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2009年4月12日 - 2009年4月18日

天下取っても二合半(俺の空/吾唯足知)

【本】俺の空(本宮ひろ志 集英社文庫)
 日本最大の財閥、安田グループの次期総帥の安田一平が、グループ首脳も認める人生の伴侶=奥さんを見つける旅にでるという物語。1976年に週刊プレイボーイに連載。
 今回のテキストはファーストシーズン版です(*1)
【旅行】吾唯足知
 ”われ、ただ足るを知る”と読みます。京都の龍安寺(りょうあんじ)にある”知足の蹲踞(ちそくのつくばい=手水鉢)”に刻まれている文字。徳川光圀の寄進と伝承されています。

Photo
写真は”京都伏見の整体日記”より




 先日、会社のお嬢さんと”陣内智則はなぜ浮気をしたのか?”の話をしました。

  私    藤原紀香が奥さんだったら、私なら絶対浮気なんかしない
  お嬢さん 藤原紀香でさえ、落とせたんだから、他の女の人でも
       落ちると思ったんじゃないですか?!


 なるほど、そういう見方もあるんですね。
 でも、離婚してしまったら何にもならないでしょうに・・・

 ということで、今回のお題は”それなりの満足”。

 若いころは山登りをしていましたが、山に登っていると、”大自然の広大さと個人の小ささ”を感じざるをえません。街にいて、開発された所だけしか見ていないと”人間ってすご~い”と思いますが、山にいると人間が足跡を残していない場所はいっぱいあります(*2)。

 一種の達観なのでしょうが、悪いことではないと思います。
 以前、アフリカに行ったときにツアーコンダクターの人が”人生感に影響を受けたのは、南極と、サハラ砂漠と、キロマンジェロ”と言ってました。共通するのは人類が作ったものがな~んもないとこ。圧倒的な大自然を前にすると人は謙虚になります。

 謙虚さというのは、欲望と満足のどこで折り合いをつけるかと言うこと。野望とか、上昇志向とかを持つのはよいですが、欲望に振り回されていては本末転倒です。

 座って半畳、寝て一畳、天下取っても二合半(*3)

 ”天下を支配しても、座ったらたたみ半畳、寝れば一畳しか使えない、一日に二合半以上のご飯を食べることはできない”つまり、どんなに偉くなっても、本当に必要なものはたかが知れているといった意味。織田信長が自戒をこめて言ったなど諸説あるようですが、天下を指呼の間に治めた信長の発言であれば、なかなかに興味深い言葉です。

 ”座って半畳~”の載っている本として、”俺の空(*4)”がお勧め。本宮ひろ志といえば少年ジャンプ創成期以来の”熱血マンガ家”という印象ですが、主人公の安田一平、戸川万吉、矢島金太郎(*4)など立ち位置の違いはあれ、出世には意外と淡白です。偉くはなっていますが、出世の野望に燃えているわけではなく、自分の信じた道の結果として偉くなっているだけ。人として、こうありたいものです。

 同様の言葉が、”吾唯足知”。写真を見ていただければ判りますが、真ん中の水をためておく四角い部分を”口”に見立てているところがエスプリがきいています。

 知足の蹲踞のある龍安寺は禅宗の一派ある臨済宗のお寺。一般に禅宗は知識ではなく、悟り=”煩悩に左右されることなく、智慧の力によって解脱すること”を重視します(*5)。
 まあ、煩悩の最たるものが出世やお金と考えると、名声にも収入にもならないブログをだらだら書いて満足しているってのも、まあ仏の思し召しかもしれません


《脚注》
(*1)ファーストシーズン版です
 この後、刑事編、三四郎編、、オールマン版、俺の空 '03が掲載されました。
(*2)人間が足跡を残していない場所はいっぱいあります
 登山道はしょせん線でしかありません。でも、道を外れてうろつきまわるのは遭難の危険性が高いので絶対避けてください。
(*3)座って半畳、寝て一畳、天下取っても二合半
 ”起きて半畳”という言い方もあります。
 料理をされる方は判ると思いますが、一回で食べるご飯の量としては、一合で1/3余るぐらい。山登りをしていた時は一回に2合食べたことはありますが、今ではそんなに食べられません。もし食べたとしたら、間違いなくメタボになります。
(*4)戸川万吉、矢島金太郎
 戸川万吉は”男一匹ガキ大将(少年ジャンプ)”、矢島金太郎は”サラリーマン金太郎(週刊ヤングジャンプ)”の主人公。
(*5)悟り=”煩悩に左右されることなく~
 宗教は教義によっていろんな解釈があります。まあ、一般論ということでご容赦ください。


