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初めてマツコ・デラックス見た時、この映画思い出しちゃいました(トータル・リコール シュワちゃん版/マトリョーシカ人形)

 ども、最近物忘れが激しいおぢさん、たいちろ~です。
 この歳になると、人から”○○しましたよね?”とか言われて、”そ~だったっけ?”というのが増えてきます。特に自分にとって都合の悪い記憶は極端に消えますねぇ(*1)、誰かさんに記憶を上書きされているかのように。
 ま、そんなとこあるわきゃないんでしょうが、SFとなると話は別。ということで、今回ご紹介するのは映画”トータル・リコール”の前編、シュワちゃんバージョンです。


Photo
 写真は楽天のRUINOKⅡより。


【DVD】トータル・リコール(主演 アーノルド・シュワルツェネッガー、ジェネオン)
 ダグラス・クエイドは妻のローリーと平凡な生活を送る労働者だったが、行ったことのない火星の夢に悩まされる。ある日、記憶を売るというリコール社を訪れ”秘密諜報員として火星を旅する”経験をしようとするが・・・
 フィリップ・K・ディック(*2)の短編小説”追憶売ります”をアーノルド・シュワルツェネッガー主演で映画化。1990年公開。
 2012年にはコリン・ファレル主演でリメイクされました。
【雑貨】マトリョーシカ人形
 ロシアの民芸品で、胴体の部分を開けると小さい人形が中に入っていて、それをさらに開けるとまたさらに小さい人形が入っていて・・ という人形。
 ロシア特産だと思ってましたが、箱根細工の入れ子人形がもとになったという説もあるそうです。へぇ~。


 コリン・ファレル版の”トータル・リコール”のDVDも借りてきましたが、まずは温故知新ということで、シュワちゃん版から。
 実はこれ、かなり昔に見たんですが記憶があいまい。っていうか、けっこう複雑なんですね、話の内容が。ネタバレになりますが、ダグラス・クエイドは平凡な労働者をインプットされた人で、実はハウザーと呼ばれる男で事情により記憶を消された仮の姿だったことがわかります。で、本当は反乱分子の首領であるクワトーに接近するための体制側の秘密諜報員が正体と、記憶は三重に操作されてたりします。また、途中で”まだリコール社の記憶操作の途中だから戻ってこい”とかのエピソードがあったり、奥さんが突然襲い掛かるわ、味方だと思っていた男が実は体制側のエージェントだったり、ハウザーの正体を知らない工作員がマジで攻撃したりと、話が入れ子構造になっていて、まるでマトリョーシカ人形を見てるようです。だもんで、注意して見てないと、ストーリを追っかけられないし、現実感の喪失というか何を信じて良いものやらとクラっとしてきます。

 舞台が未来の地球と火星というSF映画ですが、SFXとしての建物や車なんかははさすがに昔のSF映画っぽいな~という感じ。まあ、20年以上前の映画ですから(*3)。むしろ見どころは特殊メイク(*5)のほうかも。火星の薄い大気の中に放り出されて、目ン玉飛び出し状態のシュワちゃんとか、ヌトヌトのミュータント首領のクワトーとかおっぱい3つのおネイさんとか。
 今でこそコンピューターグラフィスク全盛ですが、マイケル・ジャクソンの”スリラー(*4)”をはじめとして、特殊メイクが大ブレイクした時代がありまして、これもその一環かな。特に印象深かったのは、シュワちゃん演じるダグラス・クエイドがマーズポートで密入国しようとしてるシーン。シュワちゃんがでっかいおばさんに化けるんですが、この変装装置が故障。顔が歪んだかと思うと分割されて中からシュワちゃんの顔が!
 だいたい身長が公称188cm、ムキムキのシュワちゃんが女性に化けるって設定自体、かなりムリムリなんですが、インパクトあるんですねぇ~。映画のストーリーよりもこっちの方が記憶に残っていたらしく、マツコ・デラックスを最初に見た時、このシーンを思い出しちゃいました。

 パスポートをみせるおばさんと、その後中から現れるシュワちゃん。

2
Photo_2

 どうも、2012年版を監督したレン・ワイズマンも同じなのか、コリン・ファレル版でもステーションでチェックを受けて”2週間”と答えてる太ったおばさんは同じ女優さんなんだそうです。

 なかなか簡単に要約できない映画ですが、シュワちゃん版とコリン・ファレル版並べてみても面白いかも。20年の間でSF映画の表現技法がいかに進化したかが良くわかります。

 ※コリン・ファレル版は次回にて


《脚注》
(*1)特に自分にとって都合の悪い記憶は極端に消えますねぇ
 先日、東京大学で脳研究している池谷裕二准教授の講演を聞いたんですが、人間というのは歳をとってもそんなに記憶力が落ちるものではないそうです。ただ、物事に興味をもたなくなると記憶されなくなるんだとか。気をつけましょう。
(*2)フィリップ・K・ディック
 1960~80年代に圧倒的な支持を受けたSF作家。映画化された作品も多く、ハリソン・フォード主演の”ブレードランナー”(原題は ”アンドロイドは電気羊の夢を見るるか?”)、トム・クルーズ主演の”マイノリティ・リポート”など。
(*3)20年以上前の映画ですから
 本作と同じ1990に公開された映画というと、恋愛映画の名作”ゴースト/ニューヨークの幻”、”プリティ・ウーマン”、ジョニー・ディップの出世作”シザーハンズ”、冷戦構造まっただ中の”レッド・オクトーバーを追え!”など。シリーズ物だと”バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3”、”ダイ・ハード2”、”グレムリン2”などなど。 時代だなぁ。
(*4)スリラー
 1982年のアルバム”スリラー”に納められた楽曲のシングルカット。ホラー映画風のショートフィルムが大ヒットして、ダンスといえばこれみたいな時期がありました。
 ご覧になりたい方はYouTubeでどうぞ。

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