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キリストさんとの出会い、宗教画じゃないけど(イバラード博物誌/春日丘高校)

【本】イバラード博物誌井上 直久 架空社)
 イバラードは画家・井上直久によって創造された架空の世界にある国。イバラードの語源は、井上直久氏が教鞭をとっていた学校があった大阪府茨木市(いばらきし)だと私は信じています。
【旅行】大阪府立春日丘高校
 我が母校。かすがおかこうこうと読みます。通称”かすこ~”。自由な校風の故か、”努力しない天才と、努力する秀才の行く学校”と呼ばれました。公立高校で23年ぶりに野球部が甲子園に出場した際は進学校扱いしてもらって、OB一同過分な扱いに恐縮しました。

Kasugaoka1_2
Kasugaoka3_2
Kasugaoka2_2 写真はTAKUYAさんのHPより
さよなら本館まつり
左は旧本館,、中は本館の階段、右は美術室です




 ども、活字派ブロガー(*1)のたいちろ~です。
 今でこそ、ブログで駄文を書き綴っている身ですが、これでも昔は絵もうまかったんですよ、学校の授業だけですが。
 ということで今回のお題は”ア~ットする青春”

 中学校の時、学校の恒例行事で”写生大会”というものがありました。中学校3年生の時に学校の近所の味噌工場(*2)で絵を描くのが課題。さすがに現物は残っていませんが、大きな味噌樽を中心に、黄色を基調とした絵だったと思います。本人としては、ピカソの”青の時代(*3)”のパロディのつもりだったんですが・・・
 で、この絵が学年1位になりました。後から聞いた話ですが、最終選考をしている時に、クラスの女の子が美術の先生のとこに遊びに行っていて、先生が”どれが良い?”と聞いたところ、私の絵が良いといってくれたとの事。理由は”賞をもらったらこの人が一番喜びそうだったから”。昔から単純だったんですね

 プチ自慢はこの辺にして、高校も芸術の選択授業は美術。で、美術の先生が、すごく痩せていて、あごひげを生やした人であだ名が”キリストさん”。
 当時では珍しかったアクリル絵の具で描く絵を教えていただきました。また、絵の描き方が変わっていて、”輪郭を描かない”、つまり外の線を先に描いてその中を塗り絵のように色を付けるのではなく、色調の違いで形を表わすという描き方でした。そんなに熱心な生徒ではありませんでしたが、けっこう好きでしたよ、美術の授業。おかげで良い成績をいただきました(*4)。

 この先生が”井上直久”さん。後に”イバラード”シリーズや、スタジオジブリのアニメ映画”耳をすませば”の背景画を担当された画家です。
 宗教画でこそありませんが、アクリル絵の具特有の透明感のある幻想的な作風です。まだ観ていませんが、スタジオジブリから”イバラード時間”というDVD画集も出されています。

 オフィシャルホームページに近影が載っていましたが、キリストさんっぽいお姿も健在なようでなにより。

 絵の説明をつたない文章で表わすのは難しいので、まず観てください。(HPのギャラリーはこちら)。
 たまには、こういった幻想的な絵を見ながら浮世を離れてのんびりするのも良いかなと思います。



《脚注》
(*1)活字派ブロガー
 ”ブログ⇒書籍化”で一発当てたいなら、マンガ系の方でしょうね。本読み向けだと”今日の早川さん”なんかは今や早川書房の顔になっています。
 マンガと文芸系だと初版の冊数もでんでん違うそうです。
(*2)近所の味噌工場
 なぜ、味噌工場かというと、中学校が愛知県岡崎市、八丁味噌の本場にあったからであります。
(*3)青の時代
 パブロ・ピカソの初期を代表する、暗青色を基調とした画風(1901~04年ごろ)。ピカソは、ゲルニカに代表される狂気のデザインセンスの持ち主のように思われるかもしれませんが、天才的なデッサン力の裏づけがあってのこと。そのなまめかしいデッサンを見ていただければ素人目にも”この人は天才だ!”ということが実感できます。美ヶ原彫刻の森美術館にある”ピカソ館”がお勧めですので、ご興味のある方はぜひ。
(*4)おかげで良い成績をいただきました
 まあ、遺伝もあったのかもしれません。ずいぶん後に聞きましたが、亡くなった親父は美術の先生志望だったそうです。家にも何個か絵や塑像がありました。

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コメント

井上先生、濃い顔にますます磨きがかかって、精力的に活動されているようですね。私も美術を選択してましたし、それなりにお褒めの言葉もいただいてましたよ。クラブは写真部だったので、よく写真の話を先生としたものです。先生も写真が好きだったようで、写真部の誰よりもいいカメラをお持ちのようでした。久しぶりにアクリル画でも描いてみようかな?下手な写真を続けるよりも、絵のほうがいい金になったりして。

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