飛鳥五郎という男を殺したのは貴様だな!?(すごい科学で守ります!/ギター)

  ども、日曜日は早起きおとうさん、たいちろ~です。
 今回のコマネタのお題は”好きな『戦隊モノ』、教えて!”
 これは、参加せずにはいられないネタ!
 ということで、ゴレンジャー世代のおぢじさんも一筆書かせて頂きます。

【本】すごい科学で守ります!(長谷川 裕一 、日本放送出版協会(*1))
 スーパー戦隊モノに登場するメカを、SF的?視点で分析した本。ぜんぜん別々な話をとにもかくにも一本の線でまとめた妄想力はりっぱ。続編に”もっとすごい科学で守ります!”、”さらにすごい科学で守ります!”もあります。
【音楽】ギター
 代表的な弦楽器。昔の歌本にはギターのコードが記載されていて、軽音楽部の連中は一所懸命練習してました。時には武器にもなります(*2)。

Guitar
イラストは”イラストわんパク”より




 
 数多いヒーロの中でも、かっこよさといえばやはり”宮内洋”でしょう。70年代の特撮ヒーローシリーズを支えた名優です。”キザ”を演じさせたら、その存在感は平成のイケメンライダーなど足元にも及びません

秘密戦隊ゴレンジャー】サブリーダ:新命明 / アオレンジャー
 スーパー戦隊シリーズの第一作。なんといっても”青=クール、サブリーダー”を印象付けた功績は大です。原作は石ノ森章太郎。この人は、仮面ライダーを含め、現在のスーパーヒーロータイム(*3)の礎を築いたまさに巨匠です。

ジャッカー電撃隊】行動隊長:番場壮吉 / ビッグワン
 スーパー戦隊シリーズ、第二作。白いスリーピースに、テンガロンハット&ステッキ。そのキザっぷりは、言葉で説明するより映像で見れば一目瞭然。YouTubeでお楽しみください。
 戦隊モノでは、本作品までが石ノ森章太郎の原作だそうですが、扱いが小さいのがちょっと残念(*4)。あのキャラクターはなかなかマネのでくるもんじゃございません。

仮面ライダーV3】主人公:風見志郎 / 仮面ライダーV3
  3人目の仮面ライダー、Victory3(*5)。このあたりまでは、まじめに?見てました。平成ライダーはどちらかというと優しいキャラが多いですが、このころのライダーは”戦う意思”というか、目力が違います。

快傑ズバット】主人公:早川健 / 快傑ズバット
 そのキザっぷりを遺憾なく発揮させた作品
 表題の”飛鳥五郎という男を殺したのは貴様だな!?”は主人公、早川健のセリフから。
  変身前の早川健(YouTubeより)
  変身後の快傑ズバット(YouTubeより)

 見比べてもらえば判りますが、圧倒的に早川健のほうがカッコいいです。
 ちなみに、居合い切りの達人”風 流之介”を演じたのは、死神博士こと天本英世さん。
 ギターを弾く特撮ヒーローとしてはジロー(*6)と双璧をなす存在。最近は太鼓の達人のようなライダー(*7)もいますが、当時のメインストリームはやはりギター。ギターをうまく弾けることが若者のステータスでした。今やカラオケでしかミュージックしないおと~さんだって、昔はフォークシンガーしてたんだぜ、坊や。

 ブログを書くにあたって、久しぶりにYouTubeで観ましたが、やはりかっこいいですね~ さすがに古さはありますが、熱さは現在の戦隊モノや、平成ライダーシリーズに勝るとも劣りません。

 戦隊モノの赤に関する考察を”仮面舞踏会=ディケイド”で書きましたので、そちらもどうぞ。

 初期のスーパー戦隊モノについては、”すごい科学で守ります!”の解説がおもしろいです。著者は漫画家の長谷川 裕一。知っていても何の役にも立たない知識の塊ですが、究極のホラはリアリティにつながる好例ではあります。

