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2009年5月17日 - 2009年5月23日

私は今 生きてる♪(17才/ハイビスカス)

 ども、もうすぐ3回目の17才 たいちろ~です。
 今回のお題は”今までいちばん楽しかったのは何歳?”ですが、やはり17才でしょうかね。クラブで山に登ったり、生徒会の役員やったり。かわうい彼女もいてたしな~。
 今でも、い~いメル友です。
 あら、まだ付き合っているの?!(*1)

 ということで、今回のCDは南沙織の”17才”。

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写真はたいちろ~さんの撮影。
植木市で見つけたハイビスカス





【CD】17才(南 沙織、作詞 有馬 三恵子、作曲 筒美 京平)
 1971年に発売された南沙織のデビュー曲(*2)。南 沙織は沖縄出身、さらさらの長い黒髪と、安室 奈美恵や仲間 由紀恵の大先輩にあたるお方。現在は写真家 篠山紀信の奥様。
【花】ハイビスカス
 熱帯、亜熱帯、温帯地域に自生し、大輪の華を咲かせます。沖縄やハワイを代表する花でもあります。花言葉は”上品な美しさ、信頼、繊細な美、新しい恋”など。


 走る水辺のまぶしさ 息も出来ないくらい
 早く 強く つかまえに来て
 好きなんだもの 私は今 生きている


 南沙織は本当に美しいアイドルでした。”17才”でデビューしたのは私が小学校の頃。”きっと高校になったら素敵なことがあるんだろうな~”と漠然と思っていました。
 実際に自分が17才の高校生になった時、確かに楽しい高校生活でしたね。自由な校風ということもあって、あまり学生のやることにとやかく言わなかったし。生徒会で文化祭の委員をやったりとか、今でも良い思い出です。
 このころの友人達は今でも交流があって、時々メールをくれたり、集まったりしています。このブログによくコメントをくれている”YO~YO~(*3)”もこの時の友達です。
 ご年配の方には”南沙織”よりも、”シンシア”といったほうがおなじみかも。 ”シンシア(Cynthia)(*4)”はご本人のクリスチャン・ネームだそうですが、これは月の女神”アルテミス”の別名です。でも、南沙織って月というより太陽でしたね。沖縄の出身ということもあって、花で言うとハイビスカスのイメージ。南国に咲いた大輪の華です。

 海辺で恋人とのおっかけっこは男の子の永遠のあこがれ。黒いロングヘヤーをなびかせながら走る姿はなお良いです。茶髪は不許可、アフロヘアーは論外です。
 早く 強く つかまえに行きます。
 ま、”海に行きたければ、その腹をなんとかしろ!”と言われてしまう昨今ですが・・・

 南沙織で一番好きな曲は”色づく街(*5)”。中学生の頃で、よくお昼を食べに行ったお店のBGMでこの曲がかかっていました。今でもこの曲を聴くと中学のころを思い出します。

 南沙織の音楽は、現在でもベスト版なので入手可能ですし、YouTubeでも主だった曲を見ることが出来ます。いずれも名曲なので、ぜひお聞きください。


《脚注》
(*1)あら、まだ付き合っているの?!
 ソフトバンクのCMネタです。
(*2)南沙織のデビュー曲
 この年の日本レコード大賞新人賞は南沙織のほかに欧陽菲菲(おーやんふぃーふぃー)の”雨の御堂筋”、シモンズの”恋人もいないのに”、小柳ルミ子の”私の城下町”など、今でもカラオケの定番ソングが目白押しです。
(*3)YO~YO~
 篠山紀信と同じプロの写真家ですが、南沙織のような奥様はいません。
 はよ、結婚せんか!
(*4)シンシア
 ”シンシア”と”花”でぐぐってみたんですが、ジャガイモの品種しか見つかりませんでした。南沙織とイメージが合わないので、今回はパス。
(*5)色づく街(南 沙織、作詞 有馬 三恵子、作曲 筒美 京平)
 1971年に発売。作詞 有馬 三恵子、作曲 筒美 京平。
 失恋ソングの名曲ですが、私なら絶~~~対、南沙織を振ったりなんかしません!

