピット)は、家族の保護と引き換えにその対応策を探すことになる・・・
 ”007 慰めの報酬”のマーク・フォスター監督によるSFホラー映画。
【乗り物】C-130 戦術輸送機
 ロッキード社製の戦術輸送機。通称”ハーキュリーズ”。初飛行は1954年(*1)ながらいまだに現役というベストセラー機。DVDの中でほとんど滑走距離のない空母から発進するシーンがありますが、ホントに発着陸できたそうです(*2)。

 ところでこのDVD、本来だったら”ブラビ様”カッコイイって話になるんですが、そこはそれコンジョ曲がりなので取り上げるのはイスラエルの諜報機関の高官”ユルゲン・ヴァルムブルン”(演じているのはルディ・ボーケン)。ジェリーをして”厳格で有能、夢想家ではない”と言わしめ、ゾンビ対策として長大な”塀”を作った人です。国連職員とはいえC-130 輸送機で強行着陸したジェリーと面会し、自分が車を運転して案内役をするというなかなか肝のすわったおっさんです。
 作中でよく事前にジェリーから対処ができたなということを聞かれて、

  問題はほとんどの人間が信じてくれないことだ ことが起きるまで
  愚かさや弱さとは違う 人間の特質だ

 という慧眼なご発言。心理学には”ヒューリスティック”というのがありまして、これは複雑な問題解決のための意思決定をする際に簡便な解法や法則を使うという考え方。短時間で結論を出せるかわりに、結論が必ずしも正しいとは限らないというのが難点。ありていに言うと、今まで起きたことがないことは暗黙のうちに起こらないと思い込みがちだということ。東日本大震災の対応で”想定を超える××”みたいな発言がありましたが、これはその決定をした人が愚だっとか弱かったとかとは別モンだということです(まあ、好意的な見方ではありますが)

 言うのは簡単ですが、実際にやるとこれってなかなか出来ることじゃないんですね。さらにスゴイのは、この状態で対策を実現させていること。

  それで我々は方針を変えた
  10番目の男だ
  9人の男が同じ情報で同じ結論に至ったとしたら
  10人目はそれに反論する義務がある
  たとえどんなに荒唐無稽な意見でも
  10番目は、独自の仮説で9人に異議を唱えなければならない

  No matter how improbable it may seem,
  the tenth man has to start digging
  on the assumption that other nine are wrong
(*3)

 歴史的な反省を踏まえてとはいえ、”10番目の男”をルール化し、少なからざる国家予算を投入し(*4)、常識じゃありえね~事態に対処するってのはリアルなビジネスシーンだと相当ハードル高いです。

 そもそもこんなぶっとんだルールが認められるってことが難しい上、常識破りの仮説を立案・論理構成を考える知力と、それを前提に予算をトップや会議に承認させる精神力と、プロジェクトとして具体化できるというスーパーマンみたいな人物がいないと成り立ちません。そういった意味では、命がけでも個人(と研究所の協力者)レベルでがんばってるジェリーよりゃヴァルムブルンのほうが数段すごいと思います(ブラビファンのみなさん、すいません)。

 まあいろいろ書きましたが、最近観たDVDの中ではこれが一番面白かったです。ぜひご覧の程を。


《脚注》
(*1)1954年
 マグロ漁船第五福竜丸が米国の水爆実験による死の灰を浴び、それを元にした映画”ゴジラ”が公開され、国鉄の青函連絡船洞爺丸が沈没し、NHKがテレビ放送を開始した年です。ちなみに朝鮮戦争は1950年~1953年(休戦)、ベトナム戦争(第二次インドシナ戦争)はもっと下って1960年からです。
(*2)ホントに発着陸できたそうです
 映像ではウソ臭いぐらい短かったんで調べて見たんですが、1963年に航空母艦”フォレスタル”で実験してみたら、カタパルトやアレスティング・ワイヤー等を使わずに着艦・発艦ともに成功したんだとか。
(*3)No matter how improbable~
 英文中の”digging”の”dig”は掘る, 掘り返すという意味。”考える(think)”じゃなくって無理くり感があるのがけっこうユニークです。
(*4)少なからざる国家予算を投入し
 東日本大震災の時に話題になった田老の防潮堤ですが、総延長2433mの総費用は約50億円かかったそうです(1980年当時の貨幣価値で換算、wikipediaより)。まあ工法は違うものの(ワールド・ウォーZのは安普請っぽいです)、街ごと一つとりまくとなると数十億円ではきかない金がかかってるんじゃないかと。

