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レインボーマンのパロディーか、チャンドラーへのオマージュか?(仮面ライダーW/風車)

 ども、ハードボイルドなブロガー、たいちろ~です。
 さて、エヴァ的エンディング(*1)を迎えた”仮面ライダーディケイド”の後番組、”仮面ライダーW(ダブル)”ですが、けっこうはまっています。
 新番組の宣伝を見てた時はレインボーマン(*2)のパロディーかと思いましたが、探偵モノのオマージュだったんですね、一応。肉体労働者は”探偵物語”だし、頭脳労働者は”フィリップ君”だし。
 ということで、今回はガキんちょはもちろん仮面ライダー人気を支えるお母様方もあまりご存知でない元ネタ探しの旅であります。

Photo
写真はたいちろ~さんの撮影
カリフォルニア州にある風車です





【TV】仮面ライダーW(ダブル)
 2009年9月より放映開始された平成仮面ライダー第11作目(テレビ朝日)。
 翔太郎とフィリップの2人が合体して変身するという”超人バロム・1(*3)”のような仮面ライダー。
【旅行】カリフォルニア州にある風車
 米国は、カリフォルニア州で大規模な風力発電ファームを建設してるとのことなので、風力発電用の風車だと思われます。
 風力発電自体はエコ、低価格などのメリットがある反面、出力が安定しない、設置場所を選ぶなどの欠点もあり、あまり街中に設置するのは向かないと思うんですが。

 さて、ざっと思いついた元ネタですが
①帽子の探偵&ガキっっぽい女の子 ← 探偵物語
 帽子の探偵といえば松田優作演じるTV版”探偵物語”。YouTubeの映像を見ていただければ、まんまです。主人公の探偵”工藤俊作”の名はマンガ”名探偵コナン(青山剛昌)”のコナン君の本名、工藤 新一のオリジナルでもあります。
 ガキっぽい女の子+探偵は映画版”探偵物語”。主人公のお嬢様を薬師丸ひろ子が担当。松田優作も主演していますが、TV版とは別物。映画は見ていませんが、主題歌はよく覚えいています。

②主人公がフィリップ君 ← フィリップ・マーロウ
 レイモンド・チャンドラーの生み出したハードボイルド小説の探偵が”フィリップ・マーロウ(Philip Marlowe)”。探偵事務所のシーンでは代表作の”長いお別れ”が原書”The Long Goodbye”と新訳”ロング・グッドバイ(村上春樹訳)”で置いてありました。

③仮面ライダーW(ダブル) ← W(ダブル)の悲劇
 仮面ライダーのほうはアイスクリーム2段重ねでしょうが、夏樹静子の推理小説に”Wの悲劇”があります。というより、薬師丸ひろ子の主演で映画化されたので、こっちのほうが有名かも。さらにそのオリジナルがエラリー・クイーンの推理小説”Xの悲劇”。

④お前の罪を数えろ! ← 三つ数えろ
 決め台詞の”お前の罪を数えろ!”ですが、これもレイモンド・チャンドラーのマーロウ物”大いなる眠り”の映画名。主演はハードボイルドモノの名優”ボギー”こと”ハンフリー・ボガート”。この人も帽子がよく似合います。

⑤第2話 帽子が風で飛ぶシーン ← 人間の証明
 ”人間の証明”は、森村誠一の長編推理小説。こちらも松田優作の主演で映画化(1977年)。”母さん、僕のあの帽子どうしたでしょうね”という西條八十の叙情的な詩と、帽子が風で飛んでいくシーンはとても印象的でした。

⑥第3話 サブタイトル”Mに手を出すな” ← 現金に手を出すな
 現金は”げんきん”ではなくて”げんなま”。往年の名優ジャン・ギャバンによるフランス製ギャング映画。さすがにここまで古いと見てはいませんが、ギャバンはシムノンのメグレ警視役(*4)も当たり役だったそうです。

 あまりハードボイルドモノを多く読んでいるわけではないですが、それでもざっとあげるだけでもこれぐらいあるのだから、その道のマニアがいれば1年間で謎本1冊が書けるぐらいネタあるんだろ~な~
 よっぽど好きモノのスタッフがいるんでしょうけど、頼むから”電ライナー殺人事件”をオーナーがワトソン役で解決するなんてのはやめてくださいね(*5)。

 街の名前が風都だったり、やたら大きな風車があったり、仮面ライダーがマフラーしてたり(*6)と”風”をモチーフにしたシーンは初代ライダーを彷彿とさせますが、中身はかなりコミカル。でも、けっこう期待してたりなんかしてますよ!

《脚注》
(*1)エヴァ的エンディング
 多くの謎をぶんなげたままでTVシリーズを終了させて、映画で謎を(いちおう)解決させるという最終回の手法。エヴァはもちろん”新世紀エヴァンゲリオン”の略。でも、仮面ライダーも12月の映画公開まで引っ張るか~~
(*2)レインボーマン
 川内康範原作の特撮ヒーローシリーズ。”月火水木金土日”と七つの能力をもつ戦士。後半では2つの能力が合体するとこなども元祖”W”。
 ”W”は意外とレインボーマンの設定を忠実になぞっていて、”サイクロン”の緑はレインボーダシュ4(草木の化身)のカラーリングで、風使いの能力、”ルナ(月)”の金色でうにょ~~んと伸びる能力はレインボーダッシュ1(月の化身)のカラーリングで、すべての関節をはずしてヘビみたいになる能力の相似形です。
 でも、あんまり知らないだろ~な~、この放送がNET(現テレビ朝日)で流れたの、1972年だし。
(*3)超人バロム・1
 白鳥健太郎と木戸猛が、二人の友情のエネルギーによって合体し超人バロム・1に変身するというストーリー。1972年に日本テレビ系で放映。冗談のようですが、原作は”ゴルゴ13”の生みの親、さいとうたかお。
(*4)シムノンのメグレ警視役
 メグレ警視はジョルジュ・シムノンによる推理小説、”メグレシリーズ”の主人公。これもまだ読んでいないので、今度読んでみましょう。
(*5)”電ライナー殺人事件”をオーナーをワトソン役で~
 ”電ライナー”は”仮面ライダー電王(でんおう)”に登場する時を越える電車。”電ライナー殺人事件”の元ネタはアガサ・クリスティの”オリエント急行殺人事件”です。登場する名探偵はエルキュール・ポアロですが、ワトソン役で電車会社の重役が登場しています。オーナー役はもちろん石丸謙二郎で・・・が
(*6)仮面ライダーがマフラーしてたり
 どっちかつ~と”サイボーグ009”に見えるんですが・・・

 奥様ブログ 「フラワークラフト作家”Ann”のひとりごと」はこちら

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