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2009年8月2日 - 2009年8月8日

フランス革命期のバットマンかな?(紅はこべ/はこべ)

 ども、二つの顔をもつ男、たいちろ~です。
 といっても、昼は会社員、夜はブロガーといたって健全?な顔ですが。
 先日、”青年のための読書クラブ(桜庭一樹)(*1)”を読みまして、この本つながりで、今回ご紹介するのが”紅はこべ”であります。

Hakobera Photo 左ははこべ、右はアカバナルリハコベ。
はこべの写真は”野草雑記”、アカバナルリハコベの写真は”ろこのつれづれに・・・♪毎日が花曜日♪”より


【本】紅はこべ(バロネス・オルツィ 創元推理文庫他)
 原題は”The Scarlet Pimpernel(スカーレット・ピンパーネル)”。
 フランス革命期のパリからギロチンで処刑されようとする貴族を救う謎のイギリス人グループのリーダー”紅はこべ”。イギリスの古典的冒険小説。
【花】はこべ
 白いはこべはナデシコ科。こべの別名はハコベラ。春の七草のひとつ。白い花弁は10弁に見えますが、根元近くまで深く裂けているので、実際は5弁なのだそうです。花言葉は”愛らしい、あいびき”など。
 赤いはこべアカバナルリハコベ(*2))は、サクラソウ科。花言葉は”追想、約束、変わり身”など。


 本の名前から最初は”はこべ”を調べていたんですが、”はこべ”と”紅はこべ(アカバナルリハコベ)”とは全然な花なんですね。小説に出てくる”紅はこべ”の由来は貴族を救出する前に公安委員会に渡される紙に書いているマークが赤い星型だから。話が合わないので、いろいろ調べてやっとわかりました。だって、日本人なら春の七草の”はこべら”だと思うじゃないですか、普通

 さて、小説”紅はこべ”です。ネタバレになりますが、主人公のパーシー・ブレイクニーは表の顔はイギリス貴族にして軽薄な大金持ち。そして裏の顔は神出鬼没の”紅はこべ団”の団長。どっかで聞いたような話だな~と思ったら、これ、バットマンの原型のような話なんですね。
 バットマンことブルース・ウェインは、昼はプレイボーイで慈善家の大金持ち、夜は犯罪者に恐れられる”ダークナイト”(*3)という二面性がけっこうよく似てるな~と思います。幾多のヒーローと違って、二人とも生身の人間(*4)が知恵と体力で勝負かけています。ブレイクニーはフランス共和政府からは恨まれいていますが、フランス貴族の尊敬の的だし、バットマンは一部を除いて警察からは嫌われていますが、市民には絶大な人気があるし。

 違いといえば、ブレイクニーはヒロインのマルグリート・サン・ジェストという社交界の花形の奥様がいますが、ブルース・ウェインは以外とここ一番では女性に縁がないことぐらいですかね。
 ただ、マルグリート・サン・ジェストという女性がな~。
 知恵はある人のようですが、兄のためにスパイになっちゃうし、ブレイクニーを追っかけて危険なフランスに行っちゃうし、あまつさえ敵の人質になっちゃうし。作中では愛に一途なヒロインの扱いになっていますが、こういう状況判断のできないキャラクターってのはあんまり好きではありません

 まあ、中身は本書を読んでみるということで。
 冒険小説としてより、ベルばら(*6)好きの宝塚フリークには面白いかも

 まあ、宝塚っぽいと書いたので調べてみたところ、実際、宝塚でやってました。
  1995年の花組(真矢みき、純名里沙、愛華みれ)、2008年の星組(安蘭けい、遠野あすか、柚希礼音 題名は原題の”スカーレット・ピンパーネル”)とけっこうなメンバーです。
 ま、このへんの感覚はずれちゃいないってことでしょうか。


