« 日本そのものがデスマーチだからなぁ・・・(デスマーチ/ドクニンジン) | トップページ | ツイッターから見える木と、サイトから見える森、どっちが好きかは好みの問題です(ついった!/キンギョソウ) »

アメリカ海軍さま~~、アメリカ海軍さま~(荒野の七人/七人の侍/横須賀 アメリカ海軍第七艦隊)

 ども、軍事ヲタではありませんのおぢさん、たいちろ~です。
 軍事ヲタではありませんが、純粋にメカニズムとしての軍艦ってのは好きです。ただリアルに戦争をするとなると話は別。まあ、命のやりとり云々もありますし、軍事力を維持するとなるとお金のかかる話でもあります(*1)。
 でも、最近のマスコミを見てると、なんだか危なっかしい方向に行ってるような気が・・・ 
 尖閣列島だ、北朝鮮の砲撃だと世界情勢がきな臭くなってるの確かですが、ああも簡単に論調を変えるのはちょっとねぇ。
 ということで、今の日本のありようでちょっと思い出した映画から。”荒野の七人”と”七人の侍”のご紹介であります。


Dcf_0131


写真はたいちろ~さんの撮影。米海軍第7艦隊旗艦、揚陸指揮艦”USSブルーリッジ”です。
2009年の米海軍横須賀基地”ネイビーフレンドシップデイ”にて。


【DVD】荒野の七人
 (主演 ユル・ブリンナー,スティーブ・マックイーン 監督 ジョン・スタージェス)
 刈り入れの時期になると、盗賊カルヴェラに作物を奪われるメキシコの寒村の村人が盗賊を追い払うために七人のガンマンを雇い、戦いに挑む。
 原題は”The Magnificent Seven(崇高な7人)で、ストーリー的にはこっちのほうがあってそうですが、雰囲気的にはやっぱり”荒野”かなぁ。1960年の公開。
【DVD】七人の侍(主演 志村喬、三船敏郎 監督 黒澤明)
 刈り入れの時期になると、野伏に作物を奪われる寒村の村人が、野伏から村を守るために七人の侍を雇い、戦いに挑む。
 多くの映画作品に影響を与えた巨匠 黒澤明の名作。1954年の公開。

【旅行】横須賀 アメリカ海軍第七艦隊
 第七艦隊は西太平洋・インド洋を担当海域とするアメリカ海軍の艦隊。旗艦/司令部は、横須賀海軍施設を母港とする揚陸指揮艦「ブルー・リッジ」。艦船数 50~60、航空機 350機、戦時動員兵数 6万人はアメリカ海軍の艦隊の中では最大規模と戦力。 ま、7つながりということで。


 まずは”荒野の七人”から。久しぶりに観ましたが、やっぱりキャスティングが凄い。それに声優も! ドメル将軍に、ラオウに、キャプテンハーロックに、石川五ェ門(初代)に、次元大介に、ポルコ・ロッソにカーク船長に。綺羅星のごとき豪華声優陣!(*2)
 今、これだけのメンバーを集めたらなんぼほどかかんねん!! というラインナップです。(すいません、わからない人はスルーしてください)

 話を戻して、今回気になったのは、7人のガンマンが村に入った時のシーン。村を守りに来たガンマンを恐れて家の中に隠れておそるおそる様子をうかがっています。村の長老から”村人は怖がりだから”と説明しますが、山賊の来襲を知らせる教会の鐘をならしたとたん、わらわらとで出て来る村人たち。鐘をならした若きガンマン”チコ”のセリフ。

  チコ :命がけでおめえらを助けにきたんだぞ
      なのによ、こそこそ隠くれやがって
      怖いか! 俺たちが! はぁ? 事情が事情だからしょうがねえか?
      食い物を盗られると思ったか? 俺たちが山賊に見えるのか?えぇ
      さあ、お望みどおりきてやったんだぜ
      守ってやる。だからだ、守ってやる価値のあるところを見せてみな!

 ”荒野の七人”はオリジナルがあって、これが黒澤明監督の”七人の侍”。同じように7人の侍が村に入ったシーンで、みんな侍を恐れて家の中に引きこもってます。で、野伏の来襲を知らせる板木を打ったとたん、駆け出てくる来る村人たち。板木を打ったのは若き日の三船敏郎演じる山犬のような侍”菊千代”です。
 こっちのセリフはもっと辛辣。

  菊千代:おいヌケサク、てめえらは俺たちが村へへえってきた時、
      どんな面して迎えた! あぁ?
      そのくせ、俺がちょっとすりこぎぶったたいたら、
      お侍さま~~、お侍さま~~ 手ぇ合わせて拝んでけつかる
      ざまあみやがれ、タニシ野郎!

 なんだかなぁ。今の日本の状況が村人の二重写しになってるみたいで。あんだけもめた沖縄の基地問題もうやむやのままで(*3)、そのくせ日米軍事演習では相変わらずアメリカ依存体質っぽいし。
 軍事力を強化するにしても、しないにしても、ちゃんと今まで言ってきたことと、やってきたことを総括したほうがいいんじゃないかなぁ。なし崩しに物事を進めるのは一番信頼をなくす元ではないかと思うんですが。
 まあ、日本は元々農耕民族なんでしょうが、現実社会では”勝ったのはあの百姓たちだ(*4)”になるとはも思えないし・・・

 ”荒野の七人”,”七人の侍”とも、半世紀近く前の映画ですが、いずれも名作。人生を考えさせられる名言、至言にあふれる映画です。


《脚注》
(*1)軍事力を維持するとなるとお金のかかる話でもあります
 新大綱と同時に閣議決定された次期中期防衛力整備計画は、2011~15年度の防衛予算の総額上限を約23兆4900億円と定めた。10年度予算をほぼ維持するもので、8年連続の漸減に歯止めをかけた意義は大きい。(2010年12月19日 読売新聞) 
(*2)それに声優も!~
 ユル・ブリンナー:小林修⇒ドメル将軍、ズォーダー大帝(宇宙戦艦ヤマト)
 スティーブ・マックイーン:内海賢二⇒ラオウ(北斗の拳)、ブライキングボス(新造人間キャシャーン)
 ホルスト・ブッフホルツ:井上真樹夫⇒キャプテンハーロック(同)、2代目石川五ェ門(ルパン三世)
 チャールズ・ブロンソン:大塚周夫⇒初代石川五ェ門(ルパン三世)、ヨミ(バビル2世)
 ジェームズ・コバーン:小林清志⇒次元大介(ルパン三世)、妖怪人間ベム(同)
 ブラッド・デクスター:森山周一郎⇒ポルコ・ロッソ(紅の豚)、ジャン・ギャバン
 ロバート・ヴォーン:矢島正明⇒カーク船長(スター・トレック)、ナレーション(謎の円盤UFO)
(*3)沖縄の基地問題もうやむやのままで
 まあ、現実解としては在日アメリカ軍基地を全部撤去するってのはありえないでしょうが、沖縄に過重に負担をかけ続けるのもいかがなものかと。
 赤字でひ~こら言ってる地方空港が山ほどあるんだから、損失補てんに誘致するぐらいのことやればいいのに。○○空港とか、××空港とか(言えねぇ、言えねぇ)
(*4)勝ったのは農民だ
 ”七人の侍”のラストシーンで志村喬演じる”島田 勘兵衛”が田植えを見つめながらつぶやくセリフ。
 ”荒野の七人”でも長老が同じようなセリフを言ってますが、重みとしては勘兵衛のが上かな。

« 日本そのものがデスマーチだからなぁ・・・(デスマーチ/ドクニンジン) | トップページ | ツイッターから見える木と、サイトから見える森、どっちが好きかは好みの問題です(ついった!/キンギョソウ) »

旅行・地域」カテゴリの記事

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/528774/50379353

この記事へのトラックバック一覧です: アメリカ海軍さま~~、アメリカ海軍さま~(荒野の七人/七人の侍/横須賀 アメリカ海軍第七艦隊):

« 日本そのものがデスマーチだからなぁ・・・(デスマーチ/ドクニンジン) | トップページ | ツイッターから見える木と、サイトから見える森、どっちが好きかは好みの問題です(ついった!/キンギョソウ) »

最近のコメント

最近のトラックバック

無料ブログはココログ