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2009年10月11日 - 2009年10月17日

京都でも勉強したな~、予備校だけど・・・(受験生ブルース/街/北野天満宮)

 ども、受験生の父親たいちろ~です。
 今年の夏に京都の北野天満宮に行ってきました。理由は受験のお守りを貰いに。そう、息子が高校、娘が大学とダブル受験です。まあ、気は休まらんわ、お金はかかるわと大変ですが、私自身も2浪して親に迷惑かけたし、こればっかりは文句も言えんわな~
 ということで、今回のお題は”受験と京都と私”、高石友也の名曲から”受験生ブルース”と”街”であります。

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写真はたいちろ~さんの撮影。
京都の北野天満宮です。







【CD】受験生ブルース(高石友也)
 受験生のつらさをコミカルに歌った関西フォークの古典的名曲。私が受験生であった時より10年近く前の曲(シングル発売は1978年)ですが、やっぱり歌ってました。
 曲中に出てくる”ラジオ講座”は旺文社の”大学受験ラジオ講座”のこと。大学祝典序曲(*1)”は今聴いてもうぎゃ~~となります
【CD】(高石友也)
 京都のイメージソングとも言える名曲。1975年、京都市民まつりのテーマソングの一つとして歌われたそうです。京都の町並みを淡々と歌っている歌詞ですが、”この街が好きさ、君の微笑みあるから”にはぐっときます。
【旅行】北野天満宮
 学問の神様”菅原道真”を祀った神社。多くの受験生らの信仰を集めていて、受験合格の祈願の定番です。娘の高校受験の時は大宰府天満宮に、今回は娘と息子を合わせて京都の天満宮でお守りをいただきました。

 上記にありますように、2年間浪人をしましたが、2浪目に通ったのが京都の駿台予備校京都校。ちょうど二条城の真横にありまして、ここで1年間受験にいそしんでおりました。ちょうどカーター大統領(*2)が訪日していて、ご家族が二条城を訪問されるということで厳重な警戒の中で勉強をしてました。予備校の窓から見てたけど・・・
 さすがに受験生とあって二条城には一度も行きませんでしたが、せっかく近所だったんからデートぐらいすればよかったな~、彼女いたんだし・・

  恋しちゃならない受験生、やけのやんぱち石投げた♪

 その年、やっとこさ同志社大学と京都産業大学に合格しましたが、国公立もなんとか合格しましたので、そちらに行きました。でも、今考えると京都の大学も良かったかな~
 高石友也の”街”を聴いているとそう思います。
 京都という街は神社仏閣の多いところという印象がありますが、大学も多い学生の町です。京都大学を始め、同志社大学、立命館大学、京都産業大学、龍谷大学、ノートルダム女子大などなど。京都市内だけでも38校の大学・短期大学があるそうです(*3)。もっとも、京都大学の赤本(*4)で問題を見たときには、回答の説明を読んでもさっぱり理解できませんでしたが・・・

 その後は、遊びに行ったりとか、アルバイトに行ったりとか(*5)、今では京都に両親を納骨したお寺さんがあるので年に数回行きますが、やはり落ち着いたいい街です。古いものが多いにもかかわらず、国際的な都市だし、静かな流れの川や疎水、山並みなどの自然もあって、学問するにはいいところなんでしょうね。でも、受験勉強はもうイヤですが。

  大事な青春無駄にして 紙切れ一枚に身を託す
  まるで河原の枯れすすき こんな受験生に誰がした

    (”受験生ブルース”より”結論でございます”)

 現役、浪人と3年間も受験勉強をした経験から言いますと、あまり浪人してもいいことないです。できれば息子、娘にはストレートで合格をして欲しいものです。
 京都に住んで”街”を聴いてとまでは言いませんから、予備校のブルースだけは勘弁してください

 ”受験生ブルース”は高石友也のベストアルバム等で比較的入手可能ですが、”街”のほうは入手が難しそうです。高石友也の曲の中でも有数の名曲なので、ぜひ復刻して欲しいものです。

《脚注》
(*1) 大学祝典序曲
 作曲はブラームス。オープニングに使われたことから、おぢさん世代には”大学祝典序曲=受験勉強”というイメージがDNAに刷り込まれ
(*2) カーター大統領
 第39代アメリカ大統領。任期は1977年~1981年。バラク・オバマ大統領に先立つこと7年、2002年にノーベル平和賞を受賞。
(*3)京都大学を始め、
 関西では有名大学をまとめてトップ校を”関関同立”、その次のクラスを”産近甲龍”といいます。”できれば関関同立、なんとか産近甲龍”が当時の関西受験生の希望でした。
  関関同立:関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学
  産近甲龍:京都産業大学、近畿大学、甲南大学、龍谷大学
 うち、同志社大学、立命館大学、京都産業大学、龍谷大学と半分が京都に立地する大学。
(*4)赤本
 教学社(世界思想社)が発行している大学入試過去問題集のこと。
 私が見たのは、目の出る確率がふぞろいなサイコロを振った結果を出す方程式の問題。誰がこんなの考えるんだ?。
(*5)アルバイトに行ったりとか
 友人の紹介で、同志社大学前にある地下鉄今出川駅ホームの天井のパネル張りにいきました(地下鉄開通は1981年)。
 地下の作業ですので、この時はお昼休み以外は太陽を見ない生活だったです。

