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2011年11月

心を開きなさい! 農夫病を受け入れるのです!(JA 女子によるアグリカルチャー/約束の地/鍬)

 ども、庭の冬支度をしないといけないのにぐずぐずしているガーデナーのおぢさん、たいちろ~です。
 多くの夏野菜を育てるには春の植え付け、夏の世話と収穫、冬には枯れたのの片づけが必要になります。当たり前のことですが、庭や畑で育てるとなると土をいじることになるので、雑誌に載ってるようなそんなに綺麗なモンばっかではありません
 まあノギャル(*1)みたいなのもありますが、美しい花を見たり、取れたて野菜を賞味するのとそれを育てるのは別物。ところが、最近読んだ”JA 女子によるアグリカルチャー”に、嬉々として畑を鍬で耕す美女ってのが出てきました。土おこしが終わったあと、恍惚とした表情で”快感・・・”とつぶやくお姉さんに対し、妹が”姉は重度の農業中毒者なのよ”とのコメント。
 そういえば同じようなネタがあったな~ということで、今回ご紹介するのはそんな病気を扱ったいしかわじゅんの”約束の地”であります。

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 写真はたいちろ~さんの撮影。寮のおばさんが使っている鍬です。

【本】JA 女子によるアグリカルチャー(鳴見 なる、唐花見 コウ、角川コミックス・エース)
 父親の再婚のために長野の農家に引っ越してきた小学校6年生のひなげしを中心に、農業中毒者の美人長女の 社(やしろ 中学3年生)、家事担当の二女 繭(まゆ 中学2年生)、口のへらない天才少女 りんご(小学1年生)のまったりとした農家ライフを描いた漫画。
【本】約束の地(いしかわじゅん、ハヤカワコミック文庫)
 漫画家 子門大地は、国家機密である”進行性農夫病”を偶然描いてしまったため、日本農業協同組合秋田支部にある”影の農協”の暗殺者たちから追われる身となる。
 それはやがてキリストの生まれ変わりである国民的歌手”村田春夫”に助けられた子門は、アメリカ、ソ連、中国を巻き込んだ陰謀に翻弄されていく・・・(*2)
 1980年に”ヤングマガジン(*3)”に連載。
【道具】(くわ)
 鎌(かま)、鋤(すき)と並ぶ代表的な農業道具。先の平たい平鍬や、わかれている備中鍬なんかがあります(写真は後者)
 しかし、土を起こしたりうねを作ったりと春に使うことが多そうなのに、なぜ金ヘンに秋なんだろう?

 さてこの”農業中毒者”ですが、二女の繭さんの解説によると”畑耕していると極度の興奮状態になる”とか。確かに社さんは中学3年生とは思えないような色っぽい表情をしています。もっとも小学生のひなげしさんはどん引きしてますが。

 これに対し”進行性農夫病”っていうのはウイルスにより発病し、これにかかると鍬などを持ってあたりかまわず耕し始めるというある意味ハタ迷惑なシロモノ。この農夫病を発症させるウイルスが発見されたことで、にわかに細菌兵器としての国家的謀略になって行くわけです。

 では、なぜ農夫病が重要かというと、衆議院議員の横山大造氏によると

   農夫病の存在が公になったら何が起こる
   ただでさえ数の足りない百姓のなり手がますます減る!
(*4)
   するとどうなる
   食糧自給率が下がる! 食糧大国への依存度が高くなる!
   外貨が減る! 景気が後退する!
   野党が力を伸ばす! 革命が起きる!
   コトは国家の存亡にかかわることなのだ!

 なんだか、今のTPP(*5)でも同じようなことを言ってるような気が・・・
 この作品が予言的だったのか、30年間(その前から問題だったからそれ以上)たなざらしにしていたのか・・・

 村田春夫の解説による”農夫病”の目的ってのは

  人類は太古から「土」によって生きてきました!
   (中略)
  地球文明が「土」を見捨てた今 そのロックはとかれました!
  それ(農夫病)は強制的に人類を「土」に結びつけるのです・・・

   (中略)
  心を開きなさい! 農夫病を受け入れるのです! 土に帰るのです!

