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桜の木の精って男なんだって(櫻の園/二ヶ領用水宿河原堤桜並木)

【本】櫻の園(吉田秋生 白泉社文庫)
  数百本の桜に囲まれて、”桜の園”と呼ばれる名門女子高校”桜華学園”。ここの演劇部は、春の創立祭りに『桜の園』(*1)を上演するのが伝統です。演劇部に所属する少女たちの人間関係と心理を描いた青春マンガの名作。
 初出は1985年の『LaLa』(*2)に連載されました。
 2回映画化されていますが、今回のテキストは原作のマンガ版。
【旅行】二ヶ領用水宿河原堤桜並木(にかりょうようすいしゅくがわら)
 二ヶ領用水は、神奈川県川崎市を流れる疎水(用水路)。武蔵小杉駅、宿河原駅(ともにJR南武線)付近は神奈川県では桜の名所として有名。水辺にプロムナードがあったりして、散策するにも良いところです。

2009040501 2009040502
写真はたいちろ~さんの撮影
桜が満開でした。





 先日(2009年4月5日)、会社の人たちとお花見に行ってきました。
 わ~い、デートだ!(*3) 

 ということで、今回のお題は”お花見”であります。

 あまり有名すぎる所では込みそうということで、二ヶ領用水の宿河原宿堤をチョイスしました。
 二ヶ領用水は住宅街を流れていることもあって、カラオケとかで大騒ぎしている団体がおらず、静かに桜を観ることができるのも、高ポイント。
 そぞろ歩きするにも適当な距離なので、お散歩気分も満喫できます。
 お店とか屋台は少ないので、お弁当をもってお出かけするのが良いでしょう(*4)。

 思った以上にお勧めの穴場スポットです。

 写真撮ったり、疎水のほとりのプロムナードにシートを引いてず~っとおしゃべりしたりしてました。名古屋の縦ロールの話とか、寮生活の話とか、女子高時代の話しとか。
 こういうのって、結構好きですね。ちょっと、高校生っぽいですが。
 とても楽しかったです。
 来年もよければ一緒に行きましょう。

 さて、表題の”桜の木の精って男なんだって”というのは、『櫻の園』(吉田秋生)に登場する女子高校生で演劇部員の杉山さんのセリフ。話しのお相手は同じく演劇部の部長さんで男嫌いの志水さん。言われた志水さんは、桜の木から飛びのいています。

  それじゃあ

  この学校は百人の男にとりかこまれているってことなの
  悪い冗談だわ、なんてグロテスクなの
  ここを”桜の園”って呼ぶのと同じくらい


  『櫻の園』に登場する女の子たちは、みんな何がしかのコンプレックスを持っています。志水さんの場合は”しっかりしたお嬢さん”と言われること。”かわいいお嬢さん”、”かわいいお嬢さん”と言われないことが、かえって自分を縛りつけいると感じているようです。
 あと、小学校4年生で生理がきて、”おませさん”と言われたことが男性嫌いのトラウマになっています。

  ふくらみかけた胸に布をまきつけ
  歩く時は、しらずしらず前かがみになった
  胸がはりさけそうなのは
  自分のみじめさか
  邪険にしていた乳房(ちぶさ)の痛みか

 高校生の娘を持つおと~さんとしては、悩んでしまいますね。

 25年近く前の少女マンガですが、吉田秋生独特のシャープな線と、軽くくだけた雰囲気は、今読んでも古さを感じさせません。
 現在でも入手可能なロングセラー(*5)ですので、ぜひ読んでいただきたい名作です。

《脚注》
(*1)桜の園(岩波文庫 他)
 ロシアの劇作家アントン・チェーホフによる戯曲。読んでる途中です。
  南ロシアの5月,美しく咲いた桜の園に5年ぶりに帰ってきた当主ラネーフスカヤ夫人。しかし,広大な領地はすでに抵当に入り,まもなく競売にかけられる運命にある。さまざまな思いの交錯するなか,いよいよその日がやって来た…(Amazon.comより)
(*2)LaLa
 『花とゆめ』と並ぶ、白泉社発行の少女漫画雑誌。若いころ読んだ感想では、『花とゆめ』が、スケバン刑事(和田慎二)、ガラスの仮面(美内すずえ)、笑う大天使(川原泉)といった、マニアックでもメジャー受けする作品、『LaLa』は、月の子(清水玲子)、日出処の天子(山岸凉子)、綿の国星(大島弓子)とマニア度をディープ化させたような印象でした。
 てか、男子高校生がなんでそんなもん読んでる!
(*3)わ~い、デートだ!
 すいません、見栄張りました。
 昨年入社の女性と並んで写真を撮ったら、”親子みたい!”と言われてしまいました。 ま、二廻り以上年の差があればね・・・
(*4)お店とか屋台は少ないので~
 ビールとワイン、お菓子だけ持っていっておつまみは現地調達にしました。思いのほか、お店があんまりなくて、焼き鳥、お好み焼き、フルーツぐらいしが買えず、貧乏花見になってしまいました。ごめん!
 来年も行くようなら、お寿司ぐらい持って行きます。
(*5)現在でも入手可能なロングセラー
 私が持っているのは2008年3月15日発行の第23刷です。
 やはり、名作は長く読み継がれて欲しいものです。

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