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2012年4月15日 - 2012年4月21日

上司たるもの、遺恨残さず、毛根残す(おかえり。5ねんぶりの生協の白石さん/桂)

 ども、奥様の実家がコープこうべ(*1)の会員のおぢさん、たいちろ~です。
 奥様が神戸在住のお嬢様だったため、実家に帰ると買い物はコープさんをよく利用します。で、この”コープさん”という言い方は関西特有らしく(*2)、神戸から自宅に帰ってきた娘が友達に”コープさんで買い物して~”といったら”その言い方はヘン!”と笑われたそうです。
 ことほど左様に生活に密着しているコープさんですが、生協といえばこんな有名人もいます。
 ということで、今回ご紹介するのは元東京農工大学生協にお勤めだった白石さんの本の”生協の白石さん”の続編”おかえり。5ねんぶりの生協の白石さん”であります。


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 写真は~たいちろさんの撮影。近所の公園の桂です。


【本】おかえり。5ねんぶりの生協の白石さん (白石昌則 ポプラ社)
 白石さんが東京農工大学生協にお勤めだったころ、学生の書いた”ひとことカード”への回答があまりにもユニークだったため本にまとめて出版したところ大ベストセラーに。
 現在は東京インターカレッジコープにお勤めで、Twitterに寄せられた就活中や新社会人からの質問への回答をまとめたのがこの本です。
 ちなみに”しろいしさん”ではなく”しらいしさん”。
 囲碁に使う白い石は”しろいし”と読みます。
【花】桂(かつら)
 カツラ科カツラ属の落葉高木。
 街路樹として植えられてますが、葉っぱがハート型をしているので近づいてみると分かります。建築材や家具の他、碁盤にも使われるそうです。


 人生、偶然であれ身から出たサビでれヤバイ状況ってのは起こります。
 これでも会社では中間管理職ってのをやっていますので(これは本当)、上司としてアドバイスをすることもあります(*3)。でも、上から目線で言えば相手はムッっとするでしょうし、正論ばかりだとウザイと思うでしょう
 まあ、ヤバイ状況ってのは本人は多かれ少なかれテンパッていますので、肩の力を抜いて考えるように持っていく方がよさげな場合も多いです。
 で、この肩の力を抜くのにいいのが白石さんのコメント。
 本書だとこんな感じです。

  Q.新規取引先の担当者が3年前に別れた彼女でした

 まあ、どんな別れ方をしたかにもよるんでしょうが、おもいっきしフッったんであればヤバイ状況でしょうね。
 で、白石さんの答えがこれ

  A.別れる、という言葉からお二人の「和」が亡くなると、「枯れる」。
    一度は枯れた間柄にもかかわらず、また巡り巡って、
    今度は「輪」が引き寄せられたのかと思われます。
    素晴らしいネットワークだと感じ入りました。
    これも何かの縁、
    今度はお互いの会社の利益となる「円」をもたらしてくれるとよいですね。

 単なるダジャレと思われるかもしれませんが、いざ自分がアドバイスする立場になって、こんだけさらっと言えるかというと難しいです。前向き感もあって良いアドバイスではないかと。

 もうひとつ、今度は身から出たサビ編。

  Q.私は酒癖が非常に悪く、先日ついに本部長のカツラをはぎ取ってしまいました。
    せっかく入社した憧れの会社ですが、もう辞めるしかないのでしょうか?

 その場にいれば空気が凍りつくような一瞬でしょう。本人のお悩みは深刻なご様子。で、白石さんの回答がこれ。

  A.気まずいとはいえ、このまま会社をづら狩るのは
    管理職である本部長が最も悲しむことではないでしょうか。
    上司たるもの、遺恨残さず、毛根残す。
    次に会った時、本部長の気持ちはきっとリアップしていることと思いますよ。

 この本部長にしたって、もしこの社員が本当に会社を辞めたら

  ”カツラのせいで新入社員を辞めさせた本部長”

