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2012年6月3日 - 2012年6月9日

アヤメっていうと日本の女性っぽいですが、アイリスだと西洋の女神さまです(アヤメ)

 ども、いずれアヤメかカキツバタ(*1)なお嬢様方のいる職場で働いているおぢさん、たいちろ~です。
 6月になりまして、近所の公園とか、出掛けた先とかでアヤメを見る機会が増えました。アヤメかかカキツバタってのは見分けがつきがたいという意味もありますが、せっかく見かけたんでこれは何かなと調べつつ、こんなの見ましたのをご紹介します。

【花】アヤメ(菖蒲)

 アヤメ科アヤメ属の多年草。
 漢字で”菖蒲”とかくと”しょうぶ”とも”あやめ”とも読みますが、5月5日の端午の節句の日の”菖蒲湯(しょうぶゆ)”に使う菖蒲はサトイモ科ショウブ属ハナショウブというとアヤメ科になります。ああややこしい。
 英語では”Iris(アイリス)”になります。


 さて、アヤメとカキツバタとハナショウブの見分け方ですが”wikipedia”によると
〔アヤメ〕
 ・色は紫かまれに白。外花被片に網目模様があって、黄色い模様がある
 ・かわいた所に育つ
〔カキツバタ(杜若)〕
 ・色は青紫のほか紫、白、紋など。外花被片に網目模様がなく、白い斑紋がある。
 ・水中や湿った所に育つ
〔ハナショウブ〕
 ・紅紫、紫、絞、覆輪(ふちどり)など。外花被片に網目模様がなく、黄色い斑紋がある
 ・湿ったところに育つ

 だそうです。で、この区別で先日見た花をのせると


①レストラン”Genjiro(*2)”で見たアヤメ(アイリス)

6010005

 Genjiroの方に聞いたところ”アイリス”ですとおっしゃいましたので、これは確実。湿地ではなくレストランの庭に植えられていました

②近所の池のアヤメ 3種類。
 特に看板が出ているわけではないですが、植わってる場所と文様からたぶんアヤメだと思ってのっけました。

 オーソドックスな紫色のアヤメ

6020143

 形と雰囲気からたぶんシロアヤメ(白文目)。白い花のアヤメってのは珍しいんだそうです。

6020140

 たぶんキショウブ。西アジアからヨーロッパが原産。日本在来種に影響を与える懸念のある”要注意外来生物”になっているのはちょっと意外。見ている分には綺麗な花ですがねえ。

6020144

 外来種の話が出たのでなんですが、アヤメってのは日本のイメージか西洋のイメージかって言うとちょっと微妙。
 漢字だと”菖蒲”のほかに”文目”、”綾目”とも書きますが、イメージ的には”彩女”なんかも合いそう。剛力彩芽(*3)なんていうアイドルの人もいますし。
 茶器や家紋(*4)なんかでもアヤメの意匠も結構あるので和風かと思っちゃいます。

 でも、”アイリス”となると西洋の女神さまのお名前(*5)。
 西洋の作品だとアイリスを扱った作品もけっこうあって、絵画で有名なのはゴッホの「アイリス」のシリーズ。2010年に開催されたゴッホ展で見ましたが、黄色と紫の対比が印象的な美しい作品です。

Photo

 立体モノだと、エミール・ガレやドームの菖蒲紋の花瓶やランプシェードなんかがお気に入り。アールヌーボーを代表する作品です。
 (ドームの一輪ざし。”ショップ・ロイヤルアート”より

Photo_4

 偶然かどうかゴッホもアールヌーボーもジャポニスム(Japonisme 日本趣味)に影響を受けた作家なので、どっちかというと和のテイストなのかなあ

 アヤメってのは今が旬なのでご興味のある方はお早めに。

《脚注》
(*1)いずれアヤメかカキツバタ
 どちらも優れていて選び迷うことのさまの慣用句。。
 まあ、世の中にはこう言っといた方が波風が立たないってことを知っているのもおぢさんの知恵です。
(*2)Genjiro
 宮城県加美郡加美町の薬莱山(やくらい山)の近くにある英国の田舎家風レストラン。落ち着いた雰囲気と借景の素敵なお店。ハーブなんかもお店の庭で育てていたりとか、気分はもうターシャの世界。女主人(たぶん)の人は教会のシスターを思わせる優しい方です。
 奥様イチ押しのお店。ぜひ訪問してください。詳しくはこちらから。
(*3)剛力彩芽(ごうりき あやめ)
 オスカープロモーション所属のショートヘヤー系美少女。ちなみに芸名ではなく本名だそうです。
 最近ではauのCMで星飛馬とかけあい漫才やってます。
(*4)家紋
 下の家紋は”丸に変わり菖蒲革”です。(画像は”家紋屋ギャラリー みなぎ”より)

Photo_7
 下はがフランス王室の紋章などに使われる”フルール・ド・リス(fleur-de-lis)”という紋章。直訳すると”ユリの花”ですが”ユリ”ではなく”アヤメ”なんだそうです。(画像はwikipedia”より)

Photo_8
 東洋と西洋ですが、良く似た文様だと思います。
(*5)”アイリス”となると西洋の女神さまのお名前
 ギリシア神話だと、ヘラに仕えていた美しい侍女のイリス(アイリス)がヘラの夫の太陽神ゼウスに言い寄られてこまってしまい、ヘラに「どこか遠くへ行かせて欲しい」と頼んで虹の女神に変えてもらったとのこと。神話だとさらっと書いてますが、人間社会だとどろどろだろうなぁ・・・

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