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2009年11月

みんなが知ってるインドネシア語の歌(モスラ/クワ)

 ども、新入社員のお世話係りのたいちろ~です。
 なかなかに就活が厳しいおりですが、私の所属する会社の会社にも新入社員が入ってまいりました。総勢26名の研修を私の所属する本部で受け入れましたが、グローバル化が進む昨今、4名の外国籍の方がいらっしゃいます
 そのうち1名がインドネシア出身なんですが、個人的にはお付き合いのない国の人(*1)なのでいろいろ調べてみたところ、この曲がなんとインドネシア語のこと!。ということで、今回ご紹介するのは東宝特撮映画の名作”モスラ”より”モスラの歌”であります。

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写真はたいちろ~さんの撮影。
近所の公園のヤマグワです。
冬なので、色合いが悪くてすいません。





【DVD】モスラ(東宝 監督:本多猪四郎、特技監督:円谷英二)
 1961年に公開された、東宝の怪獣映画。
 主演はフランキー堺、小泉博、ジェリー伊藤、志村喬(*2)。
 南国のインファント島調査団のネルソンは双子の妖精”小美人を拉致する。それを救出するために大怪獣モスラの幼虫が東京に出現!。東京を壊滅させ、東京タワーに繭を作り成虫になったモスラはさらに被害を拡大していく・・・
 悪い外国人役のジェリー伊藤、頑固な編集長役の志村喬がいい味だしています。
Photo_6 【花】クワ(桑)
 葉はカイコの餌として利用される高木。カイコは1日で自分の体重以上の桑を食べるそうです。モスラはカイコではありませんが、餌をとってるシーンはなかったですがどうしてたんでしょう?
 桑畑って昔は地図記号にもってあるぐらいメジャーだったんですが、どこかで桑畑を見つけて食べてたんでしょうかね。(桑畑の地図記号⇒)

 さて、”モスラの歌”の歌詞ですが、こんなんです。

  モスラヤ モスラ ドゥンガン カサクヤン インドゥ ムー
  ルスト ウィラード ア ハムバ ハムバームア
  ランダ バンウンラダン トゥンジュ カンラー
  カサクヤーンム

  モスラや モスラ 助けてよ 呼べば
  時を越えて 海を越えて 波のようにやってくる守り神
      (Wikipediaより抜粋)

 担当しているのは
  作詞:由起こうじ(田中友幸、本多猪四郎、関沢新一の共同ペンネーム)
  作曲:古関裕而(阪神の六甲おろし、巨人の闘魂こめての作曲者)
  歌手:ザ・ピーナッツ(昭和を代表する双子歌手。マナカナのご先祖様)
 という結構なメンバが担当しています。で、この歌詞をインドネシア留学生によってインドネシア語へ翻訳されたのが、上記の歌とのこと。てっきり架空の言語だと思っていたんですが、ちゃんとした外国語だったんですね。

 久々にモスラを観ましたが、特撮版”三丁目の夕日”というか古き東京の原風景がでてきて面白かったです。特に圧巻なのは東京タワーに繭を作るシーン。今でこそまわりに高層ビルが立ち並んでいますが、当時は東京タワーのみが孤高の建物として起立します。改めて”東京タワーって高い建物だったんだ”と思いましたね。
 正式オープンの1958年12月23日以来、総訪問者数1億6千万人と(2009年10月16日現在)東京を代表する観光名所になったのはよくわかります。私も行ったし・・・

 ふと思ったんですが、このシーンでモスラを攻撃している”原子熱線砲”なるシロモノですが、やはり原子力兵器なんでしょうか? ロリシカ国の兵器ですが、非核三原則の前のこととは言え(*4)、これでいいのか?。

 ”モスラ”はDVDの外に、デアゴスティーニの”東宝特撮映画DVDコレクション”の第5号で発売されましたので、低価格で入手が可能。つっこみどこと満載ですのでぜひご覧ください。

 話は戻って、”モスラの歌”ですが、インドネシアの方にはぜひカラオケで歌っていただきたいものです。DAM.comで調べるとラインナップにはあるみたいですし。
 日本のアニメ、特撮が輸出産業になっている昨今、これぐらい茶目っ気がないとグローバル化なんで進みませんって!

《脚注》
(*1)個人的にはお付き合いのない国の人
 国勢調査によると、平成17年度ではインドネシアの方は約18,379人、日本における外国籍の方の1.18%を占めています。思った以上にいらっしゃるんですね。
 ちなみに1位が韓国(47万人、30%)、2位が中国(35万人 23%)、3位がブラジル(22万人 14%)です(総務省統計局のHPより)。
(*2) 志村喬(しむら たかし)
 昭和を代表する名優の一人。黒澤明の”七人の侍”の勘兵衞が有名ですが、ゴジラの山根博士など特撮映画でも渋い演技を見せています。
(*3)三丁目の夕日
 西岸良平原作のマンガ。昭和30年代前後の日本の風景を描いて大ヒット。2005年に薬師丸ひろ子、堀北真希により実写映画化されました。
 まだ見てないんで、今度見よっと!
(*4)非核三原則の前のこととは言え
 核兵器を持たず、作らず、持ち込まさずの非核三原則を遵守するという”非核兵器ならびに沖縄米軍基地縮小に関する衆議院決議”が採択されたのは1971年11月24日。モスラ公開のほぼ10年後のことです。
 もっとも、当時から有名無実であったのが政権交代でバクロされてますが・・・
 詳しくは外務省のHPをど~ぞ。

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戦国最強、本多忠勝!(本多平八郎忠勝/戦国BASARA/トンボ)

 ども、来春から娘が京都に行くことになったたいちろ~です。
 おかげさまで、京都の大学にいくことになりました。京都、仙台、東京と三重生活です。お金、持つかしら?
 さて、今をさること4百数十年前、命を懸けて京都を目指した人たちがいました。天下統一の野望に燃える戦国大名達です。彼らの活躍を描いたトンデモ話がゲームで大ヒットした”戦国BASARA”であります。

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写真はフリー画像素材”EyesPic”より。
止まっている赤とんぼの写真です。





【本】本多平八郎忠勝(加野 厚志 PHP文庫)
 生涯五十七度の合戦でかすり傷一つ負わず、戦国最強といわれた武将、本多平八郎忠勝の生涯を描いた歴史小説。
【DVD】戦国BASARA(カプコン、Production I.G)
 大ヒットした戦国アクションゲーム。コミック化、アニメ化とメディアミックス展開し、今や駅弁にまで進出(*1)しています。
 今回のお話はDVD版、第3巻に収録されている第五話「壮絶!長篠・設楽原の義戦」、第六話「裂かれた絆 政宗屈辱の退却!」より。
【花】トンボ(蜻蛉)
 日本では勝ち虫とよばれ縁起物ですが、英語では”Dragonfly(ドラゴンフライ)”というように不吉な虫と考えられたそうです。エミール・ガレ(*2)がよくモチーフに使っているので、これはちょっと意外

 さて、戦国エスパー大戦(*3)とも言うべき”戦国BASARA”ですが、今回取り上げるのは名バイプレイヤー”本多平八郎忠勝”であります。どこか性格的にぶっとんでいる登場人物の多い中、数少ない大人の魅力とトップクラスのトンデモ戦闘能力を誇るお侍さん。比較対象としては、加野 厚志の小説版”本多平八郎忠勝”を利用しました。

〔この家康に過ぎたるものとはお前よ!〕
 徳川家康は忠勝にこの言葉を言っていますが、これは、武田の武将小杉左近が一言坂の戦いにおいて

  家康に過ぎたるものは二つあり、唐のかしらに本多平八

 との落書をもって褒め称えたことから(平八は忠勝の別名)。一言坂の戦いは1572年、長篠の戦いが1575年なのでこれは正解。
 忠勝は終始無言ですが(*4)、小説版の忠勝は家康の忠臣、幼馴染としてけっこうしゃべっています。そこにいるだけで存在感のあるキャラなので何かしゃべって欲しかったな~

