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ツイッターは種田山頭火の夢を見るか(Twitter革命/ストレプトカーパス)

 ども、”あなたのブログは長すぎる”と奥様には不評なたいちろ~です。
 先日、新聞でツイッターの話題がやっておりました(*1)。ツイッターとはミニブログといったものですが、いちおうコンピュータ関連の仕事をしてますので、関連の本を読んでみました。
 ということで、可能性があるのかないのかよくわからない”ツイッター”のお話であります。

 

Twitterへのリンクはこちら。

Photo
写真は”AMI Laboratory”のHPより。
ストレプトカーパスの写真です。






【本】Twitter革命(神田 敏晶  ソフトバンク新書)
 新しいコミュニケーションツール”ツイッター”を紹介した本。著者の神田敏晶は関西大学、デジタルハリウッドなどの講師を勤める人です。
 この本はツイッターに対してたいへん好意的なスタンスで書かれています。
【花】ストレプトカーパス
 イワタバコ科の多年草なので、セントポーリアなんかの仲間です。名前は”ねじれたさや”という意味だそうです。
 花言葉は”ささやきに耳を傾けて”、”真実”

 さて、この”ツイッター”なるシロモノですが、”140文字という短いミニブログ”と紹介されますが、他にも”フォローをする人の書き込みがリアルタイムで読める”、”誰が誰をフォローしているかわかる(*2)”などの特徴があります。
 書き込み=ツイートを一般的には小鳥のさえずり声”twitter(*3)”から”つぶやき”と訳していますが、むしろ”ささやく”と訳したほうが雰囲気あるんじゃないかな? いちおうコミュニケーションツールだし。電車の中でやるとキモいと言われるのは”つぶやき”、彼女を後ろからそっと抱きしめて”I Love You”と声をかけるのは”ささやき”ぐらいの違いがあります。
 コンピュータ用語の日本語なんてけっこういいかげんなんで(*4)、意訳でもいいんじゃないかな~

 実際に見てみましたが、ツイッターのスローガン”いまどうしてる?=What's Happening?”そのままに、”いま起きました”とか”もう寝る”とか”このゲーム面白かった”みたいな、ど~でもいいことをそのまま垂れ流しているようなのが多かったので、何なんでしょう?というのが第一印象。
 でも、眺めていると時々、心の琴線に触れるようなフレーズがあるんですね。で、思い出したのが放浪の俳人”種田山頭火”です。

 種田山頭火は自由律俳句といわれるジャンルでは有名な俳人。
 自由律俳句とは通常使われる”五七五”のリズム、音数にとらわれず、季語にも縛られない、まあ言ってみれば”なんでもあり”の俳句です。

    分け入っても分け入っても青い山
    うしろすがたのしぐれてゆくか

 なんてのは有名なので、どこかでお聞きになったことはあるかもしれません。

 山頭火のファンの方からは”一緒にするな!”とお叱りがありそうですが、実際に並べてみるとシロウトにはほとんど区別がつかいないですよ。例えば、

 〔下記の中から、山頭火の詠んだものを選択してください〕
   a)ひきかけの風邪を今晩で治す
   b)猫と遊ぶ体力もない
   c)こほろぎに鳴かれてばかり
   d)自宅が倒壊する夢見たが
   e)まっすぐな道でさびしい

 

新しいテクノロジーが、新しい芸術分野を生み出すことは別に珍しいことではなくって、コンピューターグラフィックスなんてまさにこの好例。文学でも”ケータイ小説(*5)”のヒットなんかもあります。
 ジャンルというのは読み手と書き手にある程度のボリュームが必要なので、”ツイッター”の広がりが新たな何かの苗床になる可能性はあると思います。
 まあ、小説を吉本新喜劇とすると、しゃべくり漫才がYouTube、小噺が”ツイッター”みたいなものかも。コトの優劣ではなく、それぞれのやり方にあわせて”笑い”を生み出していることには変わりありません。

 ”ツイッター”を詳しく知りたい方は”Twitter革命”を含めたくさん本が出始めています。今回読んだ”Twitter革命”では情報の信憑性や、伝播の影響への評価は楽観視しすぎていて気にならなくもないですが(*6)、リアルタイム性や気軽さでは面白いことができそうという意見には賛成です(*7)。

 山頭火の話、次回に続きます・・・

 ※問題の正解はcとe。新潮日本文学アルバム”種田山頭火”より抜粋しました。

《脚注》
(*1)新聞でツイッターの話題がやっておりました
 日経新聞 2009年12月13日朝刊の書評欄、”流行生む「ツイッター」”より。
(*2)誰が誰をフォローしているかわかる
  メールで言うところの”メーリングリスト”のようなもので、登録した人の書き込みが表示される機能です。
(*3)twitter
 サービスの名前は”twitter”、書き込みは”Tweets”。
 ”さえずり”を辞書で引くと”tweet”と”twittering”の両方出てきます。あぁ、ややこしい。
 ちなみにパソコン通信で使われるチャット(chat)も
  少女たちが陽気にさえずっている
  The girls are chattering away happily.
 の例文として載っていますので、ま、似たようなモンでしょう。
(*4)コンピュータ用語の日本語なんてけっこういいかげんなんで
 新しい概念なので、日本語訳せずに英語でそのままのほうが雰囲気でるのも確か。ソフトウェアを”処理手順”といわれてもピンときません。中国語だって”軟件”だし。
(*5)ケータイ小説
 読んでませんけど、Yoshiの”Deep Love”、美嘉の”恋空”なんてのは映画化までされるヒット作になっています。
 でも、印刷を横書きにするだけで”ケータイ名作文学”ていうのはねぇ。
 若い人に人間失格や蜘蛛の糸なんかの読者を増やすには評価はしてるんですけど・・
(*6)情報の信憑性や、伝播の影響への評価は~
 このへんの話は自由参加型のオンライン百科事典”ウィキペディア”と比べてみると面白いです。今、”ウィキペディアで何が起こっているのか(山本まさき他 オーム社)”もあわせて読書中。
(*7)リアルタイム性や気軽さでは~
 このブログを書いている時(2009年12月19日)に、宮城で地震がありましたが、1分たつかたたないうちに書き込みがありました。ある意味、テレビの地震速報なみと言えます。

 奥様ブログ 「フラワークラフト作家”Ann”のひとりごと」はこちら

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