 ま、寮の庭を(勝手に)使って野菜を植えてる身としては”土に帰る”というメッセージはわかりやすいもの。ただ、これで食べてけといわれると難しいですけど。
 問題はこの”農業を主に食べていく”ことが現在の日本で難しいってとこなんでしょうね。
 この前、農務省のOBが”農業を育ててこなかった”ことの反省みたいなことを言ってましたが、もし今、進行性農夫病のウイルスなんかが発見されたらホントにバラマキかねないんだろうな~ 補助金の代わりに。いや、マジで。

 ”約束の地”はいしかわじゅんの初期の名作SF。本作品みたいな”冗談に冗談を重ねてマジにする”っていう話は大好きです。
 ぜひご一読ください。

《脚注》
(*1)ノギャル
 藤田志穂が手がける”農業ギャルプロジェクト”の愛称。
 渋谷とかで遊んでいたギャルたちを秋田県大潟村に連れてってコメ作りをするというおちゃめなプロジェクト。
 収穫したコメは”シブヤ米”というブランド名で売ってるそうです。
(*2)アメリカ、ソ連、中国を巻き込んだ~
 このころと言えば、1979年のソ連のアフガニスタン侵攻に端を発し西側諸国がモスクワオリンピック(1980年)をボイコットするという冷戦まっただなかのころ。
 というのも、今の若い人には解説しないとわかんないんだろうなぁ。
(*3)ヤングマガジン
 講談社が発行するヤング向け漫画雑誌。1980年6月創刊。”約束の地”の初出が同誌の12月1日号なので、まさに創刊期の掲載です。
 ちなみに、このころはヤング向け週刊/隔週刊の漫画誌の創刊期です。
  1979年:ヤングジャンプ(創刊当時は隔週刊、週刊化は1981年)、
  1980年:ビッグコミックスピリッツ
        (創刊当初は月刊、1981年に隔週刊、86年に週刊化)
(*4)ただでさえ数の足りない百姓のなり手がますます減る!
 総務省統計局の農業構造動態調査から、この作品が発表された1980年と現在(2009年)を比較すると
         総就業者数  農業を主とする人口 対総人口比
  1980年 2,137万人  697万人    18.4%
  2009年   698万人  290万人     5.5%
になります。
  特に、農業を主とする人口の減少数408万人のうち、15~59才の減少数が全体の90%、366万人となっています。
 この統計で見る限り農夫病の流行がなくても、総農業人口は30年間に1/3に減ってることになりますね。
(*5)TPP
 環太平洋戦略的経済連携協定(Trans-Pacific PartnershipまたはTrans-Pacific Strategic Economic Partnership Agreement)の略。
 加盟国の間で工業品、農業品を含む全品目の関税を撤廃し、政府調達(国や自治体による公共事業や物品・サービスの購入など)、知的財産権、労働規制、金融、医療サービスなどにおけるすべての非関税障壁を撤廃し自由化する協定。
(wikipediaより)

ブログを書くための5つのルール、或いは夫婦喧嘩のネタを残さないために・・・(あなたがメディア!/ヘリクリサム)

 ども、暇つぶしのブログ書きおぢさん、たいちろ~です。
 なんだかんだで、このやくたいもないブログ書き続けて間もなく3年になります。
 ”休みの日 することも無し 単身赴任”ではありますが、まあ、何の役にも立たんことを膨大な時間をかけて・・・(*1)
 暇つぶしとは言いながら、一応人様に読んでいただくモンですから、それなりに気を使っては書いています
 ということで、今回ご紹介するのはインターネットでの情報を扱う上での基本的な考え方の本”あなたがメディア!”であります。

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 写真はたいちろ~さんの撮影。ヘリクリサムです。

【本】あなたがメディア!(ダン・ギルモア 朝日新聞出版)
 サブタイトルが”ソーシャル新時代の情報術”とあるように、情報発信機能がマスメディアだけでなく、私めたたち一人ひとり=”あなた”になった今日、どのように考え処していくかをまとめた本。
【花】ヘリクリサム
 キク科ギワラギク属の1年草。
 英語ではストローフラワー(strawflower)のほか、エヴァーラスティング (everlasting)とあるように、花言葉は”永遠の思い出、記憶”

 この本のポイントはというと

5つのメディアを消費するルール
   ①疑ってみる、②自分で判断する、③視野を広げる、④質問をし続ける、
   ⑤メディアの手法を学ぶ

5つのメディアづくりのルール
   ①徹底的に、②正確に、③公平に礼儀正しく
   ④独立して考える、⑤透明性を保つ

 詳細は本書を読んでいただきたいですが、ブログ書きとして作る側のルールを少々わたしなりに。

〔徹底的に〕
 ブログを書くなら徹底的に学べということ。
 私の場合、メインが本やDVDの紹介なので読んだり観たりする時間がかますが、それ以外に書く内容について関連するコトをけっこう調べます。
 まあ、パロディにしても皮肉にしてもそれなりに(ムダな)知識がないと書けないということで・・・

〔正確に〕
 昔読んだ本のネタなんかをよく扱いますが、歳のせいか(それだけか?)物忘れや記憶違いがあるので、書く前には必ずその本を再読するようにしています
 また、内容はウイッキペデデイアなんかを見て間違いないかを調査。統計数字なんかだと源情報をできるだけ確認するようにしています。(*2)

