かみつれの花が咲いたら(図書館戦争/かみつれ)
かみつれの花が咲いたら(*1)
写真は”Keiの想いの部屋”から
【本】図書館戦争(有川 浩 メディアワークス)
【コミック】図書館戦争(有川 浩 ふる鳥 弥生 アスキー・メディアワークス)
図書館戦争(弓 きいろ 有川 浩 白泉社)
【DVD】図書館戦争(プロダクション I.G 角川エンタテインメント)
検閲から本を守るために図書館とメディア良化委員会が武力闘争する時代。図書特殊部隊(ライブラリー・タスクフォース)の活躍を描く。過激な作品名ですが、でもラブコメ。原作は第39回星雲賞(*2)日本長編作品部門を受賞。
【自然】かみつれ
カモミールまたはカモマイル。リンゴの果実に似た匂いがあり、アロマオイルや、ハーブティにつかわれます。
”図書館戦争”のDVD Vol.4を観ました。この中でかみつれの話題がありましたので、今回はかみつれのお話。
ハーブ栽培が趣味なので、昔植えたことがあります。リンゴに似たさわやかなにおいのする、”香りのカーペット”を作ろうと思って。そのあと引っ越しをしたので、野望は潰えましたが、来年もこの場所にいたら、がんばってみましょい。
”図書館戦争”の作中では、かみつれは図書隊のマーク(*3)に使われています。選定したのは創設者にして基地指令の奥さんが好きだったからですが、花言葉は”逆境に耐える”、”逆境の中の活力”ということで、なかなかに意味深い選定です。
ストーリーは”図書館とメディア良化委員会が検閲を巡り武装化して戦う”とういうハードな設定ですが、ベースは”図書館の自由に関する宣言”の思想です。私たちが大切にしないといけないものを守る戦いに身を投じる隊員たちの活躍を描くアクションものです。
でも、けっこうラブコメなんですよね。”熱血バカ”こと笠原 郁さんと、”怒れるチビ”こと堂上 篤さんの。郁さんの図書隊への志望動機が、高校生の時、本の没収に抵抗した郁さんを助けた図書隊(郁さん曰く、”私の王子さま”)にあこがれて、というのも素敵です。これが、ラブコメの伏線になっています。
本編では、郁さんが”アホか!”と堂上さんにしょっちゅう叱られていますが、まわりからは過保護に見られているようです。両方とも根が熱血なのでくっつくまで紆余曲折ありますが、結局にたもの同士です。(小牧 幹久さん(*5)の談)
別冊では、”武闘派バカップル”全開です。
ちなみに私は、小牧 幹久さんのファンです。
図書館を愛するすべての人にお勧めです。
原作の有川浩の作品ははずれがないので、ぜひ他の作品もご愛読ください。
《脚注》
(*1)~の花が咲いたら
出展は”あらいぐまラスカル(日本アニメーション 1977年放映)”の主題歌から。元気のでる名曲です。ちなみにラスカルの声が野沢雅子さん(ドラゴンボールの孫悟空の中の人)は驚きです。
(*2)星雲賞
日本SF大会の大会の参加者の投票によって選ばれる賞。”日本沈没(小松 左京)”など、良作が目白押しです。
(*3)図書隊のマーク
かみつれの花と本を組み合わせています。具体的には公式ホームページを参照下さい。 徽章(階級章)もかみつれの花と本の組み合わせです(原作の最後にまとめて掲載されています)
(*4)図書館の自由に関する宣言(抄)
図書館は、基本的人権のひとつとして知る自由をもつ国民に、資料と施設を提供することを、もっとも重要な任務とする。この任務を果たすため、図書館は次のことを確認し実践する。
第1 図書館は資料収集の自由を有する。
第2 図書館は資料提供の自由を有する。
第3 図書館は利用者の秘密を守る。
第4 図書館はすべての検閲に反対する。
図書館の自由が侵されるとき、われわれは団結して、あくまで自由を守る。
(*5)小牧 幹久
”笑う正論”。堂上さんの同期で副班長。DVD版の声は石田 彰氏(エヴァンゲリオンの”渚カヲル”の声といえばわかる人も多いかも)。郁さんの入隊のきっかけの事件を知っており、ときどきくすぐりを入れてます。
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