〔名槍 蜻蛉切り〕
 本多忠勝の武器といえば槍。”蜻蛉切り”は立てた槍の穂先にとまった赤とんぼが双つに切り裂けたとの逸話からついた名前です。なので、忠勝が槍をもって戦うのは正解。
 ただ、”戦国BASARA”の忠勝の武器は槍でも超大型のドリル兵器。いくら”ドリルは男のロマンだ!”といってもそれはないだろ~状態です。
 ドリルというのは一見、攻撃力はありそうですが、てこの原理が働くので実際に使うのはどうなんでしょうねえ。

  支点と力点の間の距離×力点に加える力
    =支点と作用点の間の距離×作用点で得られる力

 てこの原理です。覚えてますか? ドリルの穂先を支点、ドリルの外周を作用点、ドリルの軸を力点とすると、外周と軸の大きさに反比例する反作用が発生します。これを押さえ込むには相当な握力、手首の力が必要。見た目はハデですが実用に耐える兵器とは思えません

〔鹿角脇立兜、月影大鎧、六尺大数珠〕
 本多忠勝の防具は”鹿角脇立兜”という鹿の角をかたどった兜、身体にぴったりの大鎧、肩からかけた大玉の数珠。よって、”戦国BASARA”の忠勝が鹿角の兜と大数珠をつけているのは正解。ただ、鎧がな~~。はっきり言って武者ガンダム(*5)です。
 全身を覆う鎧のフォルム、背中のジェット推進による空中の飛行、発進シークエンスはホワイトベースから飛び出すガンダムそのもの(*6)。初めて観たときは”そこまでやるか、Production I.G!”と思いましたね。
 忠勝自体が身長5mは超えてそうな大男なので、こんなのが出てきたら間違いなくパニックでしょう。絶対、肉弾戦闘なんかやろうと思いません。
 通常の人の身長を170cm、体重 65Kg、鎧 20Kgとすると(*6)、重量は身長の3乗に比例するので推定総重量は約2.2tになります。こんなものを揚力のほとんどない筐体で垂直に上昇させる技術力があるんなら、織田の鉄砲隊なんか当てにせずミサイル一発でカタがつ思うんですが、それば言っちゃいけないんでしょうか?

 なんだか、柳田理科雄みたくなりましたが(*8)、”戦国BASARA”はほとんどフィクションの世界に数滴の真実をまぜることで、ビミョ~なリアリティを持たせた上級のエンタテインメント。
 だから、この話だけを信じてると、日本史のテストで赤点食らうことになりますよ、中高生のみなさん!

《脚注》
(*1)今や駅弁にまで進出
 仙台駅の”独眼竜政宗辨當(べんどう)”の”戦国BASARA”版パッケージが2009年12月31日までの期間限定で販売中。けっこう美味です。
 詳しくはこちらのブログでどうぞ。
(*2) エミール・ガレ
 アール・ヌーヴォーを代表するフランスのガラス工芸家、陶器・家具のデザイナー。おちついた雰囲気の作品は私は好きです。
 サントリー美術館のエミール・ガレ展(2008年3~5月)の様子が”時空を超えて”のHPで紹介されていますので、こちらもご参照ください。
(*3)戦国エスパー大戦
 仮面ライダーのような跳躍力、サイボーグ009のような加速力、スーパー戦隊のように戦えば爆発や旋風が起こるという攻撃力など、常人には計り知れぬお侍さまが多数登場します。
(*4)忠勝は終始無言ですが
 本多忠勝討伐戦という一面もある長篠の戦いなのに、一言もしゃべっていないのでキャストのリストには名前がありません。モッタイナイ。
(*5)武者ガンダム(武者頑駄無)
 鎧姿をしたガンダムタイプのモビルスーツ。SDガンダムに登場。
(*6)ガンダムそのもの
 ガンダムと忠勝が似ていると思ったのが私だけではないようで、YouTubeに”三河武士 本多ム”というのが出てました。ガンダム、BASARAファンには必見のできばえです。
(*7)鎧を20Kgとすると
 鹿角脇立兜と大鎧は軽量級だったそうです。”戦国BASARA”に登場するのは全身を覆っていることから、西洋の甲冑でも軽量級のフリューテッドアーマー(約18Kg)の値を参考にしました。ロケット部分、推進材などが入っていないのでかなり過小な見積もりではあります。
(*8)柳田理科雄みたくなりましたが、
 アニメや特撮を科学的に分析する”空想科学読本シリーズ”の作者。理系離れと言われる昨今、中高生にはぜひ読んでいただきたいシリーズです。
 ちなみに”理科雄”は本名というウソのような本当の話。

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中高年こそ、ブログを書くべきだ!(読ませるブログ/ぼけ)

 ども、ブログを初めて1周年のたいちろ~です。
 書き始めたのが2008年11月24日、日記ですらほとんどしたことがない私としては、よく続いているモンです(*1)。
 いちおう人様に読んでいただくように書いてはいますが、少なからず読んでいただいている方の時間をムダにさせないためにも、1年の反省をこめて今回ご紹介するのは”読ませるブログ”であります。

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写真はたいちろ~さんの撮影。
鎌倉東慶寺の”ぼけ”の写真です。





【本】読ませるブログ(樋口 裕一 ベスト新書)
 サブタイトルは”心をつかむ文章術”とあるように、著者の樋口 裕一は作文、小論文の通信添削をしてる「白藍塾」の塾長さん。ブログの本というと技術書は多いんですが、これは正真正銘の文系の人の書いた本
 ブログの書き方ではなく、文章を書く為の本としても面白いです。
【花】ぼけ(木瓜)
 バラ科の落葉低木。漢字の由来は実が瓜(うり)に似ていて、木になる瓜からとのこと。”呆け(ぼけ=認知症)”と音が似ているので損してますが、花言葉は”先駆者”、”指導者”、学名の”speciosa”は美しい、華やかが語源の美しい花の咲く木です。

 この本のテーマと1年間の経験を重ねてみました。

〔中高年こそブログを書こう〕
 この本による読ませる文章の条件の一つに、読み手にはない体験が含まれている”というのがあります。自分にとっては当たり前でも、人には珍しい体験というのもあるとのこと。こう言っていただけるととっても気が楽です。
 で、中高年というのは、けっこういろんな経験をしているので、ブログのネタは豊富とだそうです。馬齢を加えてまもなく50歳の私ですが、失敗のエピソードだけには事欠きませんのでそんな話しでも楽しんでもらえれば幸いかと。
 精神的羞恥プレイかもしれませんけど・・・

〔人の知らない知識を書いてみよう〕
 条件の二つ目に”読み手が知らない情報が含まれている”というのがあります。
 知識を得るには、本を読むなり、お出かけするなりとなんらかアクティブな行動が必要になります。このブログの題名”晴耕雨読”は”耕=花や木”、”読=本やDVD”のひっかけですが、”耕”の方は本で見ているより実際にお出かけして花や木を探し回るハメになります。
 この”お出かけ”というのはけっこう暇つぶしと新たな体験につながるので、経験値のUPにつながりますね。上に載っている”ぼけの花”は鎌倉東慶寺にお出かけした時のもの。実は、この時のテーマは”鎌倉にうさまんを食べにいく(*2)”でした。お出かけ前に考えていたよりたくさんの花や木の写真が撮れたのでけっこうリーズナブルなプチ旅行でした。
 足腰が弱くなると家に閉じこもりがちになって、刺激が少なくなるのでボケが進むと聞いたことがあります。別に遠くまで行かなくても、ご近所の散歩だって注意して見ていると季節のうつろいはあるもの。お出かけはボケ防止には確かに役立ちそうです。
 もっとも、奥様からは”ブログの写真を撮りたいからお出かけするんでしょう!(*3)”と突っ込まれていますけど。

〔ブログの型を考えてみよう〕
 通常の文書の型というと”起承転結”いわゆる書き出し⇒話の展開⇒内容の転換⇒結論、の流れになります。樋口さんはこれを”予告、エピソード、展開、まとめ”という風に言っています。
 関西人に言わせると、これが”枕、話、オチ”になります。

 枕 :話の出だし。いわゆる”つかみはOK!”
 話 :話の内容。ストーリーのメインになる部分
 オチ:結論というより、笑いのメイン。ここでいかに受けをとるかが話の命です。