《脚注》
(*1)青年のための読書クラブ(桜庭一樹)
 お嬢さん学校”聖マリアナ学園”の変わり者集団”読書クラブ”のメンバを主人公とした連作集。浮世離れしていそうで社会の縮図たる学園内に起こる決して”正史”に残らない”黒歴史”をつづった物語です。
 詳しくは、こちらのブログから。
(*2)アカバナルリハコベ
 ルリハコベは瑠璃(ラピスラズリちいう石)のような濃い赤味の青色をしています。とってもややこしい・・・
(*3)ダークナイト
 ”The Dark Knight”(暗黒の騎士)は、2008年に公開された実写版バットマンの新シリーズの2作目のタイトル。
(*4)生身の人間
 ブレイクニーはもちろん、ブルース・ウエインも宇宙人でも超能力者でもなく、単なる人間です。あのコウモリを模したスーツも強化服等ではなく、高性能プロテクター。時代とは言え、戦隊シリーズのスーツのほうが性能は上かと。
(*5) ベルばら
 池田理代子原作のマンガ”ベルサイユのばら”のこと。宝塚歌劇団がミュージカルで上演し、宝塚史上最大のヒット作になりました。

祭りは人を変える!? inねぶた祭り(津軽海峡冬景色/青森ねぶた祭り)

 ども、夜更かしは苦手だけど夜の祭りは好きなたいちろ~です。
 一昨日(2009年8月5日)、青森のねぶた祭り行ってきました
 久しぶりというか、ほぼ30年ぶりぐらいです。当時は学生時代で見ていただけですが今回はハネてみました。
 ということで、今回はお出かけ”青森ねぶた祭り編”であります。

_0085 写真はたいちろ~さんの撮影。
青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸(*1)の前にある”津軽海峡冬景色の碑”です








動画はたいちろ~さんの撮影。
上は武者の山車燈籠、下はハネトの踊りの風景です。


【CD】津軽海峡冬景色(石川さゆり)
 作詞 阿久悠、作曲 三木たかし。石川さゆりの代表作にして1977年日本レコード大賞歌唱賞とFNS歌謡祭最優秀グランプリを受賞。昭和演歌の名曲です。
【旅行】青森のねぶた
 東北を代表する東北三大祭りの一つ。青森は”ねぶた”、弘前は”ねぷた”です。


 はっきり言いまして、”青森=暗い”というイメージを持っておりました(*2)。なんせ太宰(*3)に、青森第五連隊(*4)に、”津軽海峡冬景色”ですから。

 ねぶた祭りに参加する前に ”津軽海峡冬景色の碑”にも行ってきました。

  北へ帰る人の群れは 誰も無口で 海鳴りだけを聞いている
  私もひとり 連絡船に乗り
  こごえそうな鴎(かもめ)見つめ泣いていました
  ああ、津軽海峡冬景色

 ”津軽海峡冬景色の碑”には対人センサーがついていて、この碑の前に立つと”津軽海峡冬景色”の曲が流れるというなかなかお茶目なギミックが内蔵されています。ほとんど人のいない青函連絡船の前でこのぶちかますようなオープニングが流れると、知らない人だと”どっきりカメラですか!?(*5)”と思ってしまいます。

 そんなこんなで暗い青森ですが(*6)、今回のねぶた祭りに参加しまして青森県民への認識を改めました。

  ラッセラー、ラッセラー
  ラッセラッセラッセラー


 この単純なリズムにあわせて踊るわ踊るわ。こんな元気なお祭りだとは思っていませんでした。浴衣に帯びに鈴をつけた衣装を着た踊り手を”ハネト”といいますが、けっこう激しい踊りです。始まる前に”シップを用意しとけ”、とか”アキレス腱を切らないように”とかさんざん脅かされました。

 仙台でお勤めの女性も参加されていました(*7)。普段は気立ての良いしっかりしたお嬢さんなんですが、思いっきりはじけてました! あと10年早く生まれていたら、きっとジュリアナ踊りまくりだったんでしょうね~(*8) あとで聞きましたら青森ご出身とのこと。古今東西にかかわらず、祭りというものは血が騒ぐんでしょう。

 で、おぢさんはというと、前半で息切れ。時々ハネるんですが、あとはぞろぞろついてくだけ。ハネト率5%以下という体たらくであります。
 でも、面白かったですよ~~

 私も仙台に引っ越して知ったんですが、東北の夏祭りって夏の終わりを告げる行事なんです。祭りが終わると早くも秋風が吹き始めます。だからこそ、短い夏を惜しんでこんなに盛り上がるんでしょう。行かれたことのない方はぜひ見に行かれると良いかと思います。

 ところで、来年は体育会系の若い衆にも行ってもらおう!


