« ブログを書くにはけっこう参考になる本です(小田嶋隆のコラム道/円柱) | トップページ | まわりが狂気の中、流されずにいるのは難しい生き方のようです(永遠の0/コックピット) »

しめて4,496億円。ビル・ゲ○ツ並みに金持ってりゃ作っちゃうんだけどな~、サンダーバード秘密基地(サンダーバード/サンダーバード博)

 ども、サンダーバード2号を愛するおぢさん、たいちろ~です。
 ホントかどうかはわかりませんが、

  システムエンジニアはダンダーバード2号を偏愛する

という説があります。理由は”ツール(ジェットモグラタンクとか)を使って問題解決するのがシステムエンジニアゴコロをくすぐるから”らしいですが、分かるような気もします。別にエンジニアに限らずですが、ある世代のおぢさんにとってサンダーバードってのは憧れの存在。ということで、日本科学未来館で開催された”サンダーバード博”に行ってきました。


【DVD】サンダーバード(ジェリー・アンダーソン ジェネオン)
 世界的な大富豪”ジェフ・トレーシー”が設立した国際救助隊(International Rescue)”サンダーバード)の活躍を描くSF人形劇(*1)。
 1965年(日本の放映は1966年)とほぼ半世紀前の作品ながら、その洗練されたメカニックデザインやウイットに富んだストーリは古さを感じさせない作品です。
【旅行】サンダーバード博
 お台場の日本科学未来館で開催中のサンダーバードを紹介する博覧会(7月10日~9月23日)。サンダーバードを紹介する3D映像や、メカニックのモデル展示などです。公式HPはこちらをどうぞ。


 実際の博覧会の様子です。

〔オープニング&展示会紹介の3Dシアター〕
 入場してすぐのところがあの懐かしいオープニングを最新技術で3D化したシアター。”Thunderbirds”のロゴやメカニックが飛び出して見えてくると、会場からは”おおぅ”の声が。最近の映画は初手から3D前提で作成されるものも増えてきましたが、こんな昔の作品も3D化できるってのは、科学技術ってすばらしいです。
 一つだけ残念だったのは、ジェフ・トレーシーの声が初代の小沢重雄氏ではなかったこと。すでに故人になられていますが、この人だったら感涙モノだっただろうなぁ・・

〔モデルアートとメイキング映像〕
 次に出てくるのはサンダーバードのメカニックごとのモデルアートと撮影方法の展示です。

サンダーバード1号が飛行するシーンの撮影。バックにある空の風景を回転させることで、高速で飛んで行ってる様子が紹介されてました
1

さまざまなタイプのサンダーバード2号の展示。
 今回展示されているのは撮影に使われたオリジナルではなく(*2)、日本のモデラーの人の作品。でも、ディテールの違いを追っかけたタイプ別なんてよくやるもんです。
 その他にもジェットモグラタンクだとか搭載メカの展示も。
2

ドッキングするサンダーバード3号と5号
 この2機はセットで展示。写真だと分かりにくいですが、サンダーバード5号のドッキングベイって意外に短いです。オープニング映像だともっと長いイメージがあったんですが。
3

サンダーバード4号の撮影シーン
 水中を進むサンダーバード4号。前面に水槽を置いて気泡を発生させ、後ろ側で4号のモデルを操作しています。
4

ピンク色のペネロープ号
 エンジングリグのについた”ウィングレディ”はロールス・ロイス社が正式に許可したモノなんだとか。このあたりはけっこう太っ腹なんですね、イギリスの会社って。
Photo

 その他、ゲストメカなんかも展示してました。

〔小松崎茂のボックスアート〕
 サンダーバードのプラモデルといえばこの人、小松崎茂(*3)のボックスアート(プラモデルの函)の原画&今井科学版のボックス展示。
 サンダーバードのプラモデルと聞いて”アオシマ”と答えず”今井科学”と答える人はかなりおぢさん世代です(*4)。
Photo_2

〔前田建設ファンタジー営業部による秘密基地の見積もり〕
 前田建設ファンタジー営業部(*5)が”サンダーバード秘密基地を実際に作ったらいくらかかるか”を見積もった資料です。トレーシーアイランドの地形模型とCGによる地下施設も。実はこれHPの協力会社で名前見つけてから楽しみにしてたんだよな~~
 サンダーバード秘密基地、実際に作るとしめて4,496億円。ビル・ゲ○ツ並みに金持ってりゃ作っちゃうんだけどな~ 日本だったら柳○正か孫○義あたりでもいいけど。もっともトレーシー一家みたいにアクティブにボランティアをする人ならいいけど(*6)、普通の人がやったら世界でもっとも高額な引きこもりと言われそうですが・・・
Photo_3