作品そのものが”双子のトリック”とでも言いましょうか(犬神家の一族/菊人形)

 ども、莫大な遺産を残すことなくくたばっちまいそうなおぢさん、たいちろ~です。
 ここんとこミステリーを立て続けに読んでます。友人のYO~YO~(*1)が貸してくれた京極夏彦の”百鬼夜行シリーズ”(*2)に始まって、今は横溝正史に行っちゃってます。てのも、このシリーズの”塗仏の宴(*3)”に出てくる”津山事件(津山三十人殺し)”に興味をもってついつい”八つ墓村(*4)”に手を出して”ミステリーの系譜(*5)”も読んじゃいました。で、八つ墓村も読んだことだしということで、今回ご紹介するのは同じく横溝正史のメジャー作品”犬神家の一族”であります

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写真はたいちろ~さんの撮影。福島駅で見かけた二本松の菊人形の宣伝です(菊人形はなかったけど)


【本】犬神家の一族 (横溝正史、角川文庫)
【DVD】犬神家の一族 1976年版 (主演 石坂浩二、監督 市川崑、角川春樹事務所)
【DVD】犬神家の一族 2006年版 (主演 石坂浩二、監督 市川崑、東宝)
 信州財界の大物・犬神佐兵衛が亡くなった。佐兵衛の残した莫大な遺産をめぐり連続殺人事件が発生する。遺産相続の鍵を握る美女”野々宮珠世”、佐兵衛の娘達に追われ行方不明になっている佐兵衛の息子”青沼静馬”、そしてこの謎に立ち向かう金田一耕助の推理とは・・・
 映画版は角川映画(*6)の第一作というメディアミックスの草分け的作品
【花】菊人形
 菊の花を着物に見立てて作る人形のこと。
 関西人としてはひらかたパーク(通称ひらパー)の”大菊人形展”なんかが思い出されますが、調べて見ると2005年で大規模なのは終わっちゃったんだとか。秋の風物詩だったんですけどねぇ


 いきなり話は飛びますが、推理小説には”双子のトリック”ってのがあります。”犯罪が発生する場所には犯人がいる”という前提なので(まあ、そうでないのもありますが)、犯人側から見ると”いかにその場にいない(不在証明=アリバイ)状況を作り出すかがポイントであり、探偵から見るとこのアリバイをいかに崩すかが推理小説の魅力でもあります。で、この”双子のトリック”ってのは犯人と良く似た人が存在して現場以外の場所にいる状況を作り出すというものです。まあ、どっちかつ~と安直な解決なのでソッコー却下されてギャグにされるようなネタですが、思いこみなんかが重なると以外とありだったりします。
 なんでこんな話をしてるかというと、実は映画版でものの見事に間違ったんですね~~ せっかくだから映画版も見ましょうということでTSUTAYAで借りました。1976年版の角川映画のつもりだったんですが、実はこれが2006年版。エンドロール見るまで変だな~~と思いつつ、エンドロール見るまで分かりませんでした。
 映画見ながら、”若い時の島田陽子って松嶋菜々子に似てたんだ”とか、”坂口良子って深田恭子ぽかったんだ”とか思ってたんですが、そりゃ似てるわな~本人だもの。(島田陽子、松嶋菜々子は野々宮珠世を、坂口良子と深田恭子は女中のはるさんを演じてます)
 なんでこんなことになるかというと実によく似てるんですな~~ なんといっても主演の金田一耕助を演じてたのが同じ石坂浩二(*7)。ほかにも神官役が同じ大滝秀治だったり”よし、わかった”の署長さんが同じ加藤武だったりしてるし。他の役者さんも同じようなテイストの人が演じてるし(まあ、同じ原作だから当たり前っちゃ当たり前ですが)。それに監督も同じ市川崑だからストーリーの仕立てや映像の雰囲気も良く似てるし。なんといっても。主題曲が大野雄二の”愛のバラード(*8)”だし・・・