〔公平に礼儀正しく〕
 本書では反対の意見を取り込むとか、会話の基本として礼儀正しくあれとかを指摘しています。
 ちゃんとできてるかというとあんまし自信ないですが、少なくとも書評を書く上でけなすことは避けてます。
 まあ、作品として世に出た以上、だれかが何らかの評価をしたわけで、私が読んで面白くなかったのは、単に自分のテイストに合わなかっただけかも知れないので(*3)。

〔独立して考える〕
 他人の意見に耳を傾けても、自分で判断で書くということ。
 まあ、このブログを人と相談して書くことはないですが、書く以上は自分の想いと責任で書いてます。
 もっとも反論が来るほど大したことかいてませんけどね。

〔透明性を保つ〕
 自分の立場をはっきりさせ、利益相反はしないということ。
 私の立場はノンセクト・ラジカル。直訳どおりで急進的無党派層。
 性格は”タイミングに、C調に、無責任♪(*4)”。こんなブログ書いてる人に人格者なんか求めないでください。

 最後に、これからブログを書こうとしている(あるいは書いている)若い人に。
 今回のブログを書くのに記録とか記憶に関する花言葉を探していたら”ヘリクリサム”って花が”永遠の思い出、記憶”でした。ブログ=日記なので思い出のつもりで書いているかもしれませんが、いったんネットに書いた以上永遠(everlasting)に残るかもしれません。
 そこで問題になるのが本書にある”おバカの時効”。若気の至りであんまし無茶苦茶書いてると、数年後、数十年後にネットの書き込みが見つかって赤面するハメに・・・
 まあ、過度に自制する必要はないんでしょうが、少なくとも”公平に、礼儀正しく、節度を持って”ぐらいは守っといた方がよさそうです
 彼女とのラブラブブログとか書いてて、結局その彼女と別れちゃって、別の人と結婚したら、その奥さんが若いころのアナタのブログを見つけて・・・
 いやいや、多くは言いますまい。

《脚注》
(*1)膨大な時間をかけて・・・
 今回で、315回目の掲載になります。
 私の場合、だいたい1回のネタを書くのに2~3時間かかるので、まあ7~800時間使ってることになります。
(*2)統計数字なんかだと源情報をできるだけ~
 統計情報なんかは政府や業界団体の情報を探しますが、これがけっこう手間。
 たった1ケの数字を調べるのに数時間かかることも。
 その割には書いてる内容はたいしたことないですが。
(*3)単に自分のテイストに合わなかっただけかも知れないので
 ぶっちゃけ、太宰治の”人間失格”がなぜ名作扱いされるのかわかりません
 生活能力のないモルヒネ中毒患者なんて、リアルに身近にいたらやな奴以外のなにものでもないと思うんですが・・・
(*4)タイミングに、C調に、無責任♪
 植木等の”無責任一代男”より。作詞は元東京都知事の青島幸男です。
 まあ、このノリでも都知事になれるんですからねぇ。
 昭和の名曲です。ぜひご視聴のほどを

常識っていうやつとおさらばした時に、自由という名の切符が手に入る♪(カップラーメンミュージアム/プロジェクトX)

 ども、非常識なおぢさん、たいちろ~です。
 2011年10月30日、人類の総人口が70億人に達したそうです(*1)。
 ”生めよ、ふえよ、地に満ちよ”と神様が言っているように(*2)、人口が増えること自体は良いことってのが宗教的には常識なんでしょうが、ローマクラブ(*3)のようにこの常識に異を唱える人もいるわけです。まあ、そのおかげで、スペースコロニーへの移民政策がとられるわけですが(*4)。
 という壮大な前振りをして、今回のお題は非常識な経営者、安藤百福を記念した”カップヌードルミュージアム”へ行ってきましたです。

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 写真はたいちろ~さんの撮影。
 上が建物全景、下が1971年のカップヌードルの展示。

【本】プロジェクトX(日本放送出版協会)
 かつて日本中のおと~さんが涙したNHK作成の伝説のドキュメンタリーの書籍化。
 カップラーメン開発の話は12巻に”魔法のラーメン 82億食の奇跡 カップめん(*5)・どん底からの逆転劇”に掲載。
【旅行】カップヌードルミュージアム
 チキンラーメン、カップヌードルを開発・販売した。日清食品創業者”安藤百福(あんどうももふく)”生後100周年を記念して設立されたミュージアム。2011年9月17日にオープン。
 正式名称は”安藤百福発明記念館”ですが、建物、HPには”CUPNOODLES MUSEUM”になってるので、こっちのほうが一般的かな。

 ”明日になれば、今日の非常識は常識になっている”