 で、戦隊モノでの一番のお気に入りはというと、実は”フラビージョ様(*8)”だったりして・・・(^_^;)ゝ


《脚注》
(*1)日本放送出版協会
 通称”NHK出版”。民放の番組をNHKが本にするか!? でも08年の紅白歌合戦のメインは”相棒(テレビ朝日)”だったしな~
(*2)時には武器にもなります
 ウィリアム・ワイラー監督の不朽の名作”ローマの休日”ではオードリー・ヘプバーン演じるアン王女が、追っ手をギターで殴り倒すシーンがあります。
  大暴れするアン女王(1分10秒ごろ)
  写真をプレゼントされるアン女王(6分30秒ごろ)
 ぜひ、観ていただきたい傑作です。
(*3)現在のスーパーヒーロータイムの礎を築いた~
 TV朝日の日曜朝7:30~8:30の戦隊モノ+仮面ライダーの時間帯。
 現在の戦隊モノの原作は八手三郎ですが、仮面ライダーは石ノ森没後10年近くたつにもかかわらず、現在でも”原作 石ノ森章太郎”のクレジットが記載されています。
(*4)扱いが小さいのがちょっと残念
 石ノ森萬画館のホームページでも、ゴレンジャーのコーナーはありますが、ジャッカーのコーナーはありませんでした。
(*5)Victory3
 ”仮面ライダー THE NEXT”に登場するV3は”Version 3”。昭和のV3は仮面ライダー1号、2号の手で外科手術によって改造されましたが(医師免許あるのか?)、平成V3は、ナノロボットによって改造されたという設定です。科学の進歩を感じますね。
(*6)ジロー
 ”人造人間キカイダー”に登場するロボット。良い子の鉄腕アトムと違い、不完全な良心回路を持つと言う設定がシュール。原作はこれも石ノ森章太郎。つくづくこの人は天才です。
(*7)太鼓の達人のようなライダー
 仮面ライダー響鬼のこと。敵を太鼓のばち(音撃棒)でどつきまわすという、あまり他に見られない戦い方をしています。冗談で」言ったつもりでしたが、”太鼓の達人 仮面ライダー響鬼バージョン”てのがありました。
 音楽の質の高さではNo.1.その魅力はこちらでお楽しみください。
(*8)フラビージョ様
 『忍風戦隊ハリケンジャー』に登場する敵キャラ。演じるのは”あず”こと山本 梓。
 戦隊シリーズには最多の4作品に登場だそうです。


バッテラは寿司だが、きずしは寿司でない(駅弁ひとり旅/富山のますの寿司/笹)

【本】駅弁ひとり旅(監修:櫻井 寛、作画:はやせ 淳 双葉社)
 弁当屋の主人、中原大介氏が電車で日本一周をしがなら全国の駅弁を食べまくるという漫画。駅弁自身もさることながら、描かれている電車や車窓からの風景もとっても素敵です。
【旅行】富山のますの寿司
 富山県を代表する駅弁。寿司飯の上に薄切りのマスを並べて笹で包んだもの。百貨店等で駅弁大会を開催すると必ず出てくる定番。
【花】(ささ)
 昔、山登りをしていた時に出くわすのが藪こき。1m近くある植物の茂みの中をえっちらおっちら歩くことです。で、多いのが笹ブッシュ。笹は葉の端が鋭利なので、夏の暑い季節でも長袖シャツで歩かないと傷だらけになります。

2009041
写真はたいちろ~さんの撮影
近所の公園にて。



 ども、全国を股にかけ、仕事をしてるふりをしているたいちろ~です。
 まじめに仕事をしているかはさておき、けっこう出張はあります。
 やはり出張の楽しみといえは食べること。私は鉄道派(*1)なので、けっこう駅弁も食べております。
 ということで、今回は”駅弁”のお話

 独断と偏見ですが、駅弁は3ツに分類することができます。

①メインが決まっているもの
  だいたい、”XX弁当”と書いてあるのはこれ。食べたことある中で代表的なのは名古屋の”味噌カツ弁当”、横浜の”シューマ弁当”、仙台の”牛タン弁当”など。
②いろんな食材が入っているもの
  いわゆる”幕の内弁当”。意外と食べてません。
③お寿司系の弁当
  生ものですが、保存性を上げる工夫がされています。同じく富山の”ますの寿司”、福井の”焼き鯖寿司”、大阪の”バッテラ(*3)”、奈良・和歌山の”柿の葉寿司”など。

 私は、③のお寿司派です。
 理由は、魚介類がメインであること暖かくなくてもおいしいこと食べるのに手間がかからないこと(*4)などです。
 魚介類というのは地域色が強いので、やはり地元で食べたいもの。牡蠣は松島、ホタルイカは富山、ハモは京都とか。同じように、駅弁も地元の魚や独特の味付けものを食べたいものです。