母がいんらんなときに身ごもると、娘は美しくなってしまうんだ(少女七竈と七人の可愛そうな大人/ななかまど)

 ども、美少女の父たいちろ~です

 先日、自宅の近くの公園で七竈(ななかまど)と南天(なんてん)が並んで植えてあるのを見つけました。春なので実はついていませんが、秋に実がつくと綺麗なんでしょうね。なかなか粋な演出です。
 ということで、今回は桜庭 一樹の”少女七竈と七人の可愛そうな大人”のご紹介。

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写真はたいちろ~さんの撮影。
公園の七竈の木


【本】少女七竈と七人の可愛そうな大人(桜庭 一樹 角川書店)
 「わたし、川村七竈十七歳はたいへん遺憾ながら、美しく生まれてしまった」(本文より)
 辻斬りのように男遊びをした母から生まれた父親のわからない美少女、七竈の物語。
【花】七竈(ななかまど)
 名前は"大変燃えにくく、7度竃(かまど)に入れても燃えない"からだそうです。公園の説明プレートによると”赤い実はアオゲラ、ツグミが好む。紅葉が美しく、実は落葉後も残る。晩秋の季語”との事。


 どうも、桜庭 一樹という人は親が不在というシチュエーションを好まれるようです(*1)。川村七竈の母親の優奈は七人の男と関係をもち、その中の一人の子供を生みます。それが主人公の美少女”七竈”。もう一人の主人公が、七竈の友人の美少年”雪風(ゆきかぜ)”。
 この二人にとっての美しさは、二人の住む旭川という街では”ある種の禍々しき異形の証”と感じています。だんだんと似てくるかんばせ(顔)は、二人が姉弟かもしれないという呪いでもあります。

 高校を卒業し東京の大学に向かう前、七竈が長く黒い髪を切ります。鏡の中に見出したのは雪風の顔。そこにあったのは、決別への思いなのか、旅立ちへの意思なのか・・・

 透明感の漂う子供達に対し、親の世代はいろいろな業(ごう)を抱えて生きています。
 結局、七回ぽっちじゃ燃えきらなかったものだから。
 いろいろ、あったのよ。


 未だに男性遍歴と放浪癖の抜けない母親の優奈さんの発言ですが、”燃えたよ、まっ白に・・・燃えつきた・・・まっ白な灰に・・・(*2)”と言えるのは案外、幸せな人生なのかも。人は業を満足させないと明日は見えてこないかもしれません。
 
 印象的なのは、赤と白のコントラスト

  雪国の木ですから、
  そうすると赤い実にずっしりと雪が降り積もって、赤と白でとても美しい
  そのまま朽ちる運命ですが、とにかくずっと美しいのです


 七竈の学校の先生が”七竈の木”のことを話すシーンです。(本文より)

 七竈の”赤い実”、七竈の”白い花。
 七竈は”赤”、雪風は”白”。
 鮮やかすぎる二人の色彩の対比がとても素敵です

 本書は2006年にハードカバーで出版されましたが、09年に文庫版で再出版されました。表紙で本を選ぶのには異論があるでしょうが、私は06年版のほうが好きです。
 米倉斉加年(*3)のような細い線と、竹久夢二(*4)のような淡い色使いが気に入っています。

 ところで、母がいんらんだったかどうかわかりませんが、娘は美少女です。
 まあ、父親にとって娘とはそんなもんだと言うことで・・・
 coldsweats01 coldsweats01 coldsweats01


《脚注》
(*1)親が不在というシチュエーションを好まれるようです
 ”私の男”は母親不在、”荒野”は父親が再婚、”赤朽葉家の伝説、”は捨て子、”GOSICK”は母親が失踪中。ともに面白いので、ぜひご一読のほどを。
 私の男(文藝春秋):父と娘の禁断の過去を描いた直木賞を受賞作
 荒野(文藝春秋) :恋愛小説家の父と鎌倉に暮らす少女の物語。
          ライトノベル発、ハードカバー行き
 赤朽葉家の伝説(東京創元社):女性3代の歴史を描いた桜庭版大地(パールバック)
 GOSICK(富士見ミステリー文庫):図書館の秘密の部屋の住人、謎の美少女、
          ヴィクトリカを主人公にしたライトノベルな推理小説。
(*2)燃えたよ、まっ白に・・・
 ”あしたのジョー”(ちばてつや 講談社)の名セリフ。ラストのシーンはマンガ史に残る名画です。
(*3)米倉斉加年
 俳優にして絵本作家、絵師。ボローニャ国際児童図書展の大賞を、世界で初めて2年連続受賞するなど、絵のすばらしさは俳優の余技のレベルではありません。
 ”まさかね見世”で作品がご覧いただけます。
(*4)竹久夢二
 大正ロマンを代表する画家、詩人。「夢二式美人画」と呼ばれる日本画が有名。
 伊香保温泉の”竹久夢二伊香保記念館”は訪れたことがあります。温泉と合わせて大正ロマンを感じていただけばと。

味噌汁だけどナベ料理!(ミソ・スープは哲学する/芋煮会)

 ども、朝はパン食派だったたいちろ~です。

 今回のお題は”あなたの好きなお味噌汁の具”です。自宅、実家とも朝はパン食派だったので、味噌汁はあまりの見ませんでしたが、寮生活になって朝は和食になりました。で、好きな具は木曜日の”貝”であります(*1)。
 さて、”味噌汁つながり”ということで、今回のテーマは”芋煮会”。東北地方以外の方にはなじみがないかもしれませんが、宮城、山形では秋の一大イベントです。


