« 歌う船、宇宙の中では平気なの♪(歌う船/くるみ) | トップページ | 惑星規模の家庭菜園?!(メイキング・オブ・ピクサー/苔/ジェネシス計画) »

一杯、一杯、また一杯(李白詩選/エゾノツガザクラ)

 ども、これでもけっこうおつまみを作るが上手いたいちろ~です。
 今回のお題は”家飲みが好き!「おうち居酒屋」のいいところ教えて!”ですが、まあ、お金のかからないところと、そのまま寝てしまえることですかね。お酒を呑まないと寝れないので(アル中か!(*1))、だららんとした休日にはもってこいです。
 ということで今回ご紹介するのは”李白詩選”より、”山中与幽人対酌(山中にて幽人と対酌す)”であります。

Ezono
写真は北海道)大雪山のエゾノツガザクラ。
大学時代の友人からいただいたものです。
”たぶん”との注釈がありましが、まあかわいいからいいか。





【本】李白詩選(李白 岩波文庫)
 ”一斗の酒を飲めば百篇の詩が吐き出す”という中国盛唐の呑ん兵衛詩人、李白の詩集。漢文の授業で習った”黄鶴樓にて孟浩然を送る(*2)”の作者。覚えてますか?
【花】エゾノツガザクラ(蝦夷の栂桜)
 ツツジ科か!ツガザクラ属の常緑小低木。北海道~東北地方以北の高山帯の適度に湿り気のある岩場や草地に群生する高山植物。

 山中与幽人対酌    山中にて幽人と対酌す
   両人対酌山花開  両人対酌すれば 山花開く
   一杯一杯復一杯  一杯一杯 また一杯
   我酔欲眠卿且去  我酔いて眠らんと欲す 卿 しばらく去れ
   明朝有意抱琴来  明朝 意あらば 琴を抱きて来たれ

現代語訳
 山中で隠者と酒を酌み交わす
   我らふたりが酒を酌み交わせば 美しい花が咲く
   ついつい我らは、一杯一杯、また一杯と杯を重ねた
   「ああ、私はすっかり酔ってしまったよ、
   眠くなったから、ひとまず帰ってくれないか?
   そして、明日の朝、気が向いたなら、琴を抱いて来てくれ。」

          (春蘭さんのHP”花木蘭”より)

 けっこうわがままな李白さんですが、私も飲んだら寝るほうなので気持ちはわかります。”眠くなったら寝る”のが私の主義なので、夕方から呑んでる日曜日なんかは、サザエさんが終わったころにはすでに寝ているという健康的なのか不健康なのかわからん生活を送っております。

 お酒はというと家でひとりで呑むか、知人とうだうだ話をしなが呑むのが好きですね。ど~でもいいような話をだらだらするのもおつなもの。その人の隠れた一面が見えたりして面白いものです。ただ、最近おつまみが減って、酒が増えているのが困りモノ(*3)。さすがに何を話したか記憶にないほど呑むことはないですが、電車の乗り過ごしなんかしょっちゅうです。

 逆にダメなのが、スナックとかおねいさんのいるお店。別に人見知りというわけではないんですが、根が関西人なので女性がいるとついつい受けよう精神が出てしまうので、かえって気づかれします。同じ意味でカラオケもあんまり好きではありません。次に歌うのをどれにするかにはまって、お酒に集中できないし・・・
 その点、家だと気を使う必要もないし、李白さんのように自然にかこまれて、なんのしがらみもなく友人と呑めるんであれば最高です!

 李白の詩の中にある”山花開く”ですが、何の花かはわかりませんが、高山植物から”エゾノツガザクラ”をチョイスしました。なんとなく、お銚子をひっくり返したように見えたので。 ま、本物のお銚子がこんだけ空いたらヘベレケでしょうが・・・

 ところで、HPをいろいろ見ていると”小烏(こがらす)草子 漢詩四コマ劇場”みたいに漢詩を4コママンガにした変り種もありました。どうも、堅苦しいイメージのある漢詩ですが、こうやってみると結構肩の力を抜いて読めるので面白いですよ。
 でも、英訳されるとどうもねえ

  A couple exchange cups,
    mountain flowers open.         
  One cup one cup,and one cup.

          (”渓閃さんのHP”より引用)

 いや、英文として正しいのはわかってるんです。でも、カップルがエクスチェンジ(交換)は男どおしの怪しい関係っぽいし、ワンカップは、なんとなく”ワンカップ大関”を連想しそうだし(*4)。

 ”李白詩選”は真剣に読むというより、暇な時にパラパラめくるよう、もっというとブログのネタ用に買ったりなんかして。日常的には漢詩なんか読むことないので、たまにはいいかな~と。

《脚注》
(*1) アル中
 アルコール依存症のこと。Wikipediaの説明では”薬物依存症の一種で、強迫的に飲酒行為を繰り返す精神疾患”と怖い表現になってます。
(*2) 黄鶴樓(おうかくろう)にて孟浩然(もうこうねん)を送る
 (黄鶴楼送孟浩然之広陵)
 ”故人西のかた 黄鶴樓を辭し”で始まる惜別の歌。”七言絶句”の形式ですが、あったな~こういうのも。
 全文は、関西詩吟文化協会のHPでどうぞ。
(*3)最近おつまみが減って、酒が増えているのが困りモノ
 だいたいパーティなんかでは料理の減り方が平均年齢のバロメーターで、若いモンのパーティだと料理なんかどんどんなくなっていきますが、年寄りのパーティでは料理がほとんど手付かずで残ってしまいます。
 モッタイナイ!
(*4)なんとなく”ワンカップ大関”を連想しそうだし
 べつに、渓閃さんがどうのということではありません。神社仏閣にある英文の説明がな~~んとなく違和感があるのと同じでしょうか。


 奥様ブログ 「フラワークラフト作家”Ann”のひとりごと」はこちら

« 歌う船、宇宙の中では平気なの♪(歌う船/くるみ) | トップページ | 惑星規模の家庭菜園?!(メイキング・オブ・ピクサー/苔/ジェネシス計画) »

小説」カテゴリの記事

」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/528774/46387663

この記事へのトラックバック一覧です: 一杯、一杯、また一杯(李白詩選/エゾノツガザクラ):

« 歌う船、宇宙の中では平気なの♪(歌う船/くるみ) | トップページ | 惑星規模の家庭菜園?!(メイキング・オブ・ピクサー/苔/ジェネシス計画) »

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

無料ブログはココログ