 これって、実は落語の展開です。”いかに笑いを取るか”という関西人のDNAに深くこれが刻み込まれています。
 樋口さんは”書き出しに凝ってみる”というテーマを書いていますが、サーチエンジンでは最初の数行しか掲載されないので、ここで見てもらえる文章にしておかないと自分のブログに飛んできてもらえません。
 ま、頭を使うことはボケ防止のひとつなので、一所懸命考えてみましょう。

〔気軽に書いてみよう〕
 樋口さんいわく、ブログで重要なのは長く続けること。これによって書く能力とともに人生を味わう能力が高まってくるとのこと。まったくそのとおりだと思います。私の場合、年間で本やコミックをそれぞれ100~150冊、DVDを50巻以上見るビブリオマニア(愛書狂)ですが、本の読み方は変わりましたね。以前はす~っと読んでましたが、最近は内容を深読みするようになりました。
 でも、樋口さんが戒めているのは”力んで書く必要はない、書くことが責任にならないように”。どうしてもアクセスカウンターを見てしまう小心者としては、ついついあれもこれも書こうしがちですが、あんまりがんばっちゃうと疲れてしまいます。私の場合だいたい1本のブログを書くのに3時間ぐらいかかるので(*4)ヘタをするとほかのことをする時間がなくなっちゃいます。
 元々、肩に力の入った生き方は苦手なので、適当にやってますけど・・・

 ”読ませるブログ”は文章自体もわかりやすく、す~っと読めるので初心者の方がブログを書き始めに読むには良い本。また、ある程度ブログを書かれている方が自分の文章を振り返ってみるにもお勧めの本です。

 てな、ブログをうだうだ書いてるうちに、今日は私の50歳の誕生日ではないか!?
 人生の無駄遣いなのか、ボケ防止のセラピーなのか、はたまた、定年後の予行演習なのか・・・
 ど~でもいいけどと思いながら、また次も書いちゃうんだろうね、きっと。

《脚注》
(*1)ま~よく続いているモンです
 総記事数 153本(この記事です)、1年間のアクセス数 11,028件、1日あたりアクセス 30件と多いんだか少ないんだかわかりませんが・・・
(*2) 鎌倉にうさまんを食べにいく
 桜庭一樹の長編小説”荒野”に出てくる鎌倉のお菓子。モデルになったのは北鎌倉の茶寮”風花(KAZAHANA)”にあるウサギの形をしたお饅頭です。おちついた店の雰囲気とあいまった美味しいお菓子ですので、鎌倉へお越しのさいはぜひお立ち寄りください。
 詳しくはこちらのブログからどうぞ。
(*3)ブログの写真を撮りたいから~
 このブログの写真は携帯電話のカメラ機能で撮影しています。いつでも持って歩けるし気軽に撮れるのはいいんですが、接写のピントが甘いのと望遠が利かないのが難点。次に買い換える時の機種選定にはこのへんを注意したいと思っています。
(*4)3時間ぐらいかかるので
 あくまで書く時間。本を読んだりDVDを観る時間は別にかかっていますので、それも入れると数日かかるものもあります。


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願わくば、良き出会いのあらんことを。カーク船長のように(Star Trek/りんご)

 ども、女子大生の父親になる予定のたいちろ~です。
 娘が大学に合格しました! 娘にとって大学は人生の開拓地。そこには未知の知識、新しい出会いが待ち受けているに違いありません(*1)。
 ということで、今回ご紹介するのは新しい出会いの物語”Star Trek”であります。
 それにしてもよかったです、合格してくれて。おかげで肩の荷が下りました(*1)。

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写真はたいちろ~さんの撮影
近所のスーパーで売っていたりんごです






【DVD】Star Trek(スタートレック パラマウント)
 伝説の艦長を父に持つ士官候補生カーク。彼は船医マッコイの機転でエンタープライズ号に乗船することになる。そこには対立ばかりしていバルカン人のスポックが・・・
 SOT(Star Trek The Original Series)の直前の時代を描くStar Trekシリーズの最新作。
【花】りんご
 冬を代表する果実ですが、低酸素状態で冷蔵保存することで9ケ月程度の貯蔵が可能なのだそうです。生でよし、煮てよし、焼いてよし、栄養価が高いが脂肪の蓄積を抑制する効果があるなど、結構宇宙食向きの食べ物かも。

 このStar Trekの最新作、”宇宙大作戦(*3)”時代からのファンとしてはけっこう不安だったんですが、いや~~、面白かったです。
 カーク船長、若いわ~~~。

 元々はタフガイで包容力のある印象のカーク船長ですが、さすがに最新作では士官候補生時代の話とあって、けっこうやんちゃな設定。ウラさんナンパしちゃうし(*4)。
 合格が不可能な”コバヤシマルテスト(*5)”の時なんか、りんごを丸かじりしながらトライして見事に合格。指鉄砲で”バン”なんか言っちゃってます。そういえば、StarTrekⅡでは、コバヤシマルテストの話をする時にリンゴみたいなのをかじってましたね。以外にコバヤシマルテストとりんごって相性いいんでしょうか?

 後にカークの副長にして親友となるスポックは、意外にバイオレンスな設定。あの沈着冷静を絵に描いたような人がカーク船長と殴り合いをするとはね~
 四角四面は発想でカークと口論ばかりしていますが、最後にはカーク船長を認めて自ら副長に立候補します。直感の人カークと論理の人スポックはベストな組み合わせ。このような人の出会いって本当にうらやましい。
 余談ですが、立ち上がった後に上着を両手で伸ばすクセ(*6)なんかは旧シリーズでも見られて、こういったディテールへのこだわりはオールドファンにはたまりません。

 ドクターマッコイといえば、相変わらず直情径行の人ですが、最新作ではけっこう機転を利かせてカークを助けています。こちらは親友というより悪友、やんちゃなガキどうしのいたずら仲間という雰囲気です。こんな友人というのは学生時代でないと得がたい存在なんでしょうね。

 紅一点のウラさん。この人もカークよく言い争いをしますが、サポートすべきところはちゃんと助けてくれる頼りになる女性です。カークのナンパを軽くいなしたりする大人の女性の面もありますが、まさかスポックとラブシーンをやるとは思いませんでした

 そのほかにもミスターカトー(スールー)、チャーリー、チェホフなど、後にエンタープライズを支えるメインクルーたちが大集合。
 この作品はSFというよりも、人の出会いを描いた青春映画といったほうがあたっているのかもしれません。

 かつての名作をリメイクするというのは難しい作業ですが、予想以上のできばえ。オールドファンのみならず、旧シリーズをまったく知らない人にも楽しめる作品。ぜひ、続編を作成して欲しいと心から期待しています

 娘も来春からは晴れて大学生ですが、新しい土地で新しい出会いが待っているはず。 願わくば、その出会いに幸あらんことをと、送り出すお父さんは思ってしまうのであります。

《脚注》
(*1)娘にとって大学は人生の開拓地~
  宇宙、それは人類に残された最後の開拓地である。
  そこには、人類の想像を絶する新しい文明、新しい生命が待ち受けているに違いない。

 Star Trekの有名なオープニング。若山弦蔵の声が渋い!
(*2)おかげで肩の荷が下りました
 その代わり、学費という重荷が新たに・・・
 まあ、浪人されるよりはね~ ニ浪(ふたなみ)した私としてはそれでも文句の言える話ではありませんが。
(*3)宇宙大作戦
 Star Trekが日本で放映されたときの邦題。今聞くともっちゃりした題名ですが、当時はカッコイイと思ったんですよ。
 他にも”スパイ大作戦(原題 Mission:Impossible)”なんてのもありました。
(*4)ウラさんナンパししちゃうし
 ウラ(ウフーラ)さんはエンタープライズ号の通信士。調べて驚いたのは、オリジナル放映当時(1966~69年)、黒人がテレビドラマにレギュラー出演したのは初めてで、黒人女性には多大な影響を及ぼしたんだそうです。後に”新スタートレック (TNG) ”に出演したウーピー・ゴールドバーグも、ウラさんを見て女優を志したとのこと。
 黒人のオバマさんが大統領に就任する現在から比べると、隔世の感があります。
(*5)コバヤシマルテスト
 どう行動しても最後は全滅を免れないシナリオで、カークは唯一このテストをパスした人物。20数年後の”Star Trek II”の時代でもこの記録は破られていないようです。よろしければ以前書いたブロク”日々是、コバヤシマルテスト”もご覧ください。
(*6)立ち上がった後に上着を両手で伸ばすクセ
 最新作ではスポックがカークのコバヤシマルテストの不正を告発するシーン、Star Trek IIでは、エンタープライズを救ったスポックの死亡する直前のシーンに出てきます。

