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ねば~ネバ~ギブアップ!(火の鳥 未来編/オクラ)

 ども、夏バテ気味のたいちろ~です。
 今回のお題は”夏の疲れを解消! 好きなスタミナ料理を教えて”ですが、基本的に食べられればなんでもいいという食生活を送っていますので、贅沢は言いませんが、年のせいかさっぱりしたものが良くなりましたね
 ということで、今年初めて植えてみました”オクラ”をお勧めします。

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写真はたいちろ~さんの撮影。
庭のオクラ。スーパでしか見たことない人は驚かれるでしょうが、オクラの実は上に向かって伸びます(左)。右は開花直前のオクラの花です。

【本】火の鳥 未来編(手塚治虫 角川文庫他)

 人類のおろかな戦争により、地球上のあらゆる生物が死に絶える世界。独り生き残った山之辺マサトは宇宙生命”火の鳥”により永遠の命を与えられ地球の復活を図る。
 手塚治虫のライフワークにして、マンガの最高峰の作品。
【花】オクラ(Okra)
 原産地はアフリカ北東部で、紀元前元年頃にはすでに栽培されていたという野菜。意外なことにオクラは英語名。日本語では”アメリカねり”というそうです。
 花言葉は”恋によって身が細る”。実の形からでしょうかね?

 今やネバネバ食品として人気のオクラですが、植えてみようと思ったのは最近のことです。料理もさっと茹でて細かくきざむだけですのでとっても楽。ただ、そんなにいっぺんに採れないので冷奴の上にのせて食べています。

 たまに食べるのが”ネバネバ丼”。納豆、オクラ、長芋、まぐろのぶつ切りなどをご飯にのせて混ぜるだけという料理です。健康情報のホームページでは”薬膳料理”になっていました。
 あのネバネバは、ペクチン、アラピン、ガラクタンなどの食物繊維。他にも、ビタミンA、B1、B2、C、ミネラル、カルシウム、カリウムなどが含まれるため、コレステロールを減らす、夏ばて防止、便秘・下痢に効く腸整作用などが期待できるのだそうです(Wikipediaより)。

 さて、ネバネバの出てくる本ですが、どうもホラー系とかに行ってしまいそうなので、ちょっと目先を変えて、手塚治虫の名作”火の鳥 未来編”から。

 主人公の山之辺マサトは愛した不定形生物ムーピー(*1)のタマミを甦らせるためにロボット、人工生命を作りますがすべて失敗。最後にたどり着いたのが滅亡した生命そのものを復活させることにします。
 そしてマサトは海辺でネバネバした液体(*2)=生命の源を流し生命の復活を願います

  わたしの計算が間違っていなければ
  この見知らぬ海岸のかたすみで
  有機物が水に溶けてコトイドになり・・・
  そのコロイドがいくつかまざりあって
  コアセルベートというゼリーのようなものになり・・・
  それが長い長い年月のあいだに
  次第に原始生命みたいなものになっていくのだ
             (本書より引用)

 確か理科の時間だったかな? ”生命の起源”で習ったような気がします。コアセルベート説(*3)を唱えたのがアレクサンドル・オパーリンという学者さん。これを実験で再現したのが”ユーリー・ミラーの実験(*4)”というもので、フラスコの中で火花をとばして生命ができるといったイラストにドキドキした覚えがあります。

 で、”火の鳥”では長き時間の果て(*5)、生命が地球に満ち溢れてきます。命を正しく使って欲しいという火の鳥の願いを受けながら。

 なんだか、オクラの話が遠いところに行っちゃいましたが、いいじゃないですか暑いんだし。
 オクラは意外にも薄黄色で大輪の花が咲きます。ヤツデ状の大きな葉っぱといい観賞用にも向く植物ですので、育ててみるには面白いですよ


《脚注》
(*1)不定形生物ムーピー
 不定形なので、人間形などに変身できます。タマミはマサトの恋人。二人でムーピーゲームというテレパシーを使ったデートを楽しんでいるシーンがありますが、現実の閉塞感との対比が秀逸。
(*2)ネバネバした液体
 ほんとうにネバネバしてるかどうかはわかりませんが、手塚治虫の絵でなんとなくそう思っています。
(*3)コアセルベート説
 別名”スープ説”。たしか”生命のスープ”という言い方をしていました。イメージ的にはこっちのほうが詩的で好きです。
(*4)ユーリー・ミラーの実験
 原始地球の大気組成と考えられていたメタン、水素、アンモニアをガラスチューブに入れて、水蒸気と混合させたところで火花放電させるとアミノ酸が発生するというもの。この分野は門外漢なのであまり詳しく知りませんが、ご興味のあるかたは調べてみてください。
(*5)長き時間の果て
 なにせ、30億年です。山之辺マサトは私の知る限り最も長命な人間です。


 奥様ブログ 「フラワークラフト作家”Ann”のひとりごと」はこちら

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