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聖地巡礼 ”ビブリア古書堂”の近所に咲くあじさいを見に行きました(後編)(ビブリア古書堂の事件手帖/あじさい)

 ども、季節の花を愛でるおぢさん、たいちろ~です。
 「聖地巡礼 ”ビブリア古書堂”の近所に咲くあじさいを見に行きました」、後編です。
 (前編を読んでおられない方はこちらをどうぞ)


 さて、”浄智寺”です。こちらは鎌倉五山の第四位で北条時頼のお孫さん師時が建てたお寺。入り口には中国風の山門があります(中国風鐘楼門様式というんだそうです)。

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 これは入り口付近にあったガクアジサイ。円覚寺の姫あじさいとはちっと違った趣があります。


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 ビャクシンやコウヤマキの巨木、布袋さんの像なんかもあって面白かったですが次もあるので浄智寺を出て”東慶寺”へ。ここは鎌倉五山ではなくて”鎌倉尼五山(*1)”の第二位、つまり女性のための尼寺です。ご年配の方にはさだまさしの”縁切寺”といったほうがいいかも。妻から離婚できなかった時代に駆け込めば離縁できるという”駆け込み寺”です。
 境内には西田幾多郎小林秀雄岩波茂雄(*2)といった知の巨人たちのお墓があるそうですし、入り口には”夏目漱石参禅百周年記念碑”もあります。文学好きの栞子さんがこんなおいしい所を訪れなかったはずがないと思います。
 写真は石畳のかたわらに咲くあじさい。ほかにも花菖蒲や、ホタルブクロ、壁一面に咲くイワタバコなんかもありました。


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 なごり惜しみつつも、電車沿いの道に戻って鎌倉側へ。この道路は北鎌倉から鎌倉へ抜ける幹線道路なので、二人は車で通ったんでしょう。で途中にあるのが”建長寺”。鎌倉五山一位にして臨済宗建長寺派の大本山です。他のお寺とちがって、道沿いから大きな総門が見えるのですぐわかります。
 写真は境内のあじさい。仏堂、方丈などが見えます。


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 建長寺の奥に”半僧坊”というのがあって、その途中に咲くガクアジサイ白とピンクのツートンカラーがきれいです。半僧坊は急な階段を登った小高い場所にあるので、足の悪い栞子さんが一人でくるのはつらいかななどと思いつつ。


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 途中の河村瑞賢(*3)遺跡登り口に咲くあじさい。この円錐状に咲くあじさいはカシワバアジサイという種類です。葉っぱが柏に似ているからこの名前がついたそうですが、あじさいの葉っぱまであんまり見てないもんなぁ。


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 このあと長谷寺(*4)も回ったんですが、今回は北鎌倉ということでここまでです。


※おまけ1
 鶴岡八幡宮の近くにある”鎌倉いも吉館”で売っていたソフトクリーム”あじさい”です。紫いもと抹茶のミックス。ホントは抹茶味は苦手なんですが、一日中歩いて大汗かいてたので美味しくいただきました。


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※おまけ2
 2巻の最後に栞子さんが大輔君にお母さんの話をしたエピソードに出てくる七里ヶ浜の海岸。たぶん二人で座ってたのがこのへんです。真ん中辺に見えているのは江の島(*5)。さすがにいい波がきているせいかサーファーの人がいっぱいいました。


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 実は、おまけ2の七里ヶ浜以外は本書の中に二人で訪れるようなエピソードはないんですが(お話は8月から始まってるのであじさいの盛りも終わってるでしょうし)、ジモッティさんの二人が、ましてやオタッキーなほどの文学好きな栞子さんが今回ご紹介した場所に行かないはずがないってノリで書いてみました。


 昨日(6月21日)”ビブリア古書堂の事件手帖”の3巻が出ました。さっそく買ってきたので読みましょう!


《脚注》
(*1)鎌倉尼五山
 室町時代に五山の制に倣って尼寺に導入された臨済宗の寺格。
 現在は尼寺として存続してはいないそうで、男性も入ることができます。
(*2)西田幾多郎、小林秀雄、岩波茂雄、
西田幾多郎(1870~1945年)
 哲学者、京都大学教授。善の研究”は読みましたが、よくわかりませんでした。
小林秀雄(1902~1983年)
 文芸評論家。”無常といふ事”、”考へるヒント”など。あんまし読んでません。
岩波茂雄(1881~1946年)
 岩波書店創業者。処女出版が夏目漱石”こゝろ”というのが時代を感じます。
(*3)河村瑞賢
 鎌倉時代ではなく江戸時代初期の豪商。東廻り航路、西廻り航路を開き、大阪の淀川の治水工事をした人。これも日本史の授業でやったなぁ。
(*4)長谷寺
 こちらは臨済宗ではなく浄土宗のお寺。長谷観音と呼ばれる十一面観音立像があります。奥にある眺望散策路の斜面にあじさいがいっぱいでしたが、17時の閉門直前に行ったにも関わらずなんと90分待ち!
 この季節に行くなら混む前の朝に行くか夕方に行くほうがよさそうです。
(*5)江の島
 江の島電鉄で行くと、長谷、稲村ケ崎、七里ガ浜、江の島といった駅名が並びます。気分はもうサザンオールスターズです。

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コメント

鎌倉ですか・・・・・・・。ここんとこ怪談にハマっている私には、心霊スポットてんこ盛りのいわく因縁の土地ということが先だって、違う意味で興味が尽きないところですね。
普通の観光スポットが日暮れとともに並外れた心霊スポットに変身するようなところがほんとにいっぱいあるよ。霊感がある人にとって入れないところがそこらじゅうにあるから、一度深夜に突撃してみては?
私は残念ながら遠すぎて行けないから、代わりに深夜に行ってみて!

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