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喧嘩上等!とアイドルの恍惚と破滅(製鉄天使/スミレ)

 ども、バイクはアメリカン派(*1)の、たいちろ~です。
 先日、桜庭一樹の”製鉄天使”を読みました。
 元々は同じ作者”赤朽葉家の伝説”(*2)に登場するレディースのアタマ、”毛毬”のエピソードからのスピンオフ作品というか、こちらがオリジナルにあたるそうです。
 時はまさに”荒れる子供たち”の時代ですが、中学生の女の子の暴走族!
この時代では私も高校生で、暴走族はいましたが中学生とはね~~
 ということで、喧嘩上等だけど、どっかハートフルな”製鉄天使”であります。

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写真はたいちろ~さんの撮影。
近所の園芸店の”虹色スミレ with Licca”です。





【本】製鉄天使(桜庭一樹 東京創元社)
 赤緑豆小豆(あかみどりまめあずき)は、丙午生まれの中学生暴走族のヘッド。小豆のバイクの後ろにまたがるのはシャンな女の子穂高菫(ほだかすみれ)。
 ふたりそろって、えいえんの国まで暴走だ!! ぱらりら、ぱらりら~~~(*3)
【花】スミレ(菫)
 ”虹色スミレ with Licca”はサカタのタネと”リカちゃん人形”を販売しているタカラトミーのコラボレーション企画によって生まれた花です。(詳しくは”サカタのタネ”のHPをどうぞ)
 そうか、リカちゃんのスペルってこう書くんだ。そういえばリカちゃんてフランス人とのハーフでしたね。

 ”小豆っ子”、”赤緑豆製鉄のバカお嬢様”の異名を持つ小豆。
 小豆は、”スミレっ子”こと穂高菫は、入学式の日に機転を利かせて小豆を救ったことで、二人は親友になります。

〔赤緑豆小豆の表のプロフィール〕
 鉄に愛された女。鉄製の武器を自在にあやつり、バイクは意思を持って彼女に付き従うという、戦闘能力バリバリの人。剣のようなポニーテールと真っ赤な特攻服(*4)がトレードマーク。中学生にしてレディース”製鉄天使”を結成し、初代総長としてケンカに明け暮れる毎日。
 夢は中国地方のレディスを制圧すること。

〔穂高菫の表のプロフィール〕
 セイコちゃんカット(*5)の頭脳派美人。優秀な高校に進学して成績はトップクラス、素行も上々。ルックスも文句なし。
 夢は暴走族のアイドルになること、東大を出て外交官になること。

 二人の表面的なプロフィールを簡単に書くとこんな感じですが、それは大人の見方。
 裏のプロフィールを書くとこんな感じになります。

〔赤緑豆小豆の裏のプロフィール〕
 単に暴力だけでなく子分たちを従えさせるカリスマ性。スミレに対しては裏切られても親友としての友誼を持ち続けるなど、性格は以外と素直。
 大人になっていく焦燥感にかられるなど、高校生らしい悩みもお持ちです。

〔穂高菫の裏のプロフィール〕
 中学の時は”今日が楽しけりゃ、明日死んだってかまやしない”という刹那的な発言も。”外交官になって~”の続きは”大人になったら、夜だけワルの女豹になりまっすぅ!”。小豆と付き合っているのも、小豆に守って欲しいからというなかなかに腹黒い性格

 中学を卒業する時の二人の会話。

  小豆 :もう、あたしのバイクに乗ってくれねえっていうのかよ・・・
   (中略)
  スミレ:乗らないよ。もう二度と乗らないよ。
      道で会ったって、声、かけないかも。
      だって、退学になっちゃうもん。頭脳高って素行も厳しいんだから。

 表題の”喧嘩上等!とアイドルの恍惚と破滅”だけ見てると破滅するのは喧嘩上等の方っぽいですが、実はアイドルの方。結局、表と裏のないという方が本人にとって良い生き方かもしれませんね。周りは迷惑かもしれませんが・・・

 話は変わりますが、先に出版された”赤朽葉家の伝説”って、1年前のブログを書き出した時に取り上げています(*6)。ビギナーズラックというか@niftyのココログニュースの”もう読んだ?ライトノベルが今すごい”でとりあげてもらってけっこうアクセスもありました。気分はもう、ぱらりら、ぱらりら~~~であります。
 喧嘩とブログの違いはありますが、自分の気持ちを表出させる恍惚感って同じなんでしょうかね?!

 ”製鉄天使”、”赤朽葉家の伝説”どちらを先に読んでもokですが、桜庭ファンとしてはぜひ両方読んでいただきたいものです。

《脚注》
(*1)バイクはアメリカン派
 HONDA JAZZのオーナーでした。原付ながらアメリカンタイプという当時(1990年代)でも珍しいモデルでした。アメリカンならではの長いフロントフォークや、ティアドロップ型のタンクなど、今観ても美しいバイクだと思います。(写真はホンダのHPをご参照ください)
(*2) ”赤朽葉家の伝説”(あかくちばけのでんせつ 東京創元社)
 桜庭一樹の長編小説。鳥取県の架空の村で製鉄業を営む”赤朽葉家”三代の物語にして、戦後日本の風俗史でもあります。祖母の万葉は事故などを予言する「千里眼奥様」、母の毛毬はレディース(女性暴走族)のヘッド、そして語り部たる私。
 2007年に日本推理作家協会賞を受賞。
(*3)ぱらりら、ぱらりら~~~
 暴走を表す擬音ですが、ふと考えるとなんでこの音なんでしょうね?
 アニメ版”らき☆すた”の中で暴走族風のゴットゥーザ様がバイクで去っていく時にこの音(ぱらららでしたが)を口ずさんでましたので、今でも通用するんでしょうか?
(*4)真っ赤な特攻服
 東京創元社のホームページで作者の桜庭一樹が真っ赤な特攻服のファッションで登場されてます。結構、おちゃめな人だったんだ・・・
(*5)セイコちゃんカット
 松田聖子がデビュー当時にしていたヘアスタイル(写真はこちらから)。1980年代前半に大流行しました、今や死語の世界でしょうね。
 似合ってる子はけっこうかわういんですが、そうでない子がすると(以下自主規制)
(*6)1年前のブログを書き出した時に取り上げています
 ブログの表題は「”桜庭一樹が好き”と言えるしあわせ」でした。
 ちょうど、桜庭一樹が直木賞を受賞した翌年のことです。そうか、もう1年もたつんだ・・・

 奥様ブログ 「フラワークラフト作家”Ann”のひとりごと」はこちら

アクセス数を劇的にUPするテクニック、そんなのあったら私が知りたいです!(人とお金が集まるブログ作りの秘伝書/プリザーブドフラワー)

 ども、公私にわたって無理難題に取り組む単身赴任のたいちろ~です。
 先日、1ケ月振りに自宅に帰りましたところ、最近ブログを始めた奥様がいたく立腹のご様子。理由を聞きましたところ、”Yahoo!やGoogleで自分のホームページを検索しても出てこない。「たいちろ~」はちゃんと出てくるのに(*1)。私のも何とかならない?”とのこと。
 そらあ~た、ブログを初めて3ヶ月、登録件数6件で、検索エンジンの上位にランキングさせろというのはムチャぶりというものです。”マメに更新するのが一番です”と答えておきましたが、プロのフラワークラフト作家として仕事でホームページを作っているので、あまりヒット率が低いのも困りモノ。
 ということで、アクセス数をUPするテクニックというものを考えてみました(*2)。

