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大阪や京都と比べてキャラが強いとこなんて存在せえへんのやで(見とこ、行っとこ、トコトコ関西/通天閣/神戸ポートタワー/神戸ポートタワー)

 まいど! 関西出身のおぢさん、たいちろ~でおます(*1)
 私んとこの本部は全国に部署があるので、さまざまな県の人がいます。まあ、かなり転勤でシャッフルされているので(*2)、その県の担当者がその県出身とは限りませんが、どこに行ってもわかりやすいのが関西人。まあ、県民性ってのは方言や、文化、歴史、自慢話を含めて確かにあるようですが、キャラの濃さでは関西の右にでるものはいません
 ということで、今回はマンガ版”秘密のケンミンSHOW(*4)”ともいうべき、”うちのトコでは(*5)”のもぐらが関西を旅行体験を描いた”見とこ、行っとこ、トコトコ関西”の紹介であります。

Photo

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 写真は上から通天閣日立のHPより)、神戸ポートタワー京都タワー(ともにたいちろ~さんの撮影)です。


【本】見とこ、行っとこ、トコトコ関西(もぐら JTBパブリッシング)
 ”うちのトコでは”の作者 もぐら(愛媛県出身)が、大阪、神戸、京都の3都市を旅行するコミックエッセイ。
 いつもパワフル、虎ガラTシャツの”大阪さん”、お嬢様風のファッショナブルな”神戸さん”、東京を見下す和風美女の”京都さん”の近畿かしまし娘の擬人化キャラは秀逸です。
【旅行】通天閣
 ディープな大阪を代表する建築物。大阪タワーではなく”通天閣”です。
 1956年完成と、東京タワーより完成は先(東京タワーは1958年)。
【旅行】神戸ポートタワー
 ”ポート”と名前がつくように、神戸港の袂に建つタワー。
 世界初のパイプ構造の建造物にして”鉄塔の美女”とも称される美しいフォルム。日本で初めてライトアップされた建造物でもあるそうです。
【旅行】京都タワー
 JR京都駅前の京都タワービルの上に建つ白亜のタワー。
 建築時に賛否両論あったそうで、その結果”建築物”ではなく”工作物”として建設されたんだそうです(どう違うんだ?)
 姿は海のない京都の街を照らす灯台をイメージしたものとのこと。


 この本は、県民性紹介と旅行ガイドブック(JTBパブリッシングだから?)の両面があります。それぞれの県から順番に。

〔大阪〕
 訪れてるのは大阪城に、道頓堀界隈に落語家と行くなにわ探検クルーズ(*6)に天神橋商店街といったあたり。
 案内するのは大阪さん。のりが良くって、受けるためなら道頓堀に飛び込もうという(*7)サービス精神満載のお嬢さんです。
 本書に出てくるエピソードで、明治維新の時、藩の借金を踏み倒されて大阪経済が壊滅状態になったことから、政治嫌い・お上嫌いで己の才覚のみを頼みとするとか、”赤信号を渡るんは自分で判断し、他人につられてどないすんねん”といった自己責任の話が書いてあります。
 極端な話、大阪出身者としては、東日本大震災への対応で”まず国が決めてくれないと”的なトーンの発言になんとなく違和感を覚えるのは、やっぱり大阪気質なんでしょうかねえ。(別に国が何もしなくていいとか、ぐずぐずしてても大丈夫とは思っていませんが)

〔神戸〕
 訪れているのは、北野異人館に、ビーナスブリッジに長田の鉄人28号。それと神戸大丸(*8)やセレクトショップといったお店系の紹介が多いのもおしゃれな神戸ならでは。
 でもおしゃれだけかというと、根が関西人だけあってバイタリティも相当なもの。
 阪神淡路大震災を復興すつ長田のおばあちゃんの言葉

  おばあちゃん:いつまでもいじけとったら人間食うていかれへんやろ!!
         ガレキに埋もれて店がない!? ほんならパラソルショップや!
         イベント! 人集め 活気は自分で出すもんや
         復興支援アリ!? やったらついでに拡張工事や、再開発や

  もぐら   :どさくさにまぎれ・・・
  神戸ちゃん :うまく制度を利用して!
  おばあちゃん:どうせならよりいい町になりたいもんや せやろ!!
  もぐら   :その通りです---

