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この大空にお家を浮かべ、飛んでゆきたいよ♪(空とぶ家/ココア)

 ども、”カールじいさんの空飛ぶ家(*1)”はまだ見に行けてないたいちろ~です。
 ぜひ、見に行きたいんだけどな~~、でも昨日は一日大掃除だったし・・・
 そういえば、子供のころ、空を飛ぶ家の話が大好きだったな~~ということを思い出しつつ、今回はウォルター・ホッジス版”空とぶ家”のご紹介であります。

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写真はたいちろ~さんの撮影
ココアはやっぱり森永でしょう
1919年(大正8年)発売という超ロングセラー商品だそうです。




【本】空とぶ家(著 ウォルター・ホッジス、イラスト 久里 洋二、学研)
 ニッキィとリンダは発明好きのベンおじさんの家に遊びに行きました。
 今回のベンおじさんの発明は大型気球用のガス。ちょっとだけ試してみるはずが、うっかりガスが止まらなくなって、家が浮き出しちゃった!!!
 久里 洋二(*2)の表紙が素敵な童話です。
【グルメ】ココア
 カカオ豆を主原料とした飲料。みのもんたが健康食品として紹介したことで、大ブレークしました。あんまり飲むと太りそうなんだが・・・

 ”空とぶ家”は初版が1965年ですから、たぶん小学生のころでしょうね、読んだの。以前からもう一度読みたいな~~と思ってましたが、絶版になっているので図書館で借りました。改めて読みましたが、何もかもみな懐かしい・・・

 ”空とぶ家”は、10歳のニッキィ、9歳のリンダ、そしてベンおじさんの3人が、新発明のために浮き上がった家に乗ってジャングルまで飛んでいってしまうお話。発明好きのおじさんとか、空を飛ぶ家とか、ほうきに乗った魔女とか、双頭のワシとか、男の子が大好きなネタが満載です。

 私が好きだったのは”ココザルのつぼ”と、どこかマヌケな魔女と、丸い虹のエピソードです。

 ”ココザルのつぼ”っていうのはベンおじさんがココアを入れている入れ物で、笑い顔をして座ってる猿の形をした壷です。首のところに”ココ”って書いてある久里 洋二さんのイラストがとってもかわうい!
 当時の小学生にとって、ココア自体がハイカラな飲み物で、高級品でもありましたから(*3)そうそう飲めるものでもなかったですし。
 あったかいココアを作るのが、ベンおじさん発明の”とくべつ大発電機”。手回しで電気を起こす機械ですが、イラストには真空管(!)やアナログのメーターなんかがついていて、これだけでも昔はけっこうSFぽかったんですよ。

 ”ココザルのつぼ”欲しさに手伝いをさせられるのは、マヌケな魔女。最初は煙突から息を吹き込んで、ベンおじさんを煤だらけにしたりとかしますが、鷲の大群につつきまわされたり散々な目にあっています。
 けっこう大口をたたいているわりには、ホウキに乗って空を飛ぶ以外に魔法が使えないという落ちこぼれで、魔法つかいの学校でびりっかすだったって告白する時はなさけなさそうにするとこなんて人間味のある人です。
 別れ際にベンおじさんに名刺を渡すとこなんか、律儀な人でもあります。

 丸い虹というのは空飛ぶ家がとても高いところに昇って、まん丸の虹が二重に見えたっていうエピソード。私も山登りをしていて、とんがった山の頂から丸い虹を見たときはこの本を思い出して本当に感動しました。久里 洋二さんの雲海の上を飛ぶ家、山の頂に立つ鹿のイラストも、とっても素敵です。

 ”空とぶ家”は1984年に学研から復刻されたようですが、現在は絶版になっているみたい。たぶん、図書館でさがせば見つかると思います。”カールじいさんの空飛ぶ家”がヒットしているようなので、ドサクサにまぎれて復刻してくれないかな~~(*4)
 小学生の子供さんと、そのお父さんにはぜひ読んでいただきたいお勧めの1冊です。

《脚注》
(*1)カールじいさんの空飛ぶ家
 ピクサーによる2009年公開のアニメ映画。
 愛する妻エリーを亡くしたカールじいさんは、子供のころ夢見た冒険の旅に出る。空飛ぶ家に乗って・・・
 行きたいな~~、行きたいな~~~
(*2)久里 洋二
 20世紀後半を代表する日本の洋画家、漫画家、イラストレーター、アニメーター。
 独特の画風なので、ご年配の方がみれば、”あぁ、あの絵の人”とわかると思います。アニメーションのアーカイブがジェネオンのHPに載ってますんでご覧ください。
(*3)高級品でもありましたから
 この本が出版された1965年は、森永の牛乳用ココアが150円(300g入り)。大学卒の初任給が約2万円という時代ですから、今の感覚からいうと、大体1500円ぐらいした計算になります(2009年度の大学卒/事務系の初任給は平均約19万4千円。日本労働組合連合会の調査より)。
 他に1965年の物価を見ると、公衆浴場 28円、ビール 120円、JALパックハワイ9日間 37万8千円なんてのが載ってました。
 童話の話なのにリアルな話で申し訳ない。
(*4)ドサクサにまぎれて復刻してくれないかな~~
 ”復刻ドットコム”で投票をやっています。
 読んでみたい方、子供にお勧めしたい方は投票してみてください。

 奥様ブログ 「フラワークラフト作家”Ann”のひとりごと」はこちら

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