 という伝説が一生ついて回るわけで、本部長自らの人間の大きさを問われる局面ではあります。

  上司たるもの、遺恨残さず、毛根残す。

 名言です。

 ちなみに、”晴耕雨読”風にやるとこんな感じ。

  A.カツラの代わりに”桂の葉っぱ”を本部長の頭に張り付けてみてはどうでしょうか?
    桂の葉っぱはハート型ですので、
    きっと本部長の心にあなたへの愛があふれてくるでしょう。

 実際にやってみて更に大きなトラブルになっても、アドバイスはしませんので悪しからず。

 ”おかえり。5ねんぶりの生協の白石さん”はあまり難しく考えず、ふとした時に読むには良い本。1冊目の”生協の白石さん”と併せて、ぜひご一読のほどを。
 ウイットに富んだアドバイスは時にまじめな意見よりも心に届きます。

《脚注》
(*1)コープこうべ
 神戸市を中心に店舗展開をする生活協同組合。組合員数165万人、年間売上高2,438億円弱と地域生協では最大。この売上高は青山商事(1970億円)、サークルkサンクス(1920億円)を上回り、パルコ(2648億円)にほぼ匹敵します(いずれも2011年3月期)。
(*2)この”コープさん”という言い方は関西特有らしく
 他にも”あめちゃん”とか”おいもさん”とか。
 ”大阪のおばちゃんのカバンには、必ずあめちゃんが入っている”というネタがありますが、奥様に聞いたところちゃんと入ってました。
(*3)上司としてアドバイスをすることもあります
 産業能率大学が実施した”新入社員に聞く理想の上司”調査(2012年3月)によると。1位が大阪市の橋下徹市長、2位がニュース解説の池上彰、3位が野球選手のイチローでした。
 この結果に橋下市長がインタビューに答えて
  (僕みたいな)こんな上司がいたら嫌ですよ
  同じ組織にいないから(僕のことを理想の上司だと)言えるんじゃないか

 と話してますが、この客観的な評価ってのがこの人の持ち味なんでしょうね。

意匠性、やっぱり殺人事件はそれらしい舞台で起こって欲しいものです(奇面館の殺人/中間管理職刑事/紫のバラ)

 ども、マンションの借金を返すだけでひ~こらいってるおぢさん、たいちろ~です。
 ジャンボ宝くじでも当たれば、無人島に瀟洒な洋館でも建てて暮らしてみたいモンですが(*1)、えてしてこういった館では必ず殺人事件が起きます。
 ”絶海の孤島”とか”雪に閉じ込められた山荘”とか人の出入りが不可能な場所で起こる殺人事件ってのはミステリーの王道ですが、これに登場人物が仮面をかぶってるってなると江戸川乱歩(*2)もかくやというおどろおどろの世界になります。
 ということで、今回ご紹介するのはそんなシチュエーションの本格推理モノ”奇面館の殺人”であります。


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 写真は”デジタル備忘録”から。紫のバラです。


【本】奇面館の殺人 (綾辻行人 講談社)
 豪雪に閉じ込められた別荘”奇面館”。ミステリー作家”鹿谷門実(ししやかどみ)”は知人の身代わりとしてこの館に招かれる。そこでは主人を始め、執事、メイドまで仮面をかぶっていた。鹿谷を始め6人のゲストも仮面を被らされ奇妙なパーティが始まる。
 そして翌朝、首なし死体となった主人が発見される・・・
 綾辻行人のミステリー”館シリーズ”の第9作目。
【本】中間管理職刑事 (秋月りす 竹書房)
 刑事歴20年のベテラン刑事、天然ボケの刑事による4コママンガ。なぜ中間管理職かというとこの刑事さんは”OL進化論(*3)”に登場する理想の中間管理職の課長さんと、課長の部下で35歳独身の田中君の組み合わせだから。
 けっこうハマります。
【花】紫のバラ
 仮面にかかわる花と言えば”紫のバラ”。
 ”ガラスの仮面(*4)”からの連想ですが、そんだけです。すいません。
 ちなみに”紫のバラ”の花言葉は”誇り、気品”です。