 安藤百福の言葉として、ミュージアムに展示されていますが、この人はかなり確信犯的に非常識な人。まあ、常識ってのは”固定観念”の別名のようなモンですが、この人にしたって、根っから非常識ってわけでもないです。
 そもそもカップヌードルが生まれたきっかけはアメリカにインスタントラーメンを販売しにいこうとした時、”どうやって食べるのですか?”と聞かれたから。なんとなればアメリカに”どんぶり”がないから。日本にいると底の深いどんぶりが当たり前にありますが、アメリカには底の浅いスープ皿しかない。で、どうやってアメリカ人が食べていたかというと、紙コップにインスタントラーメンを砕いて入れてフォークで食べていたとのこと。
 まあ、あって当たり前のものがないと別のもので何とかしようとするのは”応用力”の問題ですが、それをまともに商品化しようとするのが、安藤百福が普通の人と違うところです。まあ、実際に売れるモノを創るとなると相当な苦労があるもので、そのあたりはカップヌードルミュージアムの展示とか、プロジェクトXなんかに詳しく出ています。

 こういった今までなかった新しいものを売るのがまた一苦労。最初はあんまり売れなかったそうですが、この流れを変えたのが”あさま山荘事件(*6)”です。今の若い人にはピンとこないかもしれませんが、2月の厳冬の中、あさま山荘を取り囲む警察官が食べてたのがカップヌードル。”あれはなんだ?”といううことで、相当な宣伝効果があったそうおです。この写真もカップヌードルミュージアムに展示してあって、おばさんが娘さんらしい女性に”昔は、このテレビを一日中見てた”って説明してました。まあ、説明せんとわからんだろうなぁ。

 カップヌードルが変えた常識として、”街(道)でモノを食べることが行儀が悪い”って意識をなくしたこと(まあ、お行儀がいいとは言いませんが)。奇しくもこの年はマクドナルドが日本で開業した年(*7)でもあります。
 まあ、駄菓子屋でお菓子を買い食いするだけでも”お行儀が悪い”と言われた時代に、暖かくてアメリカっぽい(*8)食べ物がに街で食べられるようになったのはけっこう”オッシャレ~”な価値変化ではあります。

  常識っていうやつとおさらばした時に
  自由という名の切符が手に入る♪

   (ハッピーじゃないか 笠井紀美子, デューク・エイセス
    作詞 阿久悠 作曲 小林亜星)

初代カップヌードルのCMソングですが、この曲を聴いていると、やっぱり非常識な確信犯だったんだなぁと改めて思うのであります。

 ”カップヌードルミュージアム”は、横浜のランドマークタワーから歩いてすぐ。中には世界のラーメンが食べられるレストランもありますので、発想に煮詰まったおぢさんが昼飯食べがてら遊びに行くのもいい場所かもしれません。

《脚注》
(*1)人類の総人口が70億人に達したそうです
 国連人口基金(UNFPA)東京事務所のホームページより。
(*2)”生めよ、ふえよ、地に満ちよ”と神様が言っているように
  神は彼らを祝福して言われた、
 「生めよ、ふえよ、地に満ちよ、地を従わせよ。
  (Be fruitful, and multiply, and replenish the earth, and subdue it)
  また海の魚と、空の鳥と、地に動くすべての生き物とを治めよ」。
   (旧約聖書 創世記 第1章より)
 ヤハウェ(エホバ)がアダムとイヴに言ったことば。
(*3)ローマクラブ
 資源・人口・軍備拡張・経済・環境破壊などの全地球的な問題に対処するために設立されたシンクタンク。
 1972年に発表された”成長の限界”で、”人は幾何学級数的に増加するが、食料は算術級数的にしか増加しない”ため、人口増加や環境汚染などの現在の傾向が続けば、100年以内に地球上の成長は限界に達すると警鐘を鳴らしています。
(*4)スペースコロニーへの移民政策~
 機動戦士ガンダムでスペースコロニーが建築されたのは「増えすぎた人口を宇宙に移民」させるためです。オープニングナレーションより。
(*5)カップめん
 一般名詞としての正式名称は”即席カップめん”。”カップヌードル”は日清食品ホールディングス株式会社の登録商標です。
 このへんのこだわりがNHKらしいというか・・・
(*6)あさま山荘事件
 1972年2月に、軽井沢町にある河合楽器の”浅間山荘”に連合赤軍のメンバーが人質をとってたけこもり、警察と銃撃戦を行うという非常識な事件。
 全国にテレビ中継され民放、NHKを合わせて視聴率89.7%という驚異的な数字を記録しました。
(*7)マクドナルドが日本で開業した年
 銀座三越店内にマクドナルドの日本1号店が開店したのは1971年7月20日のこと。今でこそあちこちで見かけるマクドですが、当時はけっこうブランド品だったんですねぇ。
(*8)アメリカっぽい
 カップヌードルは純粋に国産の商品ですが、あのポップなロゴってアメリカっぽいと思います。

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