 まあ、神戸も関西ということです。

〔京都〕
 訪れているのは、京都御所に清水寺に安井金毘羅宮に高台寺にと多数。まあ、街そのものがテーマパークみたいなモンですから。
 京都を京都たらしめているのが、歴史の深さ。本書の中でも”まちの連続性を保ちながら続く都というのが京都の強さ”といってますが、まあそうなんでしょうね。
 政治と戦乱に翻弄されながらも生き延びてきた京都の人ってのは、京都弁のはんなりした言葉とうらはらにけっこうしたたかなのかも。

 表題の”大阪や京都と比べてキャラが強いとこなんて存在せえへんのやで”は3人のあとがき座談会から。神戸さんのこの発言への大阪さん、京都さんのリアクションは、

  

失礼な だけど少し納得する

 でした。ま、確かに思いつきませんけど。

 おまけで、私なりの三都比較を。
 写真はそれぞれの街を代表するタワーですが、結構街の特徴が出ています。

 通天閣:あんだけ堂々と広告を付けるってのが、大阪らしいです。
     もしできた当時にネーミングライツ(*9)なんて考えがあれば
     ”通天閣日立タワー”になってたかも。いや、今からでもやりかねん?!
 神戸ポートタワー:鼓をイメージしたというおしゃれなフォルムはさすがに
     ファッショナブルな”KOBE”によく映えます。
 京都タワー:むき出しの鉄骨ではなく白いモノコック構造(応力外被構造)という
     落ち着いた雰囲気はやっぱり京都が似合うかも。

 三都三様で特徴のある街ですので、ご旅行にぜひどうぞ。
 ただし、夏はむちゃくちゃ暑いので熱中症にはご注意ください。

《脚注》
(*1)まいど!~
 関西を離れて20年近くなりますが、今だに挨拶は”まいど”になります。
 先日エレベーターホールで社長とすれ違った時にも”まいど”と言ってしまいました。これでも東証一部上場の会社なんですが・・・
(*2)かなり転勤でシャッフルされているので
 何故だか、東京にある部署にもかかわらず関関同立(*3)がそろっているってケースもあります。
(*3)関関同立
 関西のトップクラスの私立大学。関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学の4大学の頭文字を並べたもので”かんかんどうりつ”と読みます。
 ちなみに関西学院大学の読みは”かんさい”ではなく、”くゎんせい(かんせい)”。(*4)秘密のケンミンSHOW
 読売テレビ制作の県民性をカミングアウトするあるあるネタ系バラエティ番組。
 ある県では当たり前でも他の県民には共感できないネタってのは結構あるもんです。
 ”大阪の家には必ずタコ焼きプレートがある”と言いますが、あるやろ普通~~
(*5)うちのトコでは(もぐら 飛鳥新社)
 各県の県民性を擬人化した4コママンガ。
 私んとこの会社ではマーケティング担当者がこの本を使っています、はい。
(*6)落語家と行くなにわ探検クルーズ
 大阪を一周する”川の環状線コース”で2,500円、所要時間90分。
 ガイドに落語家を起用するあたりいかにも大阪。
 乗ったことないですが、一度は乗ってみたいな~~
(*7)受けるためなら道頓堀に飛び込もうという
 21年ぶりのリーグ優勝に歓喜したタイガースファンが道頓堀に飛び込んだのが1985年。2005年優勝時は、ファンと飛び込みを阻止しようとする大阪府警の一大攻防戦がありました。
 はっきり言って飛び込むにはあんましきれいな水質とは思えませんが・・・
 そのためか、日本分析化学専門学校が”道頓堀川水質調査”を発表しています
 こういった冗談みたいなことをマジでやるのも大阪ならでは。
(*8)神戸大丸
 本書では、”母と娘が神戸大丸でお買いもの。これが神戸っ子の理想のひとつや”と書いてますが、私んちではおばあちゃん、奥様、娘と三代でお買いもの行ってます。どや!
(*9)ネーミングライツ(Naming rights)
 施設に対する命名権のこと。お金になります
 契約行為で決まるので、仙台の宮城球場みたく”フルキャストスタジアム宮城→クリネックススタジアム宮城→日本製紙クリネックススタジアム宮城”と変わる場合もあります。ちなみに、契約金額は3年間で年額2億円とのことですが高いんだか安いんだか。

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コメント

名古屋や東京タワーなどは地デジ化の影響でお役御免になり収入がかなり減るらしいけど、通天閣・神戸ポートタワーや京都タワーはそんなの関係ないから問題なく生き残れそうらしい。関西のランドマークは当分安泰!!

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