« ”姑獲鳥の夏”って、押井守監督でプロダクション・アイジーあたりでアニメ化するのも面白かったかもね(姑獲鳥の夏/ダチュラ) | トップページ | ”芋虫”に”ドウエル教授の首”に”魍魎の匣”に。手足のない人間ってけっこうゾクゾクするものなのかも(魍魎の匣/イワシイケス) »

復興って”がんばれ”とか”行政は何をしている”だけじゃなくって、こんな”突き抜けた元気さ”がもっとあってもいいんじゃないかと(リアスの戦士イーガー/おながわさんま収穫祭2013)

 ども、さんまが大好きなおぢさん、たいちろ~です。
 ただいま、仙台に来ております。スーパーの鮮魚売り場で見ますと”なんだか、さんまが高いな~”。普通ですとこの時期、宮城県産のさんまがまあ100円程度で売ってるはずなんですが、今年は北海道産で150円以上。どうしようかと思っていたところ、今年は”おながわさんま収穫祭”が開催されるとのこと。
 ということで、さっそく行ってみました。

 

P9226017s
Photo
Photo_2

写真はたいちろ~さんの撮影。
上:さんまを焼く町内のみなさん。
中:リアスの戦士イーガー
下:左からAKB風司会のおねいさん、仮設の戦士”センガーイッキ”、リアスの戦士”イーガー”、エチゼンクラゲ怪人クララーゲ

 

【DVD】リアスの戦士イーガー・外伝 Episode1
 ”リアスの戦士イーガー”は宮城県女川町の商工会青年部メンバーが町おこしを狙って企画のご当地ヒーロー。金華山の力で伝説のゴールデンウミネコの魂と一体化して生まれ変わったという設定。女川の平和を守るため、ワルワル団と戦っています。
 ”外伝(*1)”として2013年9月22日の”さんま収穫祭2013”で先行発売、10月1日よりネットで販売開始。 (公式HPはこちら
【旅行】おながわさんま収穫祭2013
 毎年秋に行われている女川町のお祭り。”さんま祭り”ではなくて”さんま収穫祭”が正式名称。さんま炭火焼4000匹、すり身汁3000匹の無料提供(13年度は任意で義捐金)や格安販売、さとう宗幸やBiSというアイドルグループのステージなどが開催されました。


 ”おながわさんま収穫祭”は東日本大震災前は女川漁港で開催されましたが津波で甚大な被害を受けた為、13年度は高台にある総合運動場での開催。よく行ってたんですが昨年は地元の人だけで開催ということで行かなかったんですが、今年は本格的に再開したようでしたので行きました。なんでも、2万人が訪れれたんだとか。女川町の人口が7,400人ぐらいだそうですので、ほぼ人口の3倍ですぜ。会場でさんまを焼いたり駐車場の整備をやったりとほとんど町の人総出でやっている勢いです。

 で、まずさんまの格安販売から。20匹の発泡スチロール箱入りでなんと1000円。発泡スチロール箱だってそこそこ原価かかかってるはずですから、1匹あたりの値段でいえば市価の1/3以下です。ご近所のおすそわけ分もあわせて2箱買いました。なんでも1000箱用意して午前中には売り切れたそうです。

 さんま炭火焼、すり身汁もただきました。炭火焼なんか焼いてる煙が遠くからでも見えるほど、大盤振る舞い。大根おろしに酢だちをつけてあつあつを食べると油ののったさんまならでわの美味しさが堪能できました。

 あと、もう一つのお目当ては”リアスの戦士イーガー”。地元新聞の”河北新報”の報道は”ご当地ヒーロー イーガーのDVD発売”だもんなぁ。新聞にDVDのパッケージ写真がでてましたが、けっこうマジな作り。さすがに巨匠”石ノ森章太郎”が若き日を過ごした石巻市の隣町だけのことはあります(*2)。仮面ライダーを彷彿とさせる造形は素人(女川町商工会青年部の企画作成)とは思えないほどのスグレモノ。ネーミングセンスもユニークで、hpによるとヒーローの名前が方言で”いーがー、おめだづ(いいか、おまえたち)”武器が”ギンジャ剣(銀鮭)”、”ホ盾(帆立)”、仲間が”センガーイッキ(船外機)”!

 ネットにUPされていたプロモーションビデオかこんな感じ。なかななのクオリティーであります。


 

 ”震災復興が重要な時に何をやるんだか・・”みたいな意見もあったんじゃなかろうかと思いますが(*3)、こういった”つきぬけた元気さ”って重要じゃないかと。まあ、まわりが”がんばれ”と言ったり”行政は何をやってるんだ!”と憤ってみても、結局は当事者がどんだけ前向きになるかがポイントじゃないかと。こういった被災した状況の中でも”面白い物”を生みだすバイタリティというかしぶとさみたいなものが大切だと思います。また、DVDのパッケージに”Episode1”と書いてあったので”Episode2もあるんですか?”と聞いたら”1が売れたら作ります”とのこと。こういったアバウトさというか(失礼!)、”1コ作ったからいいわ”じゃなくて常に前見てやってる感って好きですね~

 今の女川ですが、街並み自体はまだ更地のままのところも多くて、復興道半ばって言う感じで切ないところも多かったですが、こんな”元気なDVD”を作れる若い人がいるってことにとても期待感を持ちました。
 町の復興も、さんまの収穫も、DVDの販売もぜひ成功させてください

   (ネット販売はこちらから)

Photo_3

《脚注》
(*1)外伝
 じゃあ、正世(本編)があるのかというとよくわかりません。まあ、”カムイ外伝”(白土三平)みたいに外伝だけがアニメ化された例もあるので、あんまし気にしないか。
(*2)巨匠”石ノ森章太郎”を輩出した石巻市の隣町だけのことはあります
 ”仮面ライダー”や”スーパー戦隊シリーズ”など特撮ヒーローの生みの親”石ノ森章太郎”は高校時代に石巻市の映画館に通っていたというご縁で石巻市に”石ノ森萬画館”が建てられています。こちらのご当地ヒーローは”シージェッター海斗”
(*3) ”震災復興が重要な時に何をやるんだか・・”みたいな~
 2007年に海上自衛隊が”スーパー戦隊シリーズ”みたいなコマーシャルフィルムを作成して物議をかもしたことがあります。けっこうノリノリで受けた人と”ふざけてる”と怒った人と。まあ、とんがった事をやれは批判する人が出るのは当たり前で、それを跳ね返すバイタリティこそが重要ではないかと。

« ”姑獲鳥の夏”って、押井守監督でプロダクション・アイジーあたりでアニメ化するのも面白かったかもね(姑獲鳥の夏/ダチュラ) | トップページ | ”芋虫”に”ドウエル教授の首”に”魍魎の匣”に。手足のない人間ってけっこうゾクゾクするものなのかも(魍魎の匣/イワシイケス) »

旅行・地域」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« ”姑獲鳥の夏”って、押井守監督でプロダクション・アイジーあたりでアニメ化するのも面白かったかもね(姑獲鳥の夏/ダチュラ) | トップページ | ”芋虫”に”ドウエル教授の首”に”魍魎の匣”に。手足のない人間ってけっこうゾクゾクするものなのかも(魍魎の匣/イワシイケス) »

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

無料ブログはココログ