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写真は奥様ブログ 「フラワークラフト作家”Ann”のひとりごと」から
奥様のプリザーブドフラワーの作品です。





【本】人とお金が集まるブログ作りの秘伝書(石崎 秀穂 C&R研究所)
 ブログのヒット率を上げるテクニック集。2005年8月の出版ながら、Amazon.comの”ブログ”で検索すると6番目に出てきます。ドッグイヤーと呼ばれるコンピュータ業界で4年も売れ続けているのはすごいこと。
【花】プリザーブドフラワー (preserved flower)
 専用の溶液を用いて長時間保存できるように加工された花のこと。長期間保存できる、色合いが変わらないなどのメリットがありますが、値段はお高め。
 花を乾燥させたものはドライフラワーで、製造工程が異なります。解説は奥様ブログからどうぞ。

①他力本願で、他の人からリンクを張ってもらおう
 フラワークラフトに興味のある人や、お店から相互にリンクを張ってもらうとかすればアクセス数が増えることが期待できます。特にフラワークラフト教室のポータルサイトとかへは仕事なので登録できるはず。
 興味のあるページにコメントをつけて、自分のURLを着けとくとかトラックバック(*3)するとか、コバンザメ的ではありますが、いろんなとこで紹介されてるテクニックです。

②mixiとかに投稿して、自分のページにリンクを張ってみよう
 SNSの”mixi”(*4)は同好の士が多いので、投稿してみるとピンポイントで見てくれる人が多いです。私自身も桜庭一樹や有川浩(*5)、高校の時の同窓会のコミュニティに参加しているので、メール通知もあってとっても便利。
 ただ、”mixi”は会員制なので広くあまねくとはいかないのと、”mixi”とブログを両方更新するのは大変なので、私は”mixi”に簡単なコメントだけつけて、ブログにリンクを張るようにしています。
 会員になるには登録ユーザーからの招待が必要なので、入るなら私から利用登録しますよ、奥様。
 ただし、上記のようにコミュニティに書き込みがあるとメールが配信されるので、あまりたくさんのコミュニティに入ると山のようなメールがくるので要注意。
 まあ、この手のテクニックは本来の趣旨からいくと邪道なのかもしれませんが・・・

③検索されそうなキーワードをつけてみよう
 私のサイトは検索でヒットさせることを念頭に置いているので、けっこういろんなキーワードを文章に入れるようにしています。その分、文章が長すぎると奥様からは不評ですが・・・
 ただ、Yahooでで検索すると”ドライフラワー”約613万件、”プリザーブドフラワー”は約250万件でてきますので、まともなキーワードで上位に食い込むのは難しいでしょうね。何か特徴的なキーワードだとヒットしやすいんでしょうが、マニアックになりすぎると見てくれないし、ブログの趣旨もあるので(*6)、なんでもいいというわけにはいかないので知恵を絞る必要があります。
 ちなみに、”フラワークラフト作家”で検索すると私のブログは13番目に出てきます。それはそれで、奥様のお気に召さないようですけど。

④見てもらえそうな表題を考えてみよう
 奥様ブログの表題は”ハロウィン”とか”ハッピーハロウィン”とかあっさりしたものです。これではディズニーには勝てません。私のブログでは

  ”ところで、ハロウィンって何?

という表題をつけましたが、検索された表題の一覧で何か差別化しないとなかなか見てもらえません。
 ブログの雰囲気もあるので、やたら受け狙いにすりゃいいってモンじゃありませんが、工夫の余地はあると思います。
 もっとも、検索ワードで引っかかるようにするのが先決ですけど。

 ほかにも、今回読んだ”人とお金が集まるブログ作りの秘伝書”にはアクセスランキングに登録するとかいろいろ書いてありますが、まあやってみて効果が出ればめっけモンです。
 本来は、小賢しいテクニックに頼るより、まめに更新してコンテンツの数を増やすほうが王道ではあるんでしょうけどね。

 ということで、このブログを見られた方はぜひ奥様ブログ 「フラワークラフト作家”Ann”のひとりごと」もご覧ください。我が家の家庭平和のためにも・・・

《脚注》
(*1)「たいちろ~」はちゃんと出てくるのに
 Yahoo!で検索すると「たいちろ~」や「たいちろ」は2番目に出てきます。
 でも、”イチロー ではありませんか?”のコメントは大きなお世話だと思います。
(*2)アクセス数をUPするテクニック
 書いてる私のブログだって、せいぜい日の平均が50件程度なので、そんなに偉そうに言えたモンじゃありませんが・・・
 私の場合は純粋に趣味なのでこの程度でも充分楽しんでいられますが、奥様の場合は仕事なので、切実です。
(*3)トラックバック
 他人のブログの記事に自身のブログへのリンクを作成する機能のこと。でも、むやみにやるとスパム(迷惑)になるので、内容を考えて。
(*4)SNSの”mixi”
 SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)はコミュニティ型の会員制のWebサービスのこと。ブログを見る人は正体不明のことが多いですが、SNSの場合はユーザのプロフィールがある程度明確になっているので安心感はあります。
 ”mixi”は日本最大級のシェアを持つSNS。会員数は2,530万人近くいます(2009.11.16日現在)。
(*5)桜庭一樹や有川浩
 私の好きな小説化です。人気があるので、なかなか図書館で順番が回ってこないのが難点です。
(*6)ブログの趣旨もあるので
 不本意ながら、私のブログでの最も多い検索キーワードは”いんらん”です。これで表示をされる”母がいんらんなときに身ごもると、娘は美しくなってしまうんだ”というページは直木賞作家の桜庭一樹さんの”少女七竈と七人の可愛そうな大人”というちゃんとした小説の紹介が出てきます。
 まあ、検索しているほうも不本意か結果でしょうが。

※今回の検索結果は2009年11月16日現在のものです

名前で人を判断してはいけない・・・(まほろ駅前多田便利軒/りんご)

 ども、ビューティフル・ネーム(*1)を持つブロガー者、たいちろ~です。
 先日、三浦しをんの”まほろ駅前多田便利軒”を読みました。実は何の根拠もなく、三浦しをんって、キリスト教系の小説を書く人だと思ってました。だって、名前のシオン(*2)って、エルサレムにあるユダヤ教、イスラム教の聖地”神の神殿”の別名だし、苗字の三浦も”三浦綾子(*3)”を連想させるし。
 ということで、なかなかに期待を裏切ってくれる本、”まほろ駅前多田便利軒”のご紹介であります。

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写真はたいちろ~さんの撮影。
近所のスーパーに売っていたリンゴです。






【本】まほろ駅前多田便利軒(三浦しをん 文藝春秋)
 多田啓介はまほろ駅前で”多田便利軒”というラーメン屋もとい、便利屋を営んでいる三十半ばの男。ふとしたきっかけで高校時代の同級生、行天春彦と生活をともにすることになり・・・
 2006年に、直木賞を受賞しました。
【花】りんご
 バラ科リンゴ属の落葉高木樹。原産地は中央アジアの山岳地帯。
 リンゴといえば、旧約聖書のアダムとイヴが食べた果実を思い出しますが、旧約聖書の舞台となった当時のメソポタミア地方にはリンゴは分布していなくて、食用に適さなかったので、この話は後に創作された俗説とのこと(Wikipediaより)。今さらそんなこと言われてもねぇ・・・

 さて、この”まほろ駅前多田便利軒”という作品、確かに面白いんですが、なんで面白いのか説明に困ってしまうシロモノです。

表紙がなぜリンゴなんだ?(*4)〕
 表紙の写真はリンゴのヘタのところにタバコを立てているものです(下の写真をご参照ください)。主人公の二人がヘビースモーカーなのでタバコはわかるんですが、なぜリンゴなんだ? 小説の中になんのエピソードもないのに?
 でも、なんとなくイメージに合ってるのが不思議。