 この”館シリーズ”ですが、探偵役の鹿谷門実が登場する以外にもう一つ共通点があって、それは殺人事件が起こる建物が建築家”中村青司”の設計によるもの。隠し扉や通路は言うに及ばす、中にいる人の時間感覚を狂わせる(*5)なんて大がかりなものまで。はっきり言って”金持ちの考えていることはよくわからん?!”という施工主のヲタク的な趣味と、それに輪をかけてマニアックな建築家の組み合わせがあって始めてなせる技です。
 で、こんんだけこりまくった舞台装置なんだから、それなりの殺人事件が起きないと世間が納得しません。今回の”奇面館の殺人”もそんな殺人事件ではありますが、事件のピースがそろわないとそうは見えない局面も。
 名探偵、鹿谷門実が謎解きの中でこんなことを言っています。

  どうですか。こうして語ってみるにつけ、
  何ともはや、いかにもな舞台でのいかにもな事件じゃありがありませんか。
  どう云えばいいんでしょうね、全体がある種の”意匠性”に満ちている、
  とでも云うか

    (中略)
  この舞台装置でこの事件なら、
  ○○はもっとそれらしい場所で発見されてほしいじゃないですか。

    (中略)
  意匠性の欠如、とでも云うのかなあ
  だからつまり・・・ そういう事件なんですよ、きっとこれは。

 鹿谷門実も別に殺人事件を望んでる訳ではないですが、やはり形は整っていて欲しいもの。これは別に探偵に限らず、刑事さんも同じです。
 で”中間管理職刑事”から、形が五角形で全体なナナメという奇妙な館での殺人事件での警部と部下の会話。

  警部:あちこちに隠し部屋や抜け道が
  部下:何のためにこんな家、建てたんでしょう
  警部:さあ、何にせよ主人は無念だろうなあ
     庭で殺されるなんて
  部下:凶器 石だし、犯人すぐ捕まったし

 実際の事件なら、こんなに脳天気なことは言ってられないんでしょうが、お気持ち察します。

 推理の中身はネタバレになるのであまり書きませんが必然と偶然が交錯する中、凄惨な殺人事件になっていくさまとその真相を解決する鹿谷門実の名推理。
 本格ミステリーとして面白い1冊です。

 余談です。
 本編の推理にはまったく関係がありませんが、登場するアルバイトでメイドになった瞳子(とうこ)さん。この人も能面をかぶって仕事をするんですが、そのファッションが濃紺のワンピースにフリル付きの白いエプロンドレス

  主人の趣味なのかどうかは分からないが、
  エプロンに合わせた白いカチューシャまで用意してある

   (中略)
  ただし、この能面を付けて、なおかつ頭にはカチューシャも、
  というのはどうだろう
  --似合わなさすぎる。試してみるまでもなく。

 ここの主人はカルメルさんのファンなんでしょうか?(*6)
 こっちも謎です・・・

《脚注》
(*1)無人島に瀟洒な洋館でも建てて~
 東京都知事の石原慎太郎が尖閣諸島の買い取りを表明したことで、”無人島を買う”って話題がみょ~に盛り上がってました(2012年4月)。実際に買うことはできるそうですが、ライフラインの整備にけっこう費用がかかるとのこと。
 まあ、サンダーバードみたく島ひとつを秘密基地にするってのは男のロマンではあります。
(*2)江戸川乱歩
 昭和を代表する推理小説作家。テイストは一言で言うとおどろおどろの世界。
 作中でちらっと触れてますが、この人にも”奇面城の秘密”という作品があります。
(*3)OL進化論(秋月りす 講談社)
 ドジで天然なOLのジュンちゃんとその同僚の美奈子さん、ひろみさん、35歳独身でいじられ役の田中君などユニークだけどどこにもいそうな会社員を主人公にする4コマ漫画。
(*4)ガラスの仮面(美内すずえ、白泉社)
 1975年に連載開始、”最終回を読みたいマンガ”のベストテンにも選ばれ、今でも続いている超ロングセラー少女漫画。
 芸能社の社長、速水真澄が主人公の北島マヤに贈るのが”紫のバラ”です。
 しかし、”北島マヤが「紅天女」というお芝居を演じる”というモチーフだけでこんだけ引っ張れるのはさすがです。
(*5)中にいる人の時間感覚を狂わせる
 ”時計館の殺人”(綾辻行人 講談社)より。けっこうお気に入りです。
(*6)カルメルさんのファンなんでしょうか?
 ”灼眼のシャナ”(高橋弥七郎、電撃文庫)に登場するヴィルヘルミナ・カルメルさんのこと。紺色のエプロンドレスにカチューシャと正当メイドスタイルながら、戦闘時は仮面をかぶってという上記の瞳子さんまんまのお姿です。