 まあ、考えてみりゃ1976年版なんて35年以上も前の映画だし、大ヒットしたとはいえDVDどころかVHSさえ一般家庭になかった時代、流れては消える画像の印象だけで話をすれば間違えることもあるわな~~

 なんだか、内容に関係のない言い訳なブログになりましたが、本編も面白いですよ。作中に出てくる菊人形も犬神一族の見立てになっているとか、佐清がある意味双子のトリックになってるとか。まあ、時代背景が終戦直後ということで復員がどうのとか現代モノとは違うテイストもいいし。たまに読み返すには面白い本です。

《脚注》
(*1)YO~YO~
 私の高校時代の友人にして、このブログにつっこみを入れてくれる数少ない(というか唯一の)人です。借りてた本、もうちっとで読み終わるので待っててね。
(*2)百鬼夜行シリーズ(京極夏彦、講談社文庫)
 憑物落としの”京極堂”こと中禅寺秋彦を探偵役とした怪奇ミステリーシリーズ。膨大な知識に支えられたウンチクが魅力の作品ですが、なんせ分厚い。1作品1000ページ超えがあたりまえというシロモノですが、面白いんですな~~これが。こいつを読みだすとほかの本がほとんど読めなくなるぐらい時間食います。
(*3)塗仏の宴 (京極夏彦、講談社文庫)
 宗教団体、徐福の研究者、武道家集団、占い師。事件にかかわる人々は存在しないはずの”戸人村”に向かう。妹の中禅寺敦子は誘拐され、友人の関口巽は逮捕され、刑事の木場修太郎は行方不明。そんな中憑物落としの”京極堂”こと中禅寺秋彦もまた事件の解決のために戸人村へ向かう。自分の黒歴史と対峙するために・・・
 詳しくはこちらをどうぞ
(*4)八つ墓村 (横溝正史、角川文庫)
 大正時代、八つ墓村で田治見家当主の要蔵が発狂し、村人32人を惨殺するという事件が発生した。昭和になり要蔵の子孫である寺田辰也が八つ墓村に帰郷すると、次々と殺人事件が発生する。村人たちは恐れ、犯人と思われる辰也を鍾乳洞に追い詰める・・
 詳しくはこちらをどうぞ
(*5)ミステリーの系譜(松本清張、中公文庫)
 本書に収録された”闇に駆ける猟銃”が津山事件を扱ったルポタージュ。さすがに社会化ミステリーの巨匠”松本清張”の作品だけあって、抑揚を抑えた淡々とした語りぶりがクールです。こっちもけっこうお勧めです。
(*6)角川映画
 当時角川書店社長だった角川春樹が大々的に始めた本と映画をミックスして大宣伝して売るというビジネスモデルの代名詞です。まあ、古い映画ファンには懐かしい言葉ですが、今じゃ当たり前にやってるもんなぁ・・・
(*7)石坂浩二
 さすがに2本続けて見るとお年を召したのがわかります。まあ、堺正章が演じた”西遊記”(1978~80年 日本テレビで放映)の孫悟空を今見るようなものと思っていだだければ
(*8)愛のバラード
 若い人には”ダイハツ Mira e:s”のCMの曲と言った方が通りがいいかも
 ちなみに大野雄二は”ルパン三世 カリオストロの城”(1979年公開)も手掛けていますが、BGMの使い方が良く似てます、はい。

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