友情の物語でもなければ、ボーイズラヴでもない
 多田と行天は高校の同級生という間柄ですが、高校時代はちょ~無口だった行天と、行天にケガをさせたというトラウマを抱える多田の間に友情らしきものがあるのか不明。
 かといって、ボーイズラヴするのは二人ともおっさんすぎるし。
 単行本のイラストを担当されている下村富美の絵はちょっと耽美っぽいですが、本文中の二人に怪しげな雰囲気は皆無です。コミック化した山田ユギのイラスト(*5)だけ見ると、相当怪しげですが・・・

推理小説でもなければ、ハードボイルドでもない
 いろいろ事件があって解決するんですが、そんなに深い推理をやってるわけでもないし。あえて言うなら、探偵役は行天のほう。といっても多田がワトソンってわけでもないし。行天はケンカとかナイフで刺されたりとかハードボイルドな展開もありますが、健康サンダルにハイビスカス柄のアロハに竜の刺繍のジャンバーにとハードボイルドとはかけ離れたファッションセンスだし。
 でも、あえてジャンル別けするならこのあたりしかなさそうだし・・・

屈折しているくせに、以外と素直
 妻の不倫と子供を病気で死なせた末に離婚した多田と、偽装結婚で一回もエッチしていないのに実の子供がいる行天と二人とも屈折した人生を送っています。でも想いはけっこうストレート。本書の締めくくりはこんな言葉。

  今度こそ多田は、はっきりと言うことができる。
  幸福は再生する、と。
  形を変え、さまざまな姿で、
  それを求めるひとたちのところへ何度でも、そっと訪れてくるのだ。

 ま、読後感で言うなら、フリーターが希望と共に語られた時代(*6)の若者たちのその後を描いた青春小説といったところでしょうか。
 直木賞を受賞した小説ですが、”何で?”と思うのと”なるほど!”と思うのとないまぜになった不思議な小説です。

《脚注》
(*1)ビューティフル・ネーム
 1979年にゴダイゴがリリースした歌。”国際児童年”の協賛歌だったそうです。
  Evrey child bas a beautiful name, A beautiful name,butiful name
  呼びかけよう名前を、すばらしい名前を
 歌うと、結構元気の出る曲。最近ではつるの剛士によってカバーされました(”つるのおと”に収録)
(*2) シオン
 英語で書くと”Zion(ザイオン)”。ちなみにガンダムに出てくるのは”Zeon(ジオン)”、インテルのCPUは”Xeon(ジーオン)”です。お間違えのないように
(*3)三浦綾子
 クリスチャンの信仰に根ざした小説を書いておられる小説家。2006年に石原さとみ主演で放映された”氷点”の作者です。
 この人の作品は読んだことありませんが、昭和のおぢさんにとっては遠藤周作と並んでキリスト教系の作家として有名な人でした。
(*4)表紙がなぜリンゴなんだ?
 単行本版の表紙です。文庫版はタバコがたくさん立っている写真です。
(*5)コミック化した山田ユギのイラスト
 ポプラ社の雑誌”ピアニッシモ”に連載中。本書は読んでないので、雑誌の表紙を見た感想です。
 でも、ポプラ社って、”かいけつゾロリ”とか児童書専門の出版社じゃなかったっけ? いつの間に?!
(*6)フリーターが希望と共に語られた時代
 今でこそ、生活不安定な非正規雇用労働者の代名詞のような扱いですが、元々はミュージシャンなどを目指す若者が、時間を拘束される正社員ではなくアルバイトなどで生活することをさした言葉。逆に言うと、そんな生活が許容できるほど社会が豊かだったということです。
 出典はリクルート社のアルバイト情報雑誌”フロムエー”から。バブル期である1987年のことです。
 ちなみに、多田、行天とも元々はちゃんとしたサラリーマンでした。

 奥様ブログ 「フラワークラフト作家”Ann”のひとりごと」はこちら

これがホントのハネムーン(第六大陸/花束)

 ども、月よりの使者、たいちろ~です(ウソです)。
 先日、”宇宙で暮らす道具学”という本を読みましたが、この中に月面でコンクリートを作る方法というのが載っていました。月の砂(レゴリス)に水を加え、太陽熱による処理を行うと、コンクリート状の建材ができるとのこと。つまり、技術的には月面に建物を作ることは可能とのことです(*1)。へえ~~~
 ということで、今回はこの技術を使って月面に結婚式場を作るという”第六大陸”の紹介であります。

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写真はたいちろ~さんの撮影。
近所の花屋さんで見つけたミニ花束です。






【本】第六大陸(小川 一水 ハヤカワ文庫)
 極限環境下での建設事業で実績のある御鳥羽総合建設が受注したのは、月面での結婚式場”第六大陸”。依頼主はレジャー企業の会長、桃園寺閃之助とその孫娘 妙。工期10年、総工費1500億円の民間企業版宇宙開発の行方は? そして妙と現場監督(?)青峰との恋の行方は?
 2004年、第35回星雲賞日本長編部門を受賞した名作です。
【花】花束
 花束と言うと結婚式のブーケ(bouquet)を連想されるかもしれませんがこれはフランス語。英語では”a bunch of flowers”。
 題名に”花束”はつく小説としては”アルジャーノンに花束を(*2)”がありますが、この原題は”Flowers for Algernon”です。

 ”月面に結婚式場を作る”というと、コミカルな小説と思われるかも知れませんが、”第六大陸”は日本を代表するといっても過言ではないハードSFです。
 この小説の中での技術面でのブレイクスルーは”トロフィー”といわれるハイブリット型のロケットエンジン。現在のロケットの輸送コストは低軌道(高度350~1400km)ですら1キロの荷物に170万円ほどかかるとのこと(宇宙エレベータ協会HPより)。”トロフィー”はこれをペイロード(積載重量)10倍、製造コスト1/20にする技術。

 もうひとつの”ブレークスルー”である水の確保ですが、これは2009年10月9日にNASAの月クレーター観測機「エルクロス」が月の南極付近面に水があるか(*3)の調査を行いました(National Geographic Newsより)。”第六大陸”でも建築現場を南極に設定しています。本書の発行は2003年ですがちゃんと抑えるべきところを抑えているのはさすが。
 水があれば、生存に必要な酸素、推進剤としての水素の作成が可能になります。月の重力が1/6であることと、アポロ世代のおぢさんはアポロ11号の月着陸船の小ささから(*4)、帰りの燃料って少なくて済むと思っていますが、実際にはそれなりに必要。つまり燃料の現地調達ができれば、帰りの燃料を地球から持っていく必要がなくなるので打ち上げコストの削減、あるいは持っていく荷物を他のものに振り向けることができ、こちらでもコスト削減につながります。
 また、上記のレゴリスを使ったコンクリートの作成も、月に水があればわざわざ地球から持っていく必要がないので、こちらもコスト削減につながります。普段、何気なく飲んでいる水ですが、けっこう水って偉大なんですね。

 で、こういったことが民間企業でできるかというと、経済原理から言うと投資・回収ができるかどうかにかかっています。本書中では、中国の宇宙船に同乗させてもらう費用が大人一人20億円、機材等の運送コストだけで現状の技術では1.2兆円の試算としています。これを上記のコスト削減で、月までの運賃を1億円、総工費1500億円に圧縮して事業化していますが、これとて本書の中では1億円のお金を払う人を月4人20年間確保する必要があるとのシミュレーション結果。
 私見ですが、私は事業としては成立すると思います。1億円というと大金ですが、結局それでも行ってみたいという気持ちがある人がいる限り、それを抑えることはできないでしょう。それに、現在の企業の広告宣伝費を考えれば懸賞としても出せない価格ではないかと。それに低重力化での素材産業、科学実験等の需要は相当にあるのではないかと見ています。

 それでも、民間企業である以上重要なのは資金繰り。この計画では工期10年と見積もっていますが、逆に言うとそれまで大きな収入が見込めないということ。施工主の妙さんが過労で倒れたとき、第3のブレークスルーがあります。それは、妙さんの病室に届けられた無数のお見舞いの花束

  Take care of yourself,Moon Princess.--A.B.Navamukungman KL
  聞いたこともない名前だった。マレーシアからのものらしい。
  次のカードのもそうだった。次も、その次も。
  個人名もあれば、第六大陸に関係していない企業からのものも
  どこかの国の公人のものもある。