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新型インフルエンザ対策は引きこもりに限る(赤き死の仮面/糸杉)

 ども、新型インフルエンザ対策担当のたいちろ~です(これは本当)。
 ここのところ、毎週のように本人や家族が新型インフルエンザに罹患したとの連絡が入ってきます。死亡に至るような大事になっていないのが不幸中の幸いですが、家族が罹患した場合でも、3日間の自宅待機で様子を見る決まりになっています。
 まあ、人にうつさないことが肝要なのですが、逆に言うとうつされないためにはあまり人ごみの中に行かないことも有効かと。
 ということで、今回ご紹介するのは、病気にかからないために集団で引きこもりをした人たちの話”赤き死の仮面”であります。

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写真はたいちろ~さんの撮影。
近所の園芸店にて
糸杉の一種、ゴールドクレストです




【本】赤き死の仮面(エドガー・アラン・ポー ちくま文庫他)
 赤死病の感染から逃れるために、プロスペロ公は騎士、貴婦人1,000人とともに城郭風の大伽藍の中に閉じこもる。そして友人たちを楽しませるために開催した仮面舞踏会の最中、デスマスクをした人物が登場する・・・
 原題は”The Masque of the Red Death”。”赤死病の仮面”
と訳されることもありますが、タイガーマスクに敬意を表して(*1)表題は”赤き死の仮面”の方にしました。
【花】糸杉(いとすぎ)
 ヒノキ科イトスギ属の総称。別名セイヨウヒノキ(西洋檜)。ゴッホが好んで描いたのはこの木です。
 植木によく使われる”ゴールドクレスト”も糸杉の仲間(ホソイトスギ属)。
 花言葉は”死、哀悼、絶望”です。

 ”赤死病”は、”黒死病=ペスト”からのイメージなんでしょうが、ペストは治療法が確立していなかった(*2)14世紀のヨーロッパでの大流行では、全人口の3割が命を落とすほどの恐ろしい病気でした。

 新型インフルエンザはここまですさまじくはないと願いたいですが、それでも私の担当している新型インフルエンザに対する事業継続計画(*3)では”人口の約25%が発病し、従業員が最大40%が欠勤、致死率は0.5%~2%”を前提としています。
 まあ、何かの前提をおかないとこの手の計画は立てられませんが、実際に家族が発病しないまでも、体調が思わしくないといわれた時に会社に出勤するどうかというとどうでしょうね。家族からは”私を見捨てて会社に行った!”と一生言われそうだし・・・

 話は戻って、”赤き死の仮面”ですが、プロスペロ公はなかなか容易周到な人物のようで、充分な糧食は言うに及ばず、道化師、即興詩人、踊り手などの娯楽も用意しています。地震などでは3日分の食料と水を備蓄するようによく言われていますが、こういったところは見習いたいもの。娯楽でいうと、私は部屋に2~3年分は楽しめる本が備蓄されています(*4)。
 まあ、パニック対策として出口の閂(かんぬき)を溶接するのはちょっとやりすぎのような気がしますが・・・

 ただ”公”という以上、為政者のはずですが、”領民を見捨てて自分達だけ助かろうという性根はどうなのよ”と思っちゃいます。案の定、プロスペロ公たちには悲劇的な終末を迎えることになります。まあ、”死”は等しく誰にでも訪れるということでしょうか、人の思惑をあざ笑うかのように。

 今日(2009年10月11日)は、エドガー・アラン・ポーの葬儀がボルティモアで執り行われるそうです。当時の葬儀にはわずか10人程度しか参列しなかったそうですが、今回は国内外から数百人のファンや関係者が参列される見込みとのこと。人の運命なんてわからないものです。
 そういえば、ゴッホの糸杉も”死の予感”のように語られているようです。こちらも不遇の人生を送った人ですが、まさか現在になって自分の絵が100億円以上の値段がつくとは思っても見なかったんでしょうね。

 ”赤き死の仮面”は文庫本版で11ページの掌編小説ですので、すぐに読めます。ポーやゴッホの運命を思いながら読むのもいいかもしれません。

《脚注》
(*1) タイガーマスクに敬意を表して
 ”タイガーマスク”(原作 梶原一騎、作画 辻なおきの漫画、アニメ)に”20世紀の吸血鬼”と呼ばれる残虐レスラー”赤き死の仮面”というのが登場します。
 どっちかというと知ったのは、こっちのほうが早かったんで・・・
(*2) 治療法が確立していなかった
 伝染病院に隔離され、抗生物質による治療が行われる。有効な薬品としてストレプトマイシン、テトラサイクリン、サルファ剤等があげられる。適切な治療がなされれば死亡率は20から0パーセントに下がる。(Wikipediaより抜粋)
(*3)事業継続計画(Business Continuity Plan, BCP)
 災害が発生した場合に最低限継続するのに必要な”重要業務の決定”、”復旧までの時間”、”復旧対策”、”教育・訓練”などを計画すること。
 災害と言っても地震、パンデミック(病気の大流行)によって想定が大きく異なるので、実際に作るとなるとかなり大変な作業になります。
 上記の数字は厚生労働省の”新型インフルエンザ対策ガイドライン”に準拠。
(*4)2~3年分は楽しめる本が備蓄されています
 いわゆる積読です。いつ読むんだ?

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