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写真は”東海林 順の一人旅”のHPから
まあ、こんな感じです


【本】ミソ・スープは哲学する(川原 泉 白泉社文庫)
 シンセサイザーのスーパスター ハワードさんは、昔助けてもらった郁さんのミソ・スープが忘れられず、日本に探しに来ます。音楽的インスピレーションが湧き上がるミソ・スープの謎とは?
 食べ物に執着する連作”食欲魔人シリーズ”の作品です。
【旅行】芋煮会(いもにかい)
 東北地方を中心に秋に行われるアウトドア料理会。川原などで大なべに肉や山芋などを煮て味噌か醤油の味付けをします。言ってみれば”収穫祭”みたいなものです。


 仙台に転勤になって驚いたことのひとつに、秋にはコンビニで”薪(まき)”が売っていること。いや、マジで。スーパーやCoopでも、食材や食器とセットで大なべを貸してくれます(要予約)。また、いたるところの川原で”芋煮会場”というのぼりが立っていて食材とナベ、薪をワンセットで提供してくれます。芋煮会場だと若干割高ですが、野外なので天候に左右されるため、我が家ではこちらをよく利用します。

 レシピは大きく別けると

  仙台風:豚肉+里芋を仙台味噌で味付け
  山形風:牛肉+里芋を醤油で味付け


 になりますが、私のもっている”るるぶ 山形”だと地方によって4種類に分かれるとか。シンプルながら立派な郷土料理です。
 有名なイベントとしては9月の第1日曜日に山形市で開催される”日本一の芋煮会フェスティバル”。直径6mの大なべとショベルカーで約3万人分(*3)をいっぺんにつくるという豪快なもの。映像を見ていただくとわかりますが、ほとんど工事現場のノリです。まだ行ったことはありませんが、ぜひ訪れてみたいと考えています。(2009年度は9月6日に開催。詳しくは公式HPなどをご参照)

 作り方はいたって簡単で、仙台風の例としては
  材料
   里芋,豚バラ肉、油揚げ、ごぼう、長ネギ、しいたけ

   しめじ、こんにゃく、味噌、だし醤油、日本酒
  調理法
   ①材料を食べやすい大きさに切る。
   ②里芋とごぼうを大なべに入れて、アクを取りながら火を通す。
   ③火が通ったら他の材料を入れてさらに煮る。
   ④最後に、味噌などで味付けをする

 まあ、材料はお好みですし、火さえ通っていれば味付けはそんなに気にしなくても大丈夫。野外で食べればどんなものでもおいしくいただけます。そうだろ、スティーブ?(*3)
 むしろポイントは川原では炉作りかと。おとうさんの本領発揮です。薪に火をつけたり火かげんの調整はそれなりにテクニックがあります(*4)。味噌はあまり強火で煮てはいけないと家庭科で習いましたが、アウトドアなので”そんなのかんけ~ね~”でもOK!

 基本はアウトドアですが、我が家では秋になると家でもよく作ります。味噌汁というより立派なナベ料理。最近はゆでたサトイモもスーパーで売っていますので、簡単に作れます。
 ご家庭でも、ぜひお試しのほどを。

 最後ですが、味噌汁を扱った作品って、あまり思いつきません。朝、お母さんが千六本(大根の千切り)の味噌汁を作っているとか、平和な食事風景なんかにはありそうですが以外に独立してるのは少ないのかも。その中でもお勧めなのが川原 泉の”ミソ・スープは哲学する”。いちおう恋愛話なんですが、色気より食い気?
 ダイエット中でなければ、何時読んでも楽しめる作品です。

《脚注》
(*1)木曜日の”貝”であります
 寮の朝食では、木曜日の味噌汁の具は”貝”に決めているそうです。6年近く住んでるんですが、おばさんに言われるまで気がつきませんでした。
(*2)約3万人分
 公式HPによると、里芋3t、牛肉1,2t、コンニャク3,500枚、ネギ3,500本、味付けの醤油700ℓ、日本酒50升、砂糖200kg、水6t、使う薪も6tだそうです。
(*3)そうだろ、スティーブ?
 ”世界の料理ショー”のグラハム・カーの名セリフ。前にこのネタでブログを書いたので、つい使っちゃいました。
(*4)それなりにテクニックがあります
 大学時代に山登りのクラブに入ってました。雨の中でもごはんが作れるようにと、薪に火をつけたあと、いったん水で消して、また火をつけるという練習もやりました。よもや、社会人になってこんなワザが役に立つことがあるとは思いませんでしたけど。

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