   (中略)
  数百の花束。優しさの海。名も知らぬ人からの声。
  妙は呆然とする。こんな応援は予測していなかった。
(本書より)

 つまりは、”人の想い”こそがブレークスルーの原動力なんですね。
 これを受けて、妙はさらに先に進むことになります。

 ”なぜ、宇宙開発に莫大な税金を使うのだ”という議論は昔からありますが、とどのつまりは”行ってみたいから”という純粋な気持ちを超えるものはないのかもしれません。もっとも、それでは稟議書が書けないのがお役所のつらいとこなんでしょうが(*5)。
 むしろ、妙さんのように個人資産を使ってでも計画を推進するほうがいいのかもしれませんんね。宇宙旅行のコストを劇的に下げるといわれている宇宙エレベータにしても、総工費は1兆円程度とのこと(*6)。この程度の費用であれば、ビル・ゲイツなら5~6ケ作れます

 まじめな話、数百万円、豪華客船クルーズ程度のお金で宇宙に行ければ相当な需要があるでしょう。私だって退職金で言っちゃうかも・・・

《脚注》
(*1)技術的には月面に建物を作ることは可能とのことです
 現実的にはクリアすべき課題(水の確保、製造プラントの建築、それらの輸送コスト等)が山積みですが、できるとわかればやってみたくなるのが人間の性。
 レゴリスの解説は大阪市立科学館のホームページをどうぞ。
(*2) アルジャーノンに花束を
 ダニエル・キイスによるSF小説。知的障害の為、幼児並の知能しか持たないが心の優しい青年チャーリーは、手術により天才的な頭脳を持つにいたる。しかし、この手術には致命的な欠陥があり・・・
 最終章にある”アルジャーノンのお墓にお花をあげてください”は涙なしには読めません。名作です。
(*3)月の南極付近面に水があるか
 水がないと思われている月ですが、水を主成分とする彗星が月に衝突し、かつ太陽の当たらない南極のクレータの影であれば氷の形で存在するのではないかと推測されています。
(*4)アポロ11号の月着陸船の小ささから
 高さ7m、最大重量 15.5t。"APOLLO MANIACS"のホームページにCGなどが掲載されていますので、ご興味のあるかたはどうぞ。
(*5)それでは稟議書が書けないのが~
 ダムが必要とかそうでないとかの議論をするよりよっぽど建設的ではないかと思ってしまします。それに経済的な波及効果も大きそうですし。
 いっそのことロケット開発の予算を文部科学省から国土交通省に移管したらどうでしょうね。ロケットだって交通機関なんだから。
(*6)総工費は1兆円程度とのこと
 宇宙エレベータとは、静止軌道から丈夫な糸(テザー)をたらしてエレベータで宇宙に出るというもの。試算は宇宙エレベータ協会によるものです。理論的には高校物理程度のものですし、技術的にはカーボンナノチューブの発明でまったく空想上のものではなくなってきています。
 ちなみにビル・ゲイツの個人資産は580億ドル、日本円にして約6兆円です(2008年度フォーブス長者番付より)

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奥州筆頭、政宗弁当!(戦国BASARA/独眼竜政宗辨當)

 ども、駅弁はけっこう食べますたいちろ~です。
 今回のお題は”食べ物の産地、気にしてますか?”自炊派のわりにはあまり気にしません。が、駅弁だけは別。駅弁は地元産の食材で作られているので、けっこう珍しいものも入っていて旅行に行くとよく食べています
 で、今回JR仙台駅にて買ったのは”独眼竜政宗辨當(べんとう)”。
 これアリ?というお弁当のご紹介であります。

0208 0205_2









写真はたいちろ~さんの撮影。
左はパッケージ、右は中身です。
新幹線の中で撮ったので、いまいちピントがあってなくてすいません。

【DVD】戦国BASARA(カプコン、Production I.G) 
 ジャンルとしては戦国アクションゲームがベースですが、私自身はゲームをしないので、見たのはProduction I.Gによるテレビアニメ版
 歴女ブームの火付け役なんだそうですが・・・
【旅行】独眼竜政宗辨當(べんどう)
 仙台駅の代表的な駅弁のひとつ。3種類のおにぎりに笹かまぼこ、シソ巻き、長ナス漬、ホタテなどの仙台名物のおかずもいっぱい入っていて、お値段1000円はとってもリーズナブル。製造、販売は株式会社こばやし
 ”戦国BASARA”版のパッケージが2009年9月19日~12月31日の期間限定で販売中。歴女の方はお急ぎください。

 パッケージに使われているのはアニメ版”戦国BASARA”に登場する仙台藩主”奥州筆頭 伊達政宗”。このアニメ版”戦国BASARA”、けっこうハマります。実在の戦国武将が登場しますが、ちょびっとだけ史実に忠実であとはやりたい放題の作品。間違っても日本史の勉強にはなりませんが、エンタテインメントとしては一級品だと思います。

〔伊達政宗、片倉小十郎(伊達軍)〕
 ロロノア・ゾロ真っ青(*2)の六刀流を扱う暴走族のアタマっぽい伊達政宗。しかも変な英語を使うという国際派? 
 片倉小十郎は政宗の右腕ともいうべき存在ですが、このアニメ中、唯一の常識人。無茶ブリの上司に仕えて気苦労の耐えないことと思われます。
 元々はどちらかというとマイナーな武将でしたが、このシリーズで大ブレイク。

〔武田信玄、真田幸村、猿飛佐助(武田軍)〕
 武田信玄は獅子頭に軍配を思わせる大斧を持つ武将。真田幸村は二槍を持つ信玄の部下。この二人、熱血するのはいいんですが、何かというと拳で語り合うんですな、これが。 真田幸村は辻村ジュサブロー版(*3)を知る世代にとっては別人としか思えません。
 それにひきかえ、みょ~に達観しているのが猿飛佐助。こういった肩の力の抜けたキャラクターって好きです。

〔上杉謙信、かすが(上杉軍)〕
 武田信玄のライバル、上杉謙信はちょ~美形。”私の美しき剣”ことムダにせくし~なくの一、かすが。この二人のからみは戦国モノというより、気分はもうタカラヅカ。この二人が主人公なら、宝塚歌劇団でやればベルばら以来の大ヒットになるかも(*4)。いや、マジで。

〔織田信長、明智光秀、農姫(織田軍)〕
 第六天魔王こと渋い魅力の織田信長。中の人が穴子さんとは思えません(*5)。
 サディスト全開の明智光秀。あまりお友達になりたくないタイプです。
 ガドリングガン(*6)をぶっぱなすのは織田信長の奥さん、農姫。

 と、まあ、つっこみどころ満載&BL(ボーイズラヴ)ネタてんこもりのと~っても笑える作品です。日本史が苦手でも楽しめますが、中毒性があるのでご用心。

 ところで、”独眼竜政宗辨當”は売れてるんでしょうね。私も思わず買っちゃったし。駅弁は百貨店の駅弁フェアを除けばその土地に行かないと変えないので、仙台へご旅行の際はぜひ食してください。おせじ抜きに美味しいです。
 食材のウンチクについては、”駅弁ひとり旅(*7)”に詳しいので、そちらのほうをどうぞ。