《脚注》
(*1)青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸
 旧国鉄、青函連絡船の”八甲田丸”を使った博物館。
 ちなみに、青函連絡船は1988年3月13日に廃止(同日、青函トンネルが開通)。”津軽海峡冬景色”がヒットしたころはまだ現役でした。
(*2)”青森=暗い”というイメージを~
 別に青森県民に恨みがあるとか、そんなんではありません。念のため。
(*3)太宰
 青森を代表する作家、太宰治のこと。”人間失格”など一言でいうと暗い作風。かつ、実生活でも自殺未遂、心中未遂を繰り返すという暗い人生。でも以外なことに県下有数の大地主の息子という裕福な家庭のぼんぼん。本名は津島修治。ちなみに、先ごろ引退した津島派会長、津島雄二は娘婿になります。
(*4)青森第五連隊
 1902年1月に発生した八甲田山での日本陸軍第8師団歩兵第5連隊の遭難事故のこと。新田次郎の”八甲田山死の彷徨”は読もう読もうと思っていてまだ読んでいません。
(*5)どっきりカメラですか!?
 1970年代以降に日本テレビで放映された元祖いたずら番組。ご年配の方なら野呂圭介の“どっきりカメラ”のプラカードをご記憶の方も多いはず。
(*6)そんなこんなで暗い青森ですが
 重ねて申し上げますが、青森出身の女性にフラれたとか、そんなんではありません。念のため。
(*7)仙台でお勤めの女性も参加されていました
 別に二人で不倫旅行に行ったわけではありませんよ、奥様。会社の地域貢献として30名以上参加していました。
(*8)ジュリアナ踊りまくりだったんでしょうね~~
 バブル時代を象徴する伝説のディスコ”ジュリアナ東京”のこと。別にへんな想像をしてるわけじゃなくて、こういったたとえが出てくるってのがおぢさん世代なんです・・・

花火大会inアメリカ、でも日本(歌いたくなる童謡集/横須賀の花火大会)

 ども、夜更かしは苦手だけど花火は好きなのたいちろ~です。
 一昨日(2009年8月1日)、横須賀の花火大会に行ってきました。
 久しぶりというか、今年初めて(ひょっとしたら最後の)花火大会です。
 ということで、今回はお出かけ”花火大会編”であります。



動画はたいちろ~さんの撮影。
在日アメリカ軍横須賀基地からの花火の動画です。
実はYouTube初投稿作品。


【CD】歌いたくなる童謡集「ドンと鳴った花火だ」(音楽センター)
 童謡・唱歌の写真集「ドンと鳴った花火だ」に対応したCD。見てませんが、ジャケットがかわいかったのでこれにしました。”どこかで春が”、”夏は来ぬ”、”椰子の実”とか、懐かしい曲がいっぱい入っています。
【旅行】横須賀の花火大会
 よこすか開国祭の”開国花火大会”です。
 横須賀は遠いイメージがありますが、JR横須賀線、京浜急行で直行できるので、東京からは意外と身近にいけます。


  ドンとなった 花火だ きれいだな
  空いっぱいにひろがった
  しだれやなぎが ひろがった
(*1)
 
 文部省「うたのほん」に掲載された童謡”花火”ですが、やはり、花火は見た目とともにあの腹に響く音も楽しみたいですね。画像をUPしてみましたが(*2)、やはり現場に行って見たいものです。
 で、お勧めなのが、横須賀の花火大会。
 オプショナルツアーとして、普段入ることのできない”基地”付きです。

 よこすか開国祭にあわせて、”海上自衛隊 横須賀基地”と、”在日アメリカ海軍 横須賀基地”は基地内の一般公開があって、これは、他の花火大会では体験できません。それに、アメリカ軍の基地はかっこうの花火スポットでもあるので、午前中は自衛隊基地、午後からアメリカ軍基地にそのまま留まって花火鑑賞、がお勧めコース。私もこのコースで回りました。


 海上自衛隊の今年の一般公開では、”むらさめ”、”おおなみ”などの護衛艦、砕氷艦”しらせ”の見学もありまして、ケンスケいっぱい状態(*3)です。まあ、軍事ヲタクでなくとも、けっこう楽しめるイベントです。まあ、この日ぐらいは海外派兵がどうのこうのと言わずに、現在の日本の軍事力(と言っちゃいけないんでしたっけ?)に見とれてみるのもいいかも。隊員さんもとっても親切です。
 まあ、自衛官募集をやっているのはお約束ですが(*4)。


