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いつの世にも、バラは咲き、そして枯れる(ロミオとジュリエット/シクラメン)

【本】ロミオとジュリエット(シェイクスピア 角川文庫他(*1))
【DVD】ロミオとジュリエット(出演: オリヴィア・ハッセー, 監督: フランコ・ゼフィレッリ)
 説明不要の恋愛悲劇の名作。最近では、レオナルド・ディカプリオ、鈴木杏、古くは鉄腕アトムで”ロビオとロビエット”というのもありました。定番はやはりオリヴィア・ハッセー版。
【花】シクラメン
 冬になると、羽を半開きにした蝶々のような形の花が咲きます。花言葉は”はにかみ”、”遠慮がち”。意外にも、もともとは香りはしない花だそうです。和名は”豚の饅頭(ブタノマンジュウ)”ですが、女性にこれを言うと嫌われます。

Photo
写真は、たいちろ~さん。近くの園芸店にて

 


 冬になると、花の種類が減りますが、その中でも代表的なのがシクラメン。会社の近所のカレッタ汐留にも、鉢植えがたくさんおいてありました。シクラメンといえば、おぢさん世代にはやはり”シクラメンのかほり(*2)”が印象的です。

  ためらいがちに かけた言葉に 驚いたように ふりむく君に
  季節が頬をそめて 過ぎてゆきました


 ”単なるナンパやん!”とか、風情のないことを言ってはいけません。花言葉のように、”はにかむような少女との淡い想い”を胸に抱いて、おぢさんたちは青春してたんですよ。あのころに戻れるなら、僕は何を惜しむだろう・・・

 歌っているのは、布施明。最近の若いお母さま方には”仮面ライダー響鬼(ひびき)”の主題歌(*3)を歌った人といったほうがわかりがいいかも。この人は歌手としても有名ですが、ハリウッド女優、オリヴィア・ハッセーと結婚したことでも有名。オリヴィアは、”ロミオとジュリエット(1968年版)”のジュリエットを演じた女優さんです。ということで、今回は”ロミオとジュリエット”のお話。

 今回のブログを書くにあたって改めてみましたが、やっぱりオリヴィアがかわうい!
ジュリエットは14歳になる直前との設定ですが、その時のオリヴィアは15歳だったそうです。

お題は、”ロミオとジュリエット 愛のテーマ”(*4)の一節

  いつの世にも バラは咲き そして枯れる
  若さも同じこと やがて うつろう


  The world wags on  A rose will bloom  It then will fade
    So does a youth  So does the fairest maid

 初めてロミオとジュリエットが出会うシーンで歌われています。

 このシーンのジュリエットは、まだどこかに幼さを残した少女。漆黒のロングヘアに、つぶらな瞳、ぎこちないダンスすら愛おしさを禁じえません。見つめるロミオの息遣いすら、胸を締め付けられます。

 でも、仮死の薬を飲むシーンになるころには、大人の女性すら感じさせます。

 蕾が花開く一瞬の刻(とき)を切り取ったような輝き

 オリヴィアが名女優なのか? すべての女性がそうなのか?
 我が家のお嬢様も高校3年生ですが、やはりこんな刻を迎えるのでしょうか?
 父親にとっては、永遠の謎です。

 ”ロミオとジュリエット”の花といえば薔薇でしょうが(*5)、シクラメンとの話のつながりも思いのほかありました。
 今回のお話は、自分でも、とても気に入っています。

 ”ロミオとジュリエット”は映像、音楽とも永遠の名作、この映画に限っては吹替ではなく英語のほうがいいです。日本人には照れてしまうセリフでも、英語と字幕であれば、すんなり心に染み込んできます。最高のお勧め!


《脚注》
(*1)角川文庫他
 角川文庫版の表紙の絵は、金子國義。この画家は、かつて富士見ロマン文庫という、海外の古典的ポルノ小説のレーベルで表紙を数多く手がけていて、古い本読みとしては、と~っても違和感があります。絵としては名画なんですけど。
(*2)シクラメンのかほり
 1975年の日本レコード大賞受賞曲。作詞・作曲は”歌う銀行員”小椋佳。この人は第一勧業銀行(現 みずほ銀行)に在職する傍ら、シンガーソングライターとして”さらば青春”、”俺たちの旅”などの名曲を出しています。
(*3)”仮面ライダー響鬼(ひびき)”の主題歌
 エンディングテーマの”少年よ”(作詞 藤林聖子 作曲 佐橋俊彦)。響鬼自体は玩具の売り上げはふるわなかったそうですが、パーカッションを多用した音楽は、高いクオリティだと思います。
(*4)ロミオとジュリエット 愛のテーマ
 ニーノ・ロータの名曲。甘く切ないメロディです。
 歌詞は”Little Sheep”から転載させていただきました。
(*5)”ロミオとジュリエット”の花といえば~
  名前? 薔薇は、別の名前で呼んでもその香りは同じ
  ロミオがロミオでなくても あの方のすばらしさに変わりはない
  その名を捨てて 
  そのかわりに 私のすべてをあたなのものに
 有名なバルコニーのシーンでの、ジュリエットのセリフです

今回は、脚注が少ないです。人は感動すると口数が少なくなると、改めて知りました。



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