《脚注》
(*1)Production I.G
 ヤッターマンや、ガッチャマンなどを作成した”竜の子プロダクション”の流れを汲むアニメスタジオ。”攻殻機動隊”、”スカイ・クロラ”、図書館戦争”なと味のある作品を作成しています。
 次回作の劇場版“文学少女”(2010年公開予定)も心待ちにしていますよ、おぢさんは。
(*2) ロロノア・ゾロ真っ青
 尾田栄一郎の漫画”ONE PIECE”に登場する三刀流の使い手(両手に二本+口に咥えた一本目で合計三刀)。これだって、最初に見たときは相当無理があると思いましたが・・・
(*3)辻村ジュサブロー版
 NHKの連続人形劇シリーズ”真田十勇士”のこと(1975~77年)。辻村ジュサブロー(現 寿三郎)の人形が使われました。当時はこれと”新八犬伝”はけっこう見てましたが、当時のマスターテープがほとんど残っていないらしく見るのは困難のようです。NHKももったいないことをしています。
(*4)ベルばら以来の大ヒットになるかも
 池田理代子のマンガ”ベルサイユのばら”を宝塚歌劇団でミュージカル化。宝塚最大のヒット作となりました。
(*5)中の人が穴子さんとは思えません
 声を担当しているのは若本規夫。サザエさんに登場するマスオさんの同僚、穴子さんを担当されている声優さんですので”ああっ、あの声の”と思われた方も多いかと。カツオくんのガールフレンド?、花沢さんのお父さんもこの人が担当されています。
(*6)ガドリングガン
 多数の銃身を並べて斉射するガトリングガンが製品化されたのは、1861年のアメリカ。なので、1600年以前の戦国時代にこんなもんを発明できたとしたらトンデモない天才がいたんでしょうな。
 ちなみに、ガドリングは製品化した医師ガトリングの名によるもの。
(*7)駅弁ひとり旅 (アクションコミックス 櫻井 寛、はやせ 淳)
 全国の駅弁を食べ歩くというコンセプトのマンガ。第8巻は東北編で、”独眼竜政宗辨當”も載っています。初出は2009年前半なので通常版のパッケージ。でも、アニメ版のパッケージは書けないんでしょうね、著作権問題ありそうだし。

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深夜のお食事、”美女の生き血”ってダメですか?(宇宙で暮らす道具学/ラズベリー)

 ども、ミッドナイトブロガーたいちろ~です。
 おおむねブログは深夜か早朝に書いています。頭を使う(使っているか?)作業なのでシュークリーム分(*1)が不足してきますから、本当はシュークリームを食べたいところです。でも買い置きがないので、チョコレートやジャム付きトーストなどを食べています。ということで、今回のお題”深夜に食べたくなるものは何?”ですが、答えは”甘いもの”であります。
 ところで、深夜にお食事をする人といえばこのお方、”吸血鬼”。で、今回のお話は唐突に”吸血鬼と宇宙飛行”であります。

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写真はたいちろ~さんの撮影。
左はラズベリーの実、右はこの実で作ったジャムです(実、ジャムとも私のお手製)
とってもぶらっでぃ~~

【本】宇宙で暮らす道具学(宇宙建築研究会 雲母書房(*1))

 ”道具学”となっていますが、宇宙船、軌道エレベーター、から宇宙基地等まで、多くの宇宙で暮らす技術を紹介しています。各項目も短く写真も多用されているので、この分野の広範な知識を理解するには良い本。
【花】ラズベリー
 フランス語ではフランボワーズ。甘ずっぱい実がとても美味しいですが、生の実はあまり売っていません。栽培はそんなに難しくないので、自分で育ててみるのもよいかも。ラズベリーケトンという香り成分にはカプサイシン(唐辛子に含まれる)の3倍の脂肪燃焼効果があるそうですが、砂糖いっぱいのジャムにして食べたら意味あるのかな?

 以前、何かの短編で吸血鬼が宇宙飛行士になる本を読んだんですが(*4)、確かに考えてみると吸血鬼属性ほど宇宙飛行士に向く生き物っていないですね。強みがより強みに、弱みが弱みにならないんでしょうから。吸血鬼属性は諸説ありますが、主だったところをまとめてみると以下のようになります。

食事は血液だけでOK
 人間が生きていくためには食事が必要ですが、毎日同じものでは飽きてしまいますし、調理をするためのギャレーも必要です。なんでもチューブに入れてペッタンコというわけにはいきませんので保存するための場所もそれなりに必要になります。
 しかし吸血鬼の場合、血液があればOK。液体ですので保管場所も少なくても大丈夫ですし調理スペースも不要、空間利用効率から見てもベストな選択です。

棺桶の中で冬眠状態になれる
 長期間の宇宙飛行では酸素などを節約するために、”2001年宇宙の旅(*5)”では船員が長期間の冷凍睡眠になっています。しかし吸血鬼の場合には、こんな大げさな装置を使わずとも自分の意思で冬眠状態になれる様子。ドラキュラの映画なんかで棺桶の中で寝ているシーンでてきますがあれです。
 映画によっては灰になったドラキュラが生き血で復活するなんてのがありましたが、こうなってくると棺桶すら不要なのかもしれません。

コウモリ、狼、霧などに変身出来る
 人間というのは以外と移動速度は遅くて、最高速度で時速37.6Km、長距離で時速20.4Km、巡航速度で時速4Km程度です(*6)。
 これに対し狼は最高速度の時速70kmなら20分間、時速30km前後まで速度を落とせば一晩中獲物を追い回すことができるのだそうです(Wikipediaより)。もちろん人間はコウモリのように道具なしで空を飛ぶことはできません。
 荷物の搬送などもあるので車両は必要でしょうが、ちょっとした移動であれば、コウモリ、狼に変身できる吸血鬼のほうが走破能力としては人間をはるかに凌駕しています。でも、霧に変身できるってな? まあ、凶暴な敵から逃れるためにはすごい能力なんでしょうけど・・・

 逆に弱点として太陽の光に当たると灰になるとか、十字架に弱いとかありますが、太陽光は遮光型の宇宙服を持っていけば済みますし、十字架は逆に持っていかなければいいだけの話です。白木の杭を心臓に打ち込む、銀の弾丸を撃ちこむと死ぬというのがありますが、そんなことされりゃ人間だって死にます。

 ”宇宙で暮らす道具学”には人間が極限状態である宇宙で生存するためのさまざまな道具が出てきます。最大のネックは運送コストが高いことなので、軽量化、コンパクト化が図られていますが、吸血鬼を宇宙飛行士にすればかなり改善余地があると見込まれます

 てなことを、夜食のラズベリージャムを塗ったトーストとトマトジュース(*7)を飲みながら、うだうだ書いているわけであります。
 ホントはそんなことをしているより、絶世の美女の首筋に牙を突き立てながら、めくるめく官能の夜を(以下、自主規制)

《脚注》
(*1)シュークリーム分
 シュークリームそのものが持つ成分。シュークリーム分が足りなくなると疲労や集中力・思考力の低下等の症状が現れる。出典は”あずまんが大王”。詳しくはこちらのブログをどうぞ。
(*2) 雲母書房
 ”うんも”ではなく”きらら”と読みます。”きらら”と聞いて”まんがタイムきらら(*3)”を連想された方もいらっしゃるでしょうが、こちらは介護、福祉、医療などを主なジャンルとする出版社です。
(*3)まんがタイムきらら
 芳文社から出版されている萌え・癒し系コミック誌。最近では”けいおん”、”GA”、”ひだまりスケッチ”など、深夜アニメの原作コミックを出しています。雑誌は読んでいませんが、単行本化されたのはけっこうお気に入りで持っています。なにもすることのない時にぼ~~読むには良い作品が多いです。
(*4)何かの短編で
 星新一だったかな~ どなたかご存知じゃありませんか?
(*5)2001年宇宙の旅
 原作アーサー・C・クラーク、監督スタンリー・キューブリックによるSF映画の名作。宇宙船ディスカバリー号による木星探査の航行中、活動しているのは船長のデビッド・ボーマン、フランク・プールの2名ですが、それ以外に3名が人工冬眠中。
 ”2001年宇宙の旅”のブログもありますので、ご興味のあるかたはこちらから。
(*6)最高速度で時速37.6Km~
 最高速度は2009年度に100m走でサイン・ボルトがマークした9秒58、長距離は2008年にマラソンでハイレ・ゲブレセラシェがマークした2時間03分59秒から計算しました。もちろん100m走で1時間も走るわけではないですし、歩行についても1時間に10~15分程度の休憩が必要なので、あくまで理論値です。
(*7)トマトジュース
 、藤子不二雄のマンガ”怪物くん”に出てくるドラキュラは血の変わりにトマトジュースを飲んでましたね。これで代替できればとっても安上がりなんですが。


 奥様ブログ 「フラワークラフト作家”Ann”のひとりごと」はこちら

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