« 2009年2月1日 - 2009年2月7日 | トップページ | 2009年2月15日 - 2009年2月21日 »

2009年2月8日 - 2009年2月14日

ピクリングハンバーグはおいしいのだ!(範馬刃牙/ピクリングスパイス)

【本】範馬刃牙(板垣恵介 秋田書店文藝春秋)
 少年チャンピオンに連載の板垣恵介のコミック。『グラップラー刃牙』シリーズの第三部にあたります。”小国の軍事力に匹敵するといわれる、やたら強い親父に戦って勝つ”という話を延々90巻(外伝除く)、今だ連載継続中。
【花】ピクリングスパイス
 ピクルス(塩漬け)に使うハーブミックス。マスタード、オールスパイス、シナモン、コリアンダー、ジンジャー、クローブなどが入っていて、ピクルス特有のとても良い香りがします。大型の食品店で入手可能。

Dcf_0060
写真は、たいちろ~さんの撮影



 私のブログは気取って”花と本”のテーマと言ってますが、元々はハーブと野菜、つまり単なる食いしん坊です。今の単身赴任寮でも、食べることができるものしか植えていません!(力説するようなことではないですが)

 ということで、今回のココログの”あなたの得意料理を教えて!”には、ぜひとも参加せねばと言う次第です。

 家庭菜園をしていて難儀なのは、良くも悪くも収穫時期が重なること。昨年(2008年)はプチトマトが大豊作でした。けっこう会社でも配りましたが、それでも余ってしまいました。プチトマトは適当な時期に収穫しないと、実割れをおこして見た目も悪いので、大量にトマトのピクルスを作りました(*1)。

 で、次に困るのがピクリングスパイスがあまってしまう事。ピクルス自体はサラダなどの付け合せや、サンドイッチに使えますが、それ自体を山ほど食べるものではないですし、冷蔵庫に保存するにも限界があります。レシピにもよりますが、大体コーヒー壜1壜分のピクルスに小さじ1杯ぐらいですから、賞味期間が長いとはいえそうそう一瓶使い切れるものではありません。
 で、今回ご紹介するピクリングハンバーグとなるわけです。

 元々、ハンバーグには香辛料としてナツメグを入れるので”代わりになるかな~”ぐらいの思いつきで作ってみましたが、以外なほどマッチします。ポイントはピクリングスパイスをできるだけ細かく砕くとこぐらいです(*2)。

【ピクリングハンバーグのレシピ(4人分)】
材料:合びき肉 200g、たまねぎ 小1/2~1/4個、パン粉 適量、牛乳 少々
     卵 1個、ピクリングスパイス 小さじ1杯 塩、こしょう
①たまねぎをいためる(別にいためなくても可)
②ボールに、いためたたまねぎ、合いびき肉、牛乳で湿らせたパン粉、砕いたピクリングスパイス、卵、塩、こしょうをよく練り混ぜる。
③適当な大きさに取り分けて、空気を抜きながら楕円形に形を整える
④フライパンに油を入れてよく熱し、真ん中を少しへこませて(あとで膨れてきます)焼く。最初は強火で、焼き目がついたら中火にする。

 えらそうに書いていますが、実際作る時はかなり適当にやっています。ハンバーグのレシピは料理の本にはたいてい載っていますので、ナグメグの変わりにピクリングスパイスが入っていると思えば間違いないです。

 夏場はピーマンも収穫できるので、肉詰めにして、トマトケチャップとコンソメスープで煮ても美味。多めに作って、残りをスパゲッティとあえてもいけます。
 ハンバーグは、味は後からソースなどでととのえられるので、火加減さえ注意すれは、いいかげんに作ってもそれなりのものができます。

 ”男の手料理”は、大雑把に作ってもおいしいのだ!