最近の経済学は心理学の分野でもあるらしい(鈴木敏文の実践!行動経済学/チューリップ)

 ども、冷徹なる経済人のおぢさん、たいちろ~です。
 これでも一応経済学部の出身なんですが(*1)、大学時代はでんでん勉強せんかったんであんまし詳しくはないです。その反省もあってか時々経済学の本も読みます。で、最近気にいっているのが”行動経済学”という学問。2000年度に入ってから注目をあびたという比較的新しい分野ですが面白いんですね、これが。
 ということで、今回ご紹介するのは”鈴木敏文の実践!行動経済学”であります。


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 写真はたいちろ~さんの撮影。近所の公園のチューリップです。


【本】鈴木敏文の実践!行動経済学 (鈴木敏文、勝見明 朝日新聞出版)
 セブン&アイホールディングス(*2)の代表取締役会長”鈴木敏文”が自らの経営理念を語った本。インタビューと形式をとっていて、その会話の中に行動経済学的なアプローチを説明しています。
 ”朝日おとなの学びなおし”シリーズの1冊。
【花】チューリップ
 春を代表するユリ科チューリップ属の植物。花壇にいろんな色や形のが咲き誇るように数百品種のチューリップが存在するそうです。
 植え付けは球根を使います。種が出来ないわけではないですが、開花まで5年以上かかるんだそうです。


 行動経済学ってのは”人間の認知の仕方や心理的バイアスがどの様に経済行動における意思決定や市場価格に影響を与えるかを研究する分野”(wikipediaより抜粋)。要は経済学を心理学的なアプローチで考える学問です。
 従来の経済学ってのは”経済人(homo economicus)”という経済活動では自己利益(効用)を最大にするように”完全に”、”合理的に”行動するっていうありえね~という人格を仮定してるんですが、行動経済学は人間はアホなので誤解や思い込みで行動するし、損をするとビビって問題先送りするしとかある意味人間的な行動を前提にしています。

 いくとか本書からひろってみます。

〔プロスペクト理論〕
 損して失うものは、えてして得るものより大きいと感じること。
 縦軸に得られたと感じる価値、横軸に利得(損失)にグラフ化すると、従来の経済学では期待値に相関するので直線になるはずですが、行動経済学では左右非対称なS字カーブを描きます。利得側はゆるやかに上昇するのに対し、損失側は急激に落ち込みます。だいたい100の利益より100の損失は2~2.5倍大きく感じてしまうらしいです。
 本書の例では、5コ仕入れたものが5コ売れると完売でOKってのが普通の考え方ですが、実はもっと売れたかもしれない機会を失ってる(機会ロス)かもしれない。でも仕入れ過ぎると廃棄ロス(損実)が発生するかもしれないので、そっちのほうにビビってあんまし仕入れをしない、という見方。
 一般的に良く言われる例としては”株価が上昇するとすぐ売ってしまうが、下がると損切りしてでも売ることができず、どんどん状況を悪くしてしまう”ってのがあります。これは別に素人だけじゃなくて、プロでも同じ。AIJ投資顧問の引き起こした”年金資産消失問題”で浅川和彦社長が”損失を取り戻せる自信があった”という趣旨の答弁をしていますが、まさにこれ。