 好物は、”ますの寿司”、”柿の葉寿司”など。
 ”ますの寿司”は味もさることながら、色、固く締めているので食べやすいこと。
 ”柿の葉寿司”は、サバ、サケなどバリエーションがあるし、柿の葉で包んであるのでそのまま手で食べたられることです。

 2つに共通するのは、葉っぱでくるんであることですね。これには理由があって、笹の葉、柿の葉とも殺菌作用があるからだそうです。古人の知恵といったところです。

 最近、駅弁ガイドブック代わりに読んでいるのが、”駅弁ひとり旅”。最新刊(2009年3月現在)の7巻では北東北を旅行中です。
 表題は”駅弁”+”ひとり旅”ですが、鉄ちゃんネタ(*5)が半分以上、しかも美女とふたり旅。でも、面白いので全然ノープロブレム。

 7巻では、北東北の豊富な魚介類を利用して、帆立釜めし(青森)、鮭はらこめし(盛岡)、ハタハタすめし(秋田)、小唄寿司(八戸)などが取り上げられています。モノトーンのマンガながら、本当においしそう。メタボぎみのひげ親爺、大介氏と道連れの美女がうまそうに駅弁食べてます。

 ”駅弁を食べる”というテーマで、これだけ味わい深い作品にしているのはさすが。出不精のひとも、デブ症の人も、”駅弁を食べに旅でも出るか”という気にさせてくれる1冊です。

 ところで、”駅弁”といえば、そんな名前のエッチな体位もありました(*6)。
 駅弁の立ち売りがほとんどいなくなった現在、説明なしでいつまで通用するんでしょうねぇ。
 下品なオチで申し訳ない。


《脚注》
(*1)鉄道派
 出張に際して、同じ場所でも飛行機に乗る人と電車で行く人がいます。東京基点だと、富山、岡山あたりが分岐点。時間の長短や最終便なとの要素がありますが、最終的には趣味と腰の問題(*2)。
 同僚の鉄道オタクは、大阪から青森への出張で、電車を乗り継いで行きました。新大阪~東京~八戸~青森で7時間半ほどかかります。
 はっきり言ってこいつはアホです。
(*2)腰の問題
 腰痛持ちは長時間座っていることができないので、座っている時間の短縮が最優先課題。こればっかりは年には関係ないようです。
(*3)バッテラ
 寿司飯の上にきずし(東日本ではしめさば)を乗せて、白板昆布を重ねた押し寿司。うちの実家にはバッテラ用の木枠があって、両親がよく作ってました。
(*4)食べるのに手間がかからないこと
 私は電車や飛行機で本を読む人なので、手間がかからないことは重要です。まあ、サンドウィッチ(カードゲームをしながらでも食べられる)と同じ発想です。
(*5)鉄ちゃんネタ
 いわゆる鉄道オタクのネタ。鉄ちゃんは鉄道発祥以来の歴史と旅行ブームの中、比較的社会に認知されているオタクですが、多分、本人は”鉄道マニアと呼んでくれ”と言いそうです。
(*6)そんな名前のエッチな体位もありました
 女性が男性の首に手を廻し、男性が女性の腰を支え、持ち上げてエッチをする形。映像的には面白いんですが、筋力の強さと腰の丈夫さに自信がなければ、ぎっくり腰になりかねません。でも、気持ちいいんですかねぇ、これ。
 Wikipediaでは、”立位”で調べると検索できます。

桜の木の精って男なんだって(櫻の園/二ヶ領用水宿河原堤桜並木)

【本】櫻の園(吉田秋生 白泉社文庫)
  数百本の桜に囲まれて、”桜の園”と呼ばれる名門女子高校”桜華学園”。ここの演劇部は、春の創立祭りに『桜の園』(*1)を上演するのが伝統です。演劇部に所属する少女たちの人間関係と心理を描いた青春マンガの名作。
 初出は1985年の『LaLa』(*2)に連載されました。
 2回映画化されていますが、今回のテキストは原作のマンガ版。
【旅行】二ヶ領用水宿河原堤桜並木(にかりょうようすいしゅくがわら)
 二ヶ領用水は、神奈川県川崎市を流れる疎水(用水路)。武蔵小杉駅、宿河原駅(ともにJR南武線)付近は神奈川県では桜の名所として有名。水辺にプロムナードがあったりして、散策するにも良いところです。