〔巨大サンダーバード2号のアトラクション〕
 4m近い1/20スケールのサンダーバード2号を使った消火活動のアトラクション。バカでかい2号は驚きですが、もうちょっと使い方なかったんかなぁ・・・
27144597

〔サンダーバードにつながる最先端技術の展示〕
 企業とタイアップした?最先端科学技術の展示。写真は東芝によるスマートシティを組み込んだトレーシーアイランド。
 最新の技術を紹介する日本未来館としては一番見て欲しいのはここ??
Photo_4

〔ショップコーナー〕
 最後がサンダーバードグッズの販売コーナー。プラモデル(アオシマ版)なんかも売ってます。どう見ても普段プラモデルなんか作りそうにないおぢさんが、かつてのトラウマを晴らすかのように大人買いしてました。だって、子どもの頃は5台そろってとか超高価な秘密基地なんて買ってもらえなかったモンなぁ
 私もサンダーバード博記念公式ハンドブック”サンダーバードぴあ”をお買い上げ
Photo_5


 ということで、2時間以上遊んじゃいました。
 かつてサンダーバードにはまったおぢさん世代にはお勧めの博覧会。常設の科学展示も充実してますので、お子様連れでもOKです!


《脚注》
(*1)人形劇
 そういえば、最近人形劇って見なくなりましたねぇ。
 かつては”ひょっこりひょうたん島”、人形浄瑠璃の流れをくむ”新八犬伝”、”真田十勇士”、ドリフターズがキャラの”飛べ!孫悟空”とかあったんですけどねぇ。
 ”魔法少女まどか☆マギカ”の中で”結界”に出てくる影絵っぽいの見てると藤城清治の影絵作品を思い出してなつかし~とか思っちゃいました。
(*2)撮影に使われたオリジナルではなく
 説明によると、火薬や水を使った特撮でかなり消耗が激しかったんだとか。
 50年近く前の作品ということもあって、オリジナルが残っていればかなり高値がつくんでしょうねぇ。
(*3)小松崎茂
 空想科学イラスト、プラモデルの箱の絵で有名なイラストレーター。
 1960~70年代のSFシーンを語るには外せない人です。
 ご興味のある方は”SF挿絵画家の時代”なんかをどうぞ。
(*4)”アオシマ”と答えず”今井科学”と答える人は~
 1966年に”サンダーバード”のプラモデルを販売したのが今井科学ですが、1969年に会社更生法の適用を受けて倒産。その後再建するも2002年に廃業。サンダーバードのシリーズを引き継いだのが”アオシマ(青島文化教材社)です。
 ちなみに、69年の倒産後に今井科学から資産と人材を引き継いだのが”バンダイ”でバンダイのプラモデル事業の基礎となったんだとか。まあ、のちの時代のガンプラブームの苗床がサンダーバートだったと言えなくもないかも。
(*5)前田建設ファンタジー営業部
 前田建設(実在の会社です)のファンタジー営業部って部署がマジンガーZの格納庫だガンダムのジャブローだをホントに作ったらいくらかかるかを見積もってます。書籍で3冊出てますが、ファンタジーな建築物が現実の技術を使って見積もるというまじめなのかふまじめなのか良くわからんとこが面白い本。お勧めです。
 ”ジャブローをつくる”編はこちらをどうぞ
(*6)アクティブにボランティアをする人ならいいけど
 トレーシー一家は救助活動でお金を請求しているわけではないので、ボランティア活動の超ビックなものと言えます。こういう儲けたお金をボランティアに使うってのは欧米の文化のようなモンみたいです。

« ブログを書くにはけっこう参考になる本です(小田嶋隆のコラム道/円柱) | トップページ | まわりが狂気の中、流されずにいるのは難しい生き方のようです(永遠の0/コックピット) »

アニメ・コミック」カテゴリの記事

旅行・地域」カテゴリの記事

コメント

サンダーバード博、いいね!そのまま大阪に持って来れないかな?
サンダーバードのメカは近い将来実現可能なものを、けっこうまじめに検証したと聞いたことがある。
1号の可変後退翼はF-14トムキャットになったし、2号の機体全体で浮力を得るのはステルス爆撃機に
なってたりするけど、さすがに原子力旅客機は無理でしたね。
原子力エネルギーを噴射して飛ぶなんて、ちょっと考えただけでも恐ろしい。
いったいどんな形で推進力を得るように考えていたのだろう?

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/528774/57795028

この記事へのトラックバック一覧です: しめて4,496億円。ビル・ゲ○ツ並みに金持ってりゃ作っちゃうんだけどな~、サンダーバード秘密基地(サンダーバード/サンダーバード博):

« ブログを書くにはけっこう参考になる本です(小田嶋隆のコラム道/円柱) | トップページ | まわりが狂気の中、流されずにいるのは難しい生き方のようです(永遠の0/コックピット) »

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

無料ブログはココログ