 ピクルスに関する本ですが、レシピに関するものを除くとほとんど思いつきませんでした(*3)。
 無理やり探したのが、”範馬刃牙”に登場する”ピクル”。1億9000万年前の岩塩層から塩漬けの状態で発見された原人です。塩漬けのティラノサウルスといっしょに発見されました(*4)。このコミックも格闘系コミックの常として、ライバルがどんどん強くなって行きますが(*5)、この設定はさすがにぶっとんでいます。
 無理やりくっつけたネタなので、料理のレシピと思ってこのブログを読まれたお嬢様、奥様方はスルーしていただいてかまいません。お父さん方にはカタルシスのあるコミックですが、読むには根性がいりますよ。なんせ90巻(2009年2月現在)ですから。

 ピクリングハンバーグは、味自体は普通のハンバーグですが、口に入れたときにただようピクルスの香りがなんともいえません。
 作り方自体は難しくないのでぜひ、一度お試めしください。


《脚注》
(*1)大量にトマトのピクルスを作りました
 コーヒー壜で4本分です。プチトマトはもっと大量にあったのですが、壜が4本しかなかったのでこの量に限定されました。うち3本は会社のお嬢さん方のプレゼントしました。ちょっと酸味が強かったかな?
(*2)ポイントはピクリングスパイスを~
 実際に購入されるとわかりますが、ピクリングスパイスの中身はほとんどホール(種子の形がそのままのもの)ですので、すり鉢などで細かくしないと食感が悪くなります。
(*3)レシピに関するものを除くと~
 ハンバーガーとかには入っていますが、日本人はあまり食べないようです。アメリカでのキュウリのピクルスの年間消費量が2kgに対し、日本では30g程度だそうです。
(*4)塩漬けのティラノサウルスといっしょに発見されました
 科学考証なんて、やぼなことを言ってはいけません。
 そんなことを気にしていては、このコミックは楽しめませんよ。
 余談ですが、picklesは複数形で、漬物の意味では複数形を使うとのこと。よって、一人しかいない原人”ピクル”はsがつかないのが正しい表現です。
(*5)格闘系コミックの常として~
 ”ドラゴンボール”、”北斗の拳”を想像してもらえればわかります。

兵(つわもの)どもが夢の跡(20世紀少年/万博記念公園)

【DVD】20世紀少年(原作:浦沢直樹 主演:唐沢寿明 監督:堤幸彦)
 主人公のケンヂは、世界各地の異変が子供の頃空想した“よげんの書”通りに起こっていることに気づく。謎の集団のトップ”ともだち”は果たしてケンジの友達なのか?(第一章 「終わりの始まり」より)(*1)
【旅行】万博記念公園
 日本万国博覧会(大阪万博 EXPO’70)の跡地を整備した公園。所在地は大阪府吹田市。シンボルであった”太陽の塔”は今でも健在です。

359521292_3a5851c5e8
写真は、太陽の塔。”万博公園ガイド”のホームページより




 ”20世紀少年”のDVD2月のレンタルが始まったので、見ました。
 いや~、あらフィフのおぢさん世代としては、つっこみネタ満載! 楽しませていただきました。この1本だけで、ブログネタの10や20は楽に書けそうですが、”自重しろ、私!”(*2)ということで、今回はオープニングに使われた”大阪万博”の話です。

 大阪万博は、私たちの世代にとって、”世界に誇れる日本”(*3)、”科学によるすばらしい未来”を象徴するイベントでした。なんといっても最大の呼び物は”月の石”(アメリカ館に展示)。3時間並んで見た記憶があります。
 社会的には大変な時代ではありましたが、小学生の悪ガキにとって、そんなこと知ったこっちゃありません(*4)。

 テーマソングは三波春夫先生(*5)の歌う”世界の国からこんにちは
 (作詞:島田陽子 作曲:中村八大)。
 最近では、ハイブリットカーのコマーシャルでも使われています。

 

  こんにちは こんにちは 世界のひとが
  こんにちは こんにちは さくらの国で
  1970年の こんにちは
  こんにちは こんにちは 握手をしよう

   
 単純なフレーズのくりかえしですが、当時は本当に外国の人がいっぱいくるものだと思っていましたし、実際にたくさん来るようになりました(*6)。 私たちの世代があまり外国人との生活に違和感を持たないのは、大阪万博の影響が大きいのではないかと思います。まあ、英語にコンプレックスを持つかどうかは別ですけど・・・