2009040501 2009040502
写真はたいちろ~さんの撮影
桜が満開でした。





 先日(2009年4月5日)、会社の人たちとお花見に行ってきました。
 わ~い、デートだ!(*3) 

 ということで、今回のお題は”お花見”であります。

 あまり有名すぎる所では込みそうということで、二ヶ領用水の宿河原宿堤をチョイスしました。
 二ヶ領用水は住宅街を流れていることもあって、カラオケとかで大騒ぎしている団体がおらず、静かに桜を観ることができるのも、高ポイント。
 そぞろ歩きするにも適当な距離なので、お散歩気分も満喫できます。
 お店とか屋台は少ないので、お弁当をもってお出かけするのが良いでしょう(*4)。

 思った以上にお勧めの穴場スポットです。

 写真撮ったり、疎水のほとりのプロムナードにシートを引いてず~っとおしゃべりしたりしてました。名古屋の縦ロールの話とか、寮生活の話とか、女子高時代の話しとか。
 こういうのって、結構好きですね。ちょっと、高校生っぽいですが。
 とても楽しかったです。
 来年もよければ一緒に行きましょう。

 さて、表題の”桜の木の精って男なんだって”というのは、『櫻の園』(吉田秋生)に登場する女子高校生で演劇部員の杉山さんのセリフ。話しのお相手は同じく演劇部の部長さんで男嫌いの志水さん。言われた志水さんは、桜の木から飛びのいています。

  それじゃあ

  この学校は百人の男にとりかこまれているってことなの
  悪い冗談だわ、なんてグロテスクなの
  ここを”桜の園”って呼ぶのと同じくらい


  『櫻の園』に登場する女の子たちは、みんな何がしかのコンプレックスを持っています。志水さんの場合は”しっかりしたお嬢さん”と言われること。”かわいいお嬢さん”、”かわいいお嬢さん”と言われないことが、かえって自分を縛りつけいると感じているようです。
 あと、小学校4年生で生理がきて、”おませさん”と言われたことが男性嫌いのトラウマになっています。

  ふくらみかけた胸に布をまきつけ
  歩く時は、しらずしらず前かがみになった
  胸がはりさけそうなのは
  自分のみじめさか
  邪険にしていた乳房(ちぶさ)の痛みか

 高校生の娘を持つおと~さんとしては、悩んでしまいますね。

 25年近く前の少女マンガですが、吉田秋生独特のシャープな線と、軽くくだけた雰囲気は、今読んでも古さを感じさせません。
 現在でも入手可能なロングセラー(*5)ですので、ぜひ読んでいただきたい名作です。

《脚注》
(*1)桜の園(岩波文庫 他)
 ロシアの劇作家アントン・チェーホフによる戯曲。読んでる途中です。
  南ロシアの5月,美しく咲いた桜の園に5年ぶりに帰ってきた当主ラネーフスカヤ夫人。しかし,広大な領地はすでに抵当に入り,まもなく競売にかけられる運命にある。さまざまな思いの交錯するなか,いよいよその日がやって来た…(Amazon.comより)
(*2)LaLa
 『花とゆめ』と並ぶ、白泉社発行の少女漫画雑誌。若いころ読んだ感想では、『花とゆめ』が、スケバン刑事(和田慎二)、ガラスの仮面(美内すずえ)、笑う大天使(川原泉)といった、マニアックでもメジャー受けする作品、『LaLa』は、月の子(清水玲子)、日出処の天子(山岸凉子)、綿の国星(大島弓子)とマニア度をディープ化させたような印象でした。
 てか、男子高校生がなんでそんなもん読んでる!
(*3)わ~い、デートだ!
 すいません、見栄張りました。
 昨年入社の女性と並んで写真を撮ったら、”親子みたい!”と言われてしまいました。 ま、二廻り以上年の差があればね・・・
(*4)お店とか屋台は少ないので~
 ビールとワイン、お菓子だけ持っていっておつまみは現地調達にしました。思いのほか、お店があんまりなくて、焼き鳥、お好み焼き、フルーツぐらいしが買えず、貧乏花見になってしまいました。ごめん!
 来年も行くようなら、お寿司ぐらい持って行きます。
(*5)現在でも入手可能なロングセラー
 私が持っているのは2008年3月15日発行の第23刷です。
 やはり、名作は長く読み継がれて欲しいものです。

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