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もとこ先生の婚活?!(モト子せんせいの場合/もと子先生の恋人/チューリップ)

 ども、若者たちを暖かい目で見守るだけのおぢさんたいちろ~です。
 以前”35歳で独身で”でブログネタにした同僚の○○くんに恋人ができました
 いや~、実在したんだ(*1)、もとい、おめでとうございます。
 さて、恋人になる以上、どちらかが告白をしたはずです。
 今回のお題は”「告白する」「告白される」、どっちがいい?”ですが、私自身は告白待ちになると腐れ縁も~どにつっこむので「告白する派」ですが、たぶん今回の二人のケースでは○○くんのほうから告白したんだろ~な~。なけなしの勇気ふりしぼって。とてもコクって貰ったようには見えん!
 ということで今回の本の紹介は婚活まっしぐらの○○くんに贈る”モト子せんせいの場合”、”もと子先生の恋人”2本立てであります。

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写真はたいちろ~さんの撮影。
近所の公園のチューリップ。
赤と桃色のチューリップをはさむように黄色いチューリップが・・・









【本】モト子せんせいの場合(さべあ のま メディアファクトリー文庫)
 少女マンガ家のもと子先生は童顔丸顔、ロングヘアーの眼鏡っ子。そんな彼女の気になる人は担当の編集者さん。二人の恋の行方は?
 初出は少女マンガ誌”ギャルズコミックDX”の1980年。
【本】もと子先生の恋人(田中 ユタカ 白泉社)
 少女マンガ家のもと子先生は童顔丸顔、ロングヘアーの眼鏡っ子。そんな彼女の気になる人は担当の編集者さん。二人の恋の行方は?
 初出は青年誌ヤングアニマル増刊”あいらんど”の2004年12月号
【花】赤いチューリップ
 幼稚園児のお絵かきの定番ともいえる花で、いろんなカラーリングがあります。その分、色によって花言葉が分かれていて、赤=愛の告白、桃=誠実な愛、黄=実らない恋、紫=永遠の愛、斑=疑惑の愛、などがあります。

 上記の本の紹介ですが、別にコピペをミスったわけではなく、本当にこういうお話です。でも、時代の違いなのか恋人達のアプローチがかなり変わってきています。

〔モト子せんせい〕
 恋愛にはちょ~奥手ですが、その原因は短大時代に酔っ払って朝起きると見知らぬ男の部屋で寝ていたという暗い過去が原因。”無意識のうちの処女喪失!? とうい強迫観念”に思い悩むお嬢さんです。友人が結婚したり恋人ができたりするうちに意を決して”お見合い”するわけですが、この時モト子せんせい、御年23歳!(ちなみにお相手の男性は29歳銀行員)
 さべあさんがあとがきに書いていますが、当時はクリスマスケーキのたとえのごとく女性の適齢期は24歳という時代でした(*2)。

 もうひとつは処女性に対するこだわり。

  モト子せんせい:結婚相手ハ絶対純潔!
          ・・・って感じよねー、あのタイプは。ちんぷねー

 とか言いながら、結婚初夜で処女じゃないことがバレたシーンをこんな風に妄想しています。

  結婚相手:キミは!いつわっていたのか!!
  モト子せんせい:そんな!! 愛があれば処女性なんか・・・
  結婚相手:うるさい、だまれ! 即刻離婚だ!!

 今なら笑い話にもなりませんが(*3)、モト子せんせいは真剣に悩んでいます。
 セクハラまがいだと気を悪くされた方には申し訳ありませんが、知っていただきたかったのは、こういう時代を今のお父さん、お母さん世代が生きてたってことであります。

〔もと子先生〕
 見た目おっとり型で、幼児性の色濃い性格のもと子先生ですが、意外と積極的。彼氏の手をそっとにぎったり、ちゃんと告白しているのはもと子先生のほう。
 作家と担当という関係にうじうじ悩んでる彼氏に対するもと子先生の一言。

  もと子先生:人を好きになるなら、堂々と好きになりたいです

 彼女のほうからキスもするし、いっしょにお風呂に入るのをさそったりしています。裸エプロンをサービスしちゃったりしてるし・・・

 女性の変化もそうですが、男性も時代で変わってきています。どちらかというとヘタレなもと子先生の彼氏に対し、モト子せんせいの彼氏のほうは、寝込んだ彼女に何もしない(だからモト子せんせいはちゃんと処女)というモラルもあるし、ちゃんと自分から恋人になって欲しいという告白をしています。
 やっはりこんなタナボタ待ってるだけじゃなく、男としては積極的に告白するほうがいいんでしょうね。
 ただ、うちの娘をナンパするんじゃないぞっと!

 余談ですが、作者、時代が違うのにこんなに”もとこ先生”が似ているのは実はモデルっぽい人がいるから。これライトノベルの元祖”新井素子(*4)”さんのキャラクターなんですね。おぢさん世代のSFファンにとって眼鏡っ子キャラの作家といえばこの人でした。新井素子さんも25歳で結婚して、そのときのどたばたを描いた”結婚物語”&”新婚物語”というコメディを出されています。

 最後ですが、○○くんへのおぢさんからの一言
  せっかくの赤いチーリップなんだから、黄色いチューリップにしないでね!

《脚注》
(*1)実在したんだ
 最近は”脳内恋人”とか、ネトゲ上の”俺の嫁”とかいるので油断できません。
(*2)当時はクリスマスケーキのたとえのごとく~
 そのココロは”クリスマスケーキは24日までは売れるが、25日になると売れない”から。今どき、会社でこんなことを言おうもんなら間違いなくセクハラでぶっ飛ばされます。
 ただ、このお話が出版された1980年当時の初婚年齢を見ると、女性は24歳をピークに鋭角な山型を、男性は27歳をピークにゆるやかなカーブを描いていますので、当時の世相を考えるとあながち無茶苦茶というわけでもありません(厚生労働省のホームページより)。
(*3)今なら笑い話にもなりませんが
 こんな理由で離婚訴訟なんかできるはずもないでしょうが、むしろ取るモン取ってささとわかれた方がマシでしょうね。
 かといって、なんでもありの異性交遊をすすめているわけではありません。これでも娘を持つ父親なんで・・・
(*4)新井素子
 高校2年生でデビューしたSF作家。ぬいぐるみ愛好家。迷子の天才。
 ”結婚物語”は沢口靖子、陣内孝則主演でTVドラマ化されました。主題歌の”Hold On Me(小比類巻かほる)”はアラフォ~のCDにも収録されています。詳しくはこちらから

 奥様ブログ 「フラワークラフト作家”Ann”のひとりごと」はこちら

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