〔参照点とアンカリング効果〕
 買い手が感じる満足度は絶対的な水準があるわけではなく、最初の体験が基準となって次の満足度が決まる。これが参照点。
 一方、売り手はお客様が一度満足するとそのレベルが固定されて心理的にアンカー(碇)になって、買い手の変化に対応できない。これがアンカリング効果。
 本書では”おいしいもの=飽きるもの”という言い方をしてますが、これは一度おいしいと思ってもらっても、次はそれが当たり前になってやがて飽きられるといくこと。だから価値というものを不変だと考えず不断に向上させないといけないということです。
 まあ、分かりやすく言うと最初は”こんな素敵な人はいない!”と思って結婚した女性が、結婚して時間がたつとだんだん古女房化してきて、そんな時に若い女性が目の前に現れると(以下 自主規制)

 ってな感じです。

 本書では、行動経済学以外の話題で”話し方”、”マネジメント力”、”リーダーシップ”なんかが出てますが、面白かったが”脱 勉強主義”。
 鈴木敏文の持論に”新しい仮説は勉強からは生まれない”ってのがあるんだそうですが、これは勉強というのが過去の経験の積み重ねをなぞるにすぎないことが多いので、勉強すればするほど過去の制約条件を学んでしまうことになるからとか。
 セブンイレブンが銀行を立ち上げてATMを展開した時に金融コンサルタントなど専門家はこぞって反対した例をあげてますが、それが成り立つかどうかが専門家の持つ既存の知識で答えを出せなかったからと言ってます。
 私もコンビニのATMが始まったころに銀行の人とこの話をしたことがありますが、このビジネスモデルが成功すると答えた人は皆無でした(*4)。
 まあ、まったく勉強が不必要だと言ってるわけではないですが、必要なのは知能指数の高さより仕事に対する取り組み方で、仮説を立てるのには借りものの勉強で得た知識でなく”顧客の立場で判断した情報”にこそ価値があると言ってます。
 ある意味その通りですが、ちょっと気になるのは、人間ってあまりに勉強しなさ過ぎてるんじゃないかなと。まあ、”学習効果”がないってのか。
 チューリップ・バブル(*4)なんて歴史的な失敗をやってるのに、平成でバブル景気に踊ったり、ITバブルを繰り返したり・・・

 ”実践!行動経済学”の著者、鈴木敏文は経営者なので本書は経営ノウハウを中心に書かれています。学問的にはちょっと喰い足りない感はありますが、ノウハウ書か入門書として読むには良いかもしれません。

《脚注》
(*1)これでも一応経済学部の出身なんですが
 専攻は”物価論”、先生は後に大阪市長になる磯村隆文教授です。
 できの悪い生徒ですいません。
(*2)セブン&アイホールディングス
 いまでこそ24時間営業当たり前のコンビニですが、セブンイレブンが日本に登場したのは1974年、ローソンが1975年と比較的新しい業種です(ともに1号店開店時期)。
 セブンイレブンの名前の由来はアメリカのセブンイレブンが朝7時から夜11時まで開店してたからだそうです。今ではほとんどの店が24時間営業。まあ、世の中が眠らなくなってるからなぁ。
 昔、富士通のパソコンに”FM-7”、”FM-11”ってのがありましたが、なんか関係あるんでしょうか?
(*3)このビジネスモデルが成功する~
 当時とはハードウェアの費用が違うので一概に比較できませんが、だいたいATM1台当たりの損益分岐点が取扱件数で80~100件/日と言われてましたので”そんなにお客様が来るはずがない”というのがその理由。
 セブンイレブンは徹底的なコスト削減、銀行への利用解放(手数料ビジネス)などで成功させました。金額でいうと2010年度ではセブン銀行経常収益839億円のうちATM受入手数料が805億円と実に96%をたたき出しています(2011年3月期度決算説明資料より)。
(*4)チューリップ・バブル
 オランダで1637年に起こった世界最初のバブル経済事件。珍しいチューリップの球根に人気が集中し異常な高値がついた後、一気に暴落しました。
 チューリップは新種を作るのに交配させて種子から育てると3~7年かかり、また球根(子球)も2~3ケしかできないので生産が需要に追い付かないということが遠因だそうです。

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