 在日アメリカ海軍横須賀基地はというと、フレンドシップデー(日本の人とのふれあいの日?)ということで基地内を開放しています。さすがにアメリカ軍の基地だけあって”気分はもうアメリカ!”。看板は英語ですし、ご家族でしょうか、アメリカの方もたくさん集まっていて、空気までアメリカっぽく感じてしまうのが不思議。

 アメリカ軍基地で花火を楽しむなら、グループで行かれるのがいいです。基地だけあって場所も他に比べてゆったりしてますが、なんといっても食べ物のボリュームが違います。なんせ、体育会系健康優良アメリカ人の集団ですのでよっぽど喰うんでしょうね。ピザなんか直径60センチ近いのワンサイズだし、飲み物がラージサイズがデフォだし。お肉の味は宮のステーキ(*5)には及びませんが、ボリュームはアメリカンスタンダードで出てきます。なかなか日本で食べられないものも屋台でいっぱい売っているので、3~4人ぐらいでわいわい言いながらでないと食べ切れません。

 逆にアベックで行くのはあまりお勧めでないかも(単なるやっかみかもしれませんが・・・)
 なんせ、筋肉モリモリ、迷彩服の大男がぞろぞろ歩いていますので、ゴリマッチョが好みかどうか以前に男としての迫力が違います。貴女の彼氏が日本人だとして、あれとタメはれるのはアメフトの選手かプロレスラーぐらいしかいませんね。
 アメリカ~ンなおねいさんがたくさん来ていますので、日本のおじょうさんがあれとはりあうのは大変。タンクトップやピタTでガチンコ勝負かけてイーブンにもちこめるのは1割といるでしょうか?

 といっても、夕暮れ時の恋人達を止めることなんかできないので、結局デートで行くんでしょうね(やっぱりやっかみかな~~)。
 そんな恋人達に、おぢさんからのアドバイス。
 行くなら浴衣がお勧めです。アメリカ人は新興国なのでトラディショナルなもがウィークポイント(*6)。浴衣なら貧乳、もとい、スリムな日本女性のスタイルのほうが似合いますし、男性にしても普段は見慣れないファッションですので充分目くらましになります。 ま、あとは男性の器量しだいということで。
 ひとりで行った単身赴任のおぢさんに言われたかないでしょうが・・・


 開国花火大会は、今年は終わってしまいましたが、毎年8月上旬に開催されているようです。行ってみたいと思われた方はガイドブックなどでチェックしてみてください。

 ところで、来年、よろしければ一緒に行きませんか、奥様。
 もちろん、浴衣でけっこうです


《脚注》
(*1)ドンとなった 花火だ きれいだな~
 作詞は井上赳、作曲は下總皖一。
 私の入っていたクラブで”花火”という、この歌を歌いながら焚き火(ファイヤーストーム)の回りを延々踊り続けるというのがありました。歌詞がちょっと違っていて
  ぱっと出た 花火だ きれいだな
  空いっぱいにひろがって
  しだれやなぎも きれいだな
 こちらが正しいと思っていたので、歌詞を探すのに苦労しました。
(*2)画像をUPしてみましたが
 携帯電話のビデオ機能で撮りましたが、雰囲気お分かりいただけますでしょうか?
(*3)ケンスケいっぱい状態
 ケンスケとは、エヴァンゲリオンに登場する軍事ヲタク。3バカトリオの中で、唯一エヴァに乗りたがっていたのに、この人だけはエヴァのパイロットになれませんでした。
(*4)自衛官募集をやっているのはお約束ですが
 年間を通じて募集しているそうです。パンフレットを見る限りでは、ボーナス2回支給、週休2日、年末年始休暇など、民間企業とほとんど変わりません。私自身は働いたことはないので良い職場かどうかはわかりませんが、少なくとも規則正しい生活は保障されていそうです。
(*5) 宮のステーキ
 栃木県を中心に展開しているステーキハウスのチェーン店。U字工事のお勧め。栃木県の同僚の話によると”栃木県のソウルフード”のようです。
(*6)アメリカ人は新興国なので~
 単なるジョークです。本気にしなしでください。


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