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酒呑みの舌を持って生まれたがゆえに、今宵も居場所を求めてさすらう女ひとり酒。いるんですよね~~身近に!(ワカコ酒/お野菜いろいろ)

 ども、浮気をするコンジョも金もないので一人呑みしてる単身赴任のおぢさん、たいちろ~です。
 会社で一緒に仕事をしている人でN子さんというお嬢さんがいらっしゃいます。九州出身でワインから焼酎から日本酒からかんでもど~んと来い、ビールは”ジョッキじゃないと呑んだ気がしない”と豪語する”酒呑みキャラ”を恣にする女性です。料理もとってもお上手で家呑みOK、宴会はまかせなさ~~いというオールマイティの人であります。
 で、先日本屋さんでこの人を彷彿とさせるコミックを見つけました。ということで今回ご紹介するのはそんなお姉さんが主人公の本”ワカコ酒”であります。


【本】ワカコ酒(新久千映 徳間書店)
 村崎ワカコ26歳。酒呑みの舌を持って生まれたがゆえに、今宵も居場所を求めてさすらう女ひとり酒。あなたの隣にいるかもしれない、おひとり様仕様の呑兵衛ショート♪(裏表紙より)


  1編4~12ページ程度のコミックでシンプルな絵柄のながら、実にうまそうに酒を呑みつまみを食べてるんですなぁ、このお嬢さん。酒を呑んだあとの”ぷっしゅー”が酒呑みゴコロをくすぐります。

 まあ、料理をそのまま載せてもいいんですが、それならほかの人がやりそうなので一応花のブログですから、食材になってる植物しばりで書いてみます(写真はすべてたいちろ~さんの撮影)

〔朴葉の味噌焼き〕
 朴(ほお)の葉で味噌を包み火であぶるのが飛騨料理の”朴葉の味噌焼き”です。
 ”朴葉の味噌焼き”自体は食べたことある人も多いかと思いますが、木自体を見た人は少ないんじゃないかと。下の写真は朴の木。意外に大きくなる木で、樹高20~30mになります。葉が大きいので菜盛葉として昔から食器代わりとかに使われてました。

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〔リンゴとブリーチーズのクラッカー乗せ、メイプルシロップかけ〕
 文字通りクラッカーの上に薄切りリンゴとブリーチーズをのせてメイプルシロップをかけたもの。どう見てもスイーツなんですがこれでワインを呑んじゃってるのが酒呑みの性でしょうか。こんど作ってみよう!
 リンゴを知らない人はいないでしょうが、下の写真は国光リンゴの花。美空ひばりが”リンゴ追分”で歌っている”リンゴの花びらが 風に散ったよな♪”のあれ。可憐な白い花が咲きます。
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〔ジェノベーゼソース〕
 バジルに松の実とニンニクをすりつぶしてオリーブオイルを混ぜたもの。本作ではワカコさんが見ているテレビで作っているシーンが出てきます。
 バジルは種から育てると山ほどできるので、毎年ジェノベーゼソースにして会社のお嬢様方におすそ分けしています(お世辞かもしれませんがけっこう好評)。難点はバジル自体はほとんど原価タダみたいなもんですが、松の実が高いこと。以前、ケチってピーナッツで代用したことがありますが、松の実ほど美味しくできませんでした。下の写真はバジルの花。垂直の茎に小さな白い花が咲きます。ジェノベーゼソース作りは、葉っぱを枝から外して、干して、フードプロセッサに葉とオリーブオイルなどを入れて撹拌してとほとんど一日がかり。まあ、作り方が難しいわけではないんでぜひどうぞ。
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〔オリーブの塩漬け〕
 オリーブの塩漬けはビン入りで売ってますが、家庭でも栽培できます。実はよく見ますがこんなかわいい花が咲きます。家で植えていて実がつかないな~と思っていたら自家受粉しないんだそうで2本以上植えないとダメなんだとか。下の写真はオリーブの花。こちらも小さな花が咲きます。
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〔ニンニクのホイル焼き〕
 ニンニクに醤油、バター、お酒などをふりかけアルミホイルでつつんで焼いたもの。素揚げなんかもそうですが、ほくほくして美味。ワカコさんも背徳感を感じつつ眼がぐるぐるにいっちゃってます。ただし、これを食べるには勇気いるんだよな~ 匂いがきつくて。翌日人に会う予定がな~~んもない時じゃないと食べれないし。
 下は行者ニンニクの苗。家庭菜園で栽培できます
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〔イカと里芋の煮物〕
 イカと里芋の煮っうころがし。ワカコさん的にはご飯と食べるのはNGで常温のお酒と呑むもんだとか。
 下の写真は里芋の葉っぱ。フキのような葉と茎の形です。”幼稚園の時に行った芋掘りと違う”と思われるむきもあろうかと思いますが、これは里芋がサトイモ科、サツマイモがヒルガオ科 ジャガイモがナス科と分類上はまったく別モンだからです。

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〔大学いも〕
 こちらもイモを使った酒の肴、というよりスイーツです。一般的にはサツマイモを低温の油で揚げて砂糖と水を煮詰めて作った蜜をからめたものですが本書の中では牛乳とバターも使っているようなのでスイートポテトっぽい? ますますスイーツです。本書では芋焼酎が合うんだとか。
 サツマイモと言えば、写真のように横にだら~と広がっているイメージがありますが、これはツルを土に埋めると不定根が発生してこれが肥大したのがいつも食べているイモになるから(収穫量はへりますが垂直植えも可能)。写真にはありませんがヒルガオ科だけあって、アサガオ(ヒルガオ科サツマイモ属)のような花が咲きます。
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〔揚げ出しトマト〕
 本書の中で一番食べて見たかったのがこれ。トマトを揚げ出しにして出汁、大根おろし、海苔、あられを加えたもの。創作和食になってますがどっかで食べさせてくれるとこないかなぁ。お酒は日本酒が合うそうです。
 写真はトマトの花。大きく赤い実をつけるとは思えないような黄色くかわいい花が咲きます。完熟したトマトを食べたければ家庭菜園がベスト。味の濃さが違います。でも揚げ出しってけっこう作るのめんどくさそうな~~ 友人に料理のブログ書いてるのがいるから(*1)、こ奴に作らせてみようか。
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 他にも空豆、インカのめざめ(じゃがいも)なんてのも載ってますが、写真がないので今回はパスしました。

 ところでワカコさん、結婚式のおよばれ以外はみんなひとり呑みなんですね。でも、決して社交的でないわけもないし彼氏もいるようですがそれでもひとり呑み。そんなワカコさんのお言葉

  一人飲みが好きだけど こうして皆の話を聞いて輪に入ってるのもとても好きだ
  そして何より 今日のおめでとオーラで ひとりの時より食も酒も進んでしまう
  こういう場があるから 安心して明日も一人で飲めるのか

 酒呑みの至言です。

 ”ワカコ酒”は何気に手に取った本ですが当たり!の一冊。
 ということで、ぜひN子さんに貸してあげましょう!!

《脚注》
(*1)友人に料理のブログ書いてるのがいるから
 高校の時からの友人で奥様も同級生というご夫婦です。先日娘が結婚したそうですが、そんな歳だもんな~。
 高校時代は彼女(今の奥様)に料理を作らせることはあっても自分で料理を作るような男じゃなかったんですが・・・ いったい何があった?!
 ご興味のある方はクックパッドの”kuni123”をどうぞ

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