 原作の浦沢直樹は、1960年1月生まれ。まさにあらフィフ(Around50)で、私と同世代。映画に出てくる、はなたれ、スカートめくり(*7)、空き地での秘密基地ごっこ(男のロマンだ!)といった原体験は同時代ならではの感覚です。やや、セピア色の画面とあいまって、この時代が懐かしく感じられます。

 ところで、このブログを書いている直前、エキスポランドが再建を断念し閉園が決定しました(2009年2月9日)。高校が近所だったので、外周道路をよくランニングしていましたし、卒業後では5~6年前に、同窓会で子供づれで遊びに行きました。けっこうお客さんも入っていたのに、さびしいかぎりです。

 当時、パビリオンを出した日本の企業グループが現在どうなっているかというと

①現在も企業活動を継続
 クボタ館、サントリー館、タカラ・ビューティリオン、東芝IHI館、日立グループ館
 フジパン・ロボット館、松下館、リコー館、ワコール(・リッカーミシン館)
 専売公社館(ただし民営化)
②中核企業の銀行が再編成
 住友童話館、古河パビリオン、富士グループパビリオン、三井グループ館、
 三菱未来館(三菱グループ)、みどり館(旧三和グループ)
③経営再建、他企業の子会社化
 サンヨー館、(ワコール・)リッカーミシン館

 サンヨーは、パナソニック(旧名称 松下電器産業)が2009年春までに子会社化、リッカーは1994年にダイエー子会社などと合併し、消滅しています。
 当時、大阪万博にパビリオンを出すといえば、一流企業の証だったんでしょうが、それでも40年近くたつとなくなってしまう企業もあるんですよね(*8)。
 そういった意味では、万博公園は”兵(つわもの)どもが夢の跡”(*9)でしょうか。

 20世紀少年は、”第二章 最後の希望”が、2009年1月より公開中。DVDになったら借りよう!(*10)


《脚注》
(*1)20世紀少年
 今回は、原作を読んでいないので、DVDのみを記載しています。さっそく読まなくっちゃ!
(*2)自重しろ、私!
 らき☆すたに登場するオタク系同人作家、田村 ひよりさんのセリフ。仲のよいクラスメイトで百合的妄想(女同士の恋愛です)にハマってしまった時の一言。
(*3)世界に誇れる日本
 国民総生産(GNP)が資本主義国家の中で第2位になったのが1968年。まさに、高度成長の頂点を極めた時代でした。
(*4)社会的には大変な時代ではありましたが~
 ベトナム戦争や、公害が社会問題化したのが、60年代後半。学生運動が激化したのもこのころです。(東京大学安田講堂占拠事件が69年、よど号ハイジャック事件が70年、あさま山荘事件が72年)
(*5)三波春夫先生
 基本的にこのブログでは人名に敬称をつけていませんが、三波春夫先生だけは別格。
ちなみに私のカラオケの唯一のレパートリーは”ちゃんちきおけさ”です。
(*6)今でこそ外国の人は珍しくないですが
 1970年の入国者は78万人、外国人登録者(居住者)は約71万人、これが2007年にはそれそれ、915万人(約12倍)、215万人(約3倍)に増加しています。ちなみに、215万人は、名古屋市の人口(222万人)に匹敵します。(法務省入国管理局の資料より)
(*7)スカートめくり
 永井豪のマンガ、”ハレンチ学園”で”モーレツごっこ=スカートめくり”が登場したのは、1969年だそうです。今、こんな遊びをやったら、PTAで大問題になります。あっ、昔もか。
(*8)40年近くたつとなくなってしまう企業~
 企業が一定期間内に倒産する確率を”PD”(probability of default:デフォルト確率)といい、数理統計的に推計することができます。まあ、金融関係者以外で使うことは少ない用語ですが、間違っても”ED”(erectile dysfunction:勃起不全)と言わないように。
(*9)兵(つわもの)どもが夢の跡
   夏草や兵どもが夢の跡
  松尾芭蕉 ”奥の細道 (平泉)”より
(*10)DVDになったら借りよう!
 あまり映画館には行きません。単身赴任で家族は近くにいないし、一緒に行ってくれるお嬢さんもいないし・・・


« 2009年2月1日 - 2009年2月7日 | トップページ | 2009年2月15日 - 2009年2月